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授業科目名 ものづくり実習II
時間割番号 UME252
担当教員名 猿渡 直洋/孕石 泰丈
開講学期・曜日・時限 後期・水・III-IV 単位数 1
<対象学生>
工学科2年次以上
<授業の目的>
本授業は機械系技術者に必須の技能である様々なものづくりの技術と安全意識を身につけ、また技術報告書の基本的な書き方を身につけることを目的としています。オンデマンドでものづくり技術の概要を理解し、実習授業での体験を通して身につけます。またより専門的な知識は,2年生後期の加工学Iおよび3年生前期の加工学IIで学びます。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門②専門的知識専門分野の基礎的知識を体系的に理解して説明
工-B③数理データ分析力ICT等により多様な情報を適切に収集し数理的に分析
工-C⑦理解力・判断力自然現象や社会的事象を理解・分析
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1・実習内容を通じて、実際に機械加工ができる能力を身に付けること工-A
2・各種工作法の概要および各種工作機械の操作を理解すること。工-B
3・実習内容などについて、正確に記述した報告書を作成できる能力を身に付けること。工-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%実習における個別課題評価
210%オンデマンドにおける個別課題評価・小テスト
350%実習報告書(指示に従った書式・内容の正確性・図表の活用・期限の厳守)
合計100% 
<授業の方法>
・受講に必要な情報については、授業第1回目のガイダンスにて説明するので必ず出席すること。ガイダンス開催日時等はCNSに掲示するのでよく注意してください。
・授業計画については、班ごとに異なるため、ものづくり実習II(後期開講)のシラバスも併せて参照してください。
・「実験実習における安全マニュアル」(山梨大学工学部発行)を熟続してください。
・オンデマンド/実習ともに1課題でも受講しないと、採点されないので注意してください。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・実習では各自が工作機械等を実際に操作するため、不注意な行動は大きな怪我につながります。受講時の着衣・髪型・靴・マスクの着用等、注意すべき事項はガイダンスで十分に説明するので、ガイダンスの出席は必須です。また注意事項を守れない場合、および学生保険制度(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/4015)等の保険に加入していない場合は、受講を認めませんので注意してください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 平井三友, 和田任弘, 塚本晃久共著, 機械工作法 増補, コロナ社, ISBN:9784339044812,
    (2005年出版 機械系教科書シリーズ, 3)

  2. 機械と工具, 工業調査会,
    (ISSN 0387-1053)

  3. ツールエンジニア, 大河出版,
    (ISSN 0389-4967)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
機械加工についての基礎知識を調べておく
次回の課題についてしらべる
授業内容機械加工の基礎知識と安全に行うための説明・報告書の書き方の説明
2タイトル溶接(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容被覆アーク溶接、TIG溶接、ガス溶接の練習を行い、その中で加工の原理・特徴等を理解し説明することができ、また基本的な操作方法を習得し、完成品をそれぞれ一点提出させ、習熟度を確認する。
3タイトル溶接(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容被覆アーク溶接、TIG溶接、ガス溶接の練習を行い、その中で加工の原理・特徴等を理解し説明することができ、また基本的な操作方法を習得し、完成品をそれぞれ一点提出させ、習熟度を確認する。
4タイトル鍛造
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容自由鍛造作業で「直角スコヤ」を製作することにより加熱温度(熱間・温間・冷間)、鍛造機械及び工具(コークス炉・金床・ハンマー・火箸・へし)などの名称や用途、およびそれらを用いたせぎり・のばし・曲げ・切断等の基礎加工の習得、周囲の確認・相互の声掛け等の安全な作業態度を養う。
5タイトル鋳造
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容砂型を用いた亜鉛鋳造を行うことにより、溶融金属の流れや冷却、型の強度とガス排出性、収縮によるひけや曲がり、重力鋳造における加圧(押し湯)の作用等、よい製品を作るため必要な知識について理解する。
6タイトル放電加工(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容ワイヤー放電加工機を使用して課題製作を行う中で、放電加工の原理、設備の構成、用途や加工例を学ぶ。プログラミング編では構成と各コードを学び、使用するデーターを作成する。加工編では本体の操作法と読み込み作業やAI機能等の本体条件設定を行う。作品の評価時には、各種測定器の使用方法の理解を深め、正しい測定法を習得する。
7タイトル放電加工(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容ワイヤー放電加工機を使用して課題製作を行う中で、放電加工の原理、設備の構成、用途や加工例を学ぶ。プログラミング編では構成と各コードを学び、使用するデーターを作成する。加工編では本体の操作法と読み込み作業やAI機能等の本体条件設定を行う。作品の評価時には、各種測定器の使用方法の理解を深め、正しい測定法を習得する。
8タイトル手仕上げ
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容手仕上げ加工(ヤスリ作業)と研磨加工(みがき作業)を行い黄銅鏡ペーパーウェイトの製作を通して機械加工と異なる人の手による精密な加工について理解すること、及びヤスリ作業・みがき作業の基本的な加工、各作業に用いられる工具・器具(各種ヤスリ,研磨紙,研磨剤)の特徴・使用方法を理解し習得する。
9タイトルみがき実習
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容手仕上げ加工(ヤスリ作業)と研磨加工(みがき作業)を行い黄銅鏡ペーパーウェイトの製作を通して機械加工と異なる人の手による精密な加工について理解すること、及びヤスリ作業・みがき作業の基本的な加工、各作業に用いられる工具・器具(各種ヤスリ,研磨紙,研磨剤)の特徴・使用方法を理解し習得する。
10タイトルオンデマンド実習(1)溶接
事前学習
事後学習
実習に関連した動画を視聴する。実習前に視聴するのが望ましい。
実習後の報告書作成時の参考にする。
授業内容Moodleにアップロードしている各課題に対応した動画を視聴するとともに、小テストを受ける。
11タイトルオンデマンド実習(2)鋳造・鍛造
事前学習
事後学習
実習に関連した動画を視聴する。実習前に視聴するのが望ましい。
実習後の報告書作成時の参考にする。
授業内容Moodleにアップロードしている各課題に対応した動画を視聴するとともに、小テストを受ける。
12タイトルオンデマンド実習(3)放電加工
事前学習
事後学習
実習に関連した動画を視聴する。実習前に視聴するのが望ましい。
実習後の報告書作成時の参考にする。
授業内容Moodleにアップロードしている各課題に対応した動画を視聴するとともに、小テストを受ける。
13タイトルオンデマンド実習(4)手仕上げ・みがき
事前学習
事後学習
実習に関連した動画を視聴する。実習前に視聴するのが望ましい。
実習後の報告書作成時の参考にする。
授業内容Moodleにアップロードしている各課題に対応した動画を視聴するとともに、小テストを受ける。
14タイトル報告書作成指導
事前学習
事後学習
報告書を仕上げておく
報告書の修正をする
授業内容実習報告書の書き方について確認を行う。
15タイトル総括とまとめ
事前学習
事後学習
各課題についての振り返りを行う準備をしておく
授業内容各課題についての振り返りを行う
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない
<備考>
(未登録)