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授業科目名 機械工学デザインI
時間割番号 UME201
担当教員名 伊藤 安海/鍵山 善之/杉山 裕文
開講学期・曜日・時限 前期・火・IV-V 単位数 1
<対象学生>
工学科2年次以上
<授業の目的>
機械設計と機械製図の基礎力を養うことを目的とした演習・実習を行う。前半の授業では,3D-CADの基礎的な操作法の習得を行う。後半では,実際の機械の設計,製図のプロセスを学ぶため,歯車ポンプの設計と2D-CADを用いた製図に取り組む。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門④問題解決力地域や産業ニーズを理解し課題・問題の解決案を提案
工-B⑧論理的思考力問題や課題を論理的思考で解決
工-C⑨創造的思考力・デザイン総合的な知見・専門知識・学科学的修経験による創造的思考で課題解決
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1機械設計のプロセスを説明できる。工-A
2機械の製図則を理解し,簡単な機械の図面程度であれば,何かを参考にすることなく作成できる。工-B
3機能,強度などを考慮して,適切な機械要素の選択や,加工部品の設計ができる。工-C
43D-CADによる簡単な機械部品のモデリングをすることができる。工-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%理解度を測る小テストと課題により評価する
225%作成された歯車ポンプの製図により評価する
325%歯車ポンプの設計計算書において与えられた設計仕様を満たしているか否かを評価する
440%3次元CADの各回課題および最終自由課題により評価する
合計100% 
<授業の方法>
「デザイン基礎」に関しての基礎知識(図面の書き方)を学んでおくこと。また『基礎工学』部門の「もの作り実習」を同時に履修すること。
注意:本科目に続き「機械工学デザインII」が開講されている。これらの科目を履修する前提として、本科目の単位を取得しなければならない。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 林洋次監修, 機械製図入門, Array, ISBN:9784407335453,
    (2014年出版 First stageシリーズ, 機械)
<参考書>
  1. 実際の設計研究会監修 ; 米山猛著, 機械設計の基礎知識 : はじめて設計をする人へ, Array, ISBN:9784526032837,
    (1993年出版 実際の設計選書)
<授業計画の概要>
1タイトル機械工学デザインI概要・講義ガイダンス
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、関連科目の復習を行う(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容設計・製図概要、製図および強度計算の復習、設計課題の説明、小テスト
2タイトル3次元CADの使用法の学習(1)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆モデリングの基礎(ワークプレーンとマシニング)
3タイトル3次元CADの使用法の学習(2)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆モデリングの応用(より複雑なマシニング)
4タイトル3次元CADの使用法の学習(3)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆モデリングの応用(ロフトとスイープ)
5タイトル3次元CADによる機械要素の製図
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆機械要素(ブロック)の製図と2次元CADへの変換
6タイトル3次元CADによる自由課題作成
事前学習
事後学習
・ 授業前に、自由課題で作成する工業製品について検討、調査する(20分)
・ 授業後に、レポート完成させ、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆身近な工業製品のモデリング,レポートの作成
7タイトル構造設計と強度計算
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆伝動軸設計法の学習(材料力学の復習と演習)
8タイトル歯車ポンプの設計(1)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆歯車ポンプの基礎・動作原理,歯車ポンプの分解・スケッチ
9タイトル歯車ポンプの設計(2)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆設計書作成(設計方針説明,吐出圧力や所要動力,吐出流量の決定など)
10タイトル歯車ポンプの設計(3)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆設計書作成(機械材料・公差の決定,歯車,軸の設計,規格からの選定など)
11タイトル歯車ポンプの製図(1)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆設計書の提出,部品図の作成
12タイトル歯車ポンプの製図(2)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆設計書の修正・提出,部品図の作成
13タイトル歯車ポンプの製図(3)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆部品図・組立図の作成,検図
14タイトル歯車ポンプの設計(4)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆検図・図面の修正
15タイトル歯車ポンプの設計(5)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、使用方法を一通り確認する(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容☆図面の提出
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
・3次元CADについては、学生個々人が独自に取り組む自由課題の内容を改良する
・歯車ポンプの製図については,各授業内容を一部修正し説明内容を拡充する
<備考>
(未登録)