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授業科目名 メカトロニクス製図
時間割番号 UJM201
担当教員名 寺田 英嗣/平 晋一郎/北野 雄大
開講学期・曜日・時限 前期・水・I-II 単位数 2
<対象学生>
工学科2年次以上
<授業の目的>
メカトロニクス製図では、デザイン基礎およびメカトロニクス実習(機械)で学んだ機械製図に関する知識を駆使して、実践で活用できる能力を高めることを目標とする。この授業ではCADの操作方法を確実に身につけるため、いくつかの製図課題に取り組む。さらには3D-CADについても、3Dモデルを作成するとともに簡単な操作ができるようにする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門②専門的知識専門分野の基礎的知識を体系的に理解して説明
工-B⑦理解力・判断力自然現象や社会的事象を理解・分析
工-C⑧論理的思考力問題や課題を論理的思考で解決
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1機械製図の基本をしっかりと説明できること。工-A
22D-CADを使って、JISに基づく機械製図が描けること。工-B
33D-CADを使って、3Dモデルを作成することができる。工-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%JIS機械製図に関する試験による
240%2D-CADの課題による
350%3D-CADの課題による
合計100% 
<授業の方法>
ひとり1台の端末を使ってCAD実習を主に行う。CADの操作法を適時学習し、課題に取り組む。おもに提出された課題が成績評価の対象となる。なお、授業を受けるにあたって必要であり、また2D-CADのなかでJIS機械製図に関する試験を実施するので、デザイン基礎およびメカトロニクス実習(機械)のなかで学んだ「機械製図」の基礎をしっかり復習しておくこと。さらに、「機械要素I」とも関連するため、「機械要素I」の内容を十分に理解し,計算できるよう努めること。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
CADは単なるお絵かきソフトではない。技術者にとっては、正しい機械製図の描き方を理解したうえで使ってはじめて価値のあるものとなる。この実習授業を機に、CADソフトの操作法を習得するとともに機械製図の理解度をさらに深めてほしい。
<テキスト>
  1. 藤本 元/御牧 拓郎(監修)、植松 育三/高谷 芳明/深井 完祐(共著), 初心者のための機械製図, 森北出版, ISBN:9784627664333
<参考書>
  1. 吉澤 武男(編著)、堀 幸夫/富家 知道/蓮見 善久/中島 尚正/村上 存(著), 新編 JIS機械製図, 森北出版, ISBN:9784627664333
  2. 大西清, JISにもとづく機械設計製図便覧 第11版, Array, ISBN:9784844520245,
    (2009年出版)

  3. 林洋次監修, 機械製図入門, 実教出版, ISBN:9784407335453,
    (2014年出版 First stageシリーズ, 機械)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス、Creo Elements/Direct Draftingの基本操作
事前学習
事後学習
テキストによるJIS機械製図の基礎事項に関する予習・復習を各自で行う。
授業内容授業内容の説明と2D-CADソフトの動作確認および操作方法の説明をする。
2D-CADの製図課題[1]Lブロックの作図を行う。
2タイトル2D-CAD Vプーリの作図-1
事前学習
事後学習
テキストによるJIS機械製図の基礎事項に関する予習・復習を各自で行う。
授業内容2D-CADの製図課題[2]Vプーリの作図を行う。
3タイトル2D-CAD Vプーリの作図-2
事前学習
事後学習
テキストによるJIS機械製図の基礎事項に関する予習・復習を各自で行う。
授業内容2D-CADの製図課題[2]Vプーリの作図を行う。
4タイトル2D-CADの製図課題[3]図枠の作成と図面への取り込み
事前学習
事後学習
テキストによるJIS機械製図の基礎事項に関する予習・復習を各自で行う。
授業内容2D-CADの製図課題[3]図枠の作成と図面への取り込みを行う。
製図課題[1],[2],[3]を検図し提出する。
5タイトル2D-CADの製図課題[4]Vプーリの設計変更-1
事前学習
事後学習
テキストによるJIS機械製図の基礎事項に関する予習・復習を各自で行う。
授業内容2D-CADの製図課題[4]Vプーリの設計変更にともなうサイズ等の修正を行う。
6タイトル2D-CADの製図課題[4]Vプーリの設計変更-2
事前学習
事後学習
テキストによるJIS機械製図の基礎事項に関する予習・復習を各自で行う。
授業内容2D-CADの製図課題[4]Vプーリの設計変更にともなうサイズ等の修正を行う。
7タイトルJIS機械製図に関する試験
事前学習
事後学習
テキストによるJIS機械製図の基礎事項に関する予習を各自で行う。
授業内容JIS機械製図に関する筆記試験を受験し,さらに製図課題[4]を検図し提出する。
8タイトル3D-CAD ワークプレーン、プロファイル
事前学習
事後学習
なし
授業内容3D-CADソフトCreo Elements/Direct Modeling Expressを用いて3D-CADの基本的な使用方法について説明する。基本作業であるワークプレーン、プロファイルの概念について説明し、3Dモデルの作図を行い、課題として提出する。
9タイトル3D-CAD マシニング
事前学習
事後学習
なし
授業内容3D-CADの基本作業であるマシニングの概念について説明する。主にプル、形状削除、パンチ、和、差などのモデル作成について説明し、3Dモデルの作図を行い、課題として提出する。
10タイトル3D-CAD 自由曲面、アセンブリ、2D図面作成
事前学習
事後学習
なし
授業内容3D-CADの基本作業である自由曲面、アセンブリ、2D図面作成の概念について説明し、3Dモデルの作図を行い、課題として提出する。
11タイトル3D-CAD Vプーリの作図
事前学習
事後学習
なし
授業内容3D-CADの応用演習としてVプーリの3Dモデルの作図を行い、課題として提出する。
12タイトル3D-CAD フランジ形固定軸継手の作図
事前学習
事後学習
なし
授業内容3D-CADの応用演習としてフランジ形固定軸継手の3Dモデルの作図を行い、課題として提出する。
13タイトル3D-CAD 工業製品の作図
事前学習
事後学習
なし
授業内容3D-CADの応用演習として工業製品の2D-CADを元に3Dモデルの作図を行い、課題として提出する。
14タイトル3D-CAD 工業製品の作図
事前学習
事後学習
なし
授業内容3D-CADの応用演習として工業製品の2D-CADを元に3Dモデルの作図を行い、課題として提出する。
15タイトル3D-CAD 工業製品の作図
事前学習
事後学習
なし
授業内容3D-CADの応用演習として工業製品の2D-CADを元に3Dモデルの作図を行い、課題として提出する。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
機械設計の実務経験者が図面指導を実施する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない
<備考>
(未登録)