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授業科目名 ソフトウェア工学及び演習I
時間割番号 UCS256
担当教員名 高橋 正和
開講学期・曜日・時限 後期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
工学科2年次以上
<授業の目的>
適切なソフトウェアを開発するためには、顧客の要求を正しく理解して、それをプログラムに反映させることが必須である.本授業では代表的な分析・設計。実装の手法である構造化手法とオブジェクト指向手法について概説する.さらに、実習を行うことで、これらの手法を用いて小規模なソフトウェアの分析・設計・実装を行う技術を習得する.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門②専門的知識専門分野の基礎的知識を体系的に理解して説明
工-B④問題解決力地域や産業ニーズを理解し課題・問題の解決案を提案
工-C⑧論理的思考力問題や課題を論理的思考で解決
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1要求分析について説明することができ、小規模なソフトウェアの要求を分析できること.工-A
2構造化分析・設計手法を説明でき、小規模なソフトウェアに対して適用できること.工-C
3オブジェクト指向分析・設計手法を説明でき、小規模なソフトウェアに対して適用できること.工-C
4顧客の要求に基づいた解決策を提案できること工-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%中間評価および期末評価で理解度を評価する.
240%中間評価で理解度を評価する.
340%期末評価で理解度を評価する.
410%中間評価および期末評価で理解度を評価する.
合計100% 
<授業の方法>
原則、対面で実施する.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
ソフトウェアを設計する際の考え方を理解するように努めること.
プログラム開発の経験が必須であること.
<テキスト>
  1. 神長明、郷健太郎、杉浦茂樹、高橋正和、藤田茂。渡辺喜道, ソフトウェア工学の基礎, 共立出版
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル受講案内、要求分析と設計とは、構造化手法の考え方
事前学習
事後学習
特になし
授業内容構造化手法とは
2タイトル構造化分析・設計手法(1)
事前学習
事後学習
内容を復習する
授業内容データ・フロー・ダイヤグラム
3タイトル構造化分析・設計手法(2)
事前学習
事後学習
内容を復習する
授業内容データ・コンテキストダイヤグラム、構造図
4タイトル構造化分析・設計手法(3)
事前学習
事後学習
内容を復習する
授業内容構造図、疑似コード
5タイトル構造化分析・設計手法(4)
事前学習
事後学習
演習の内容理解できるようにしておく
授業内容総合演習1
6タイトル構造化分析・設計手法(5)
事前学習
事後学習
演習の内容理解できるようにしておく
授業内容総合演習2
7タイトル中間評価まとめ
事前学習
事後学習
演習問題を理解しておくこと
授業内容中間評価(総括まとめ)
8タイトルオブジェクト指向分析・設計(1)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容オブジェクト指向分析・設計の考え方
9タイトルオブジェクト指向分析・設計(2)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容ユースケース図、アクティビティ図、クラス図
10タイトルオブジェクト指向分析・設計(3)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容クラス図、オブジェクト図
11タイトルオブジェクト指向分析・設計(4)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容シーケンス図、状態マシン図
12タイトルオブジェクト指向分析・設計(5)
事前学習
事後学習
演習問題を理解しておくこと
授業内容演習問題を理解しておくこと1
13タイトルオブジェクト指向分析・設計(6)
事前学習
事後学習
演習問題を理解しておくこと
授業内容総合演習2
14タイトルオブジェクト指向分析・設計(7)
事前学習
事後学習
演習問題を理解しておくこと
授業内容演習問題を理解しておくこと3
15タイトル評価(総括まとめ)
事前学習
事後学習
演習問題を理解しておくこと
授業内容期末評価(総括まとめ)
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の企業でのソフトウェア開発経験ををもとに、ソフトウェア開発における共通言語である構造化手法、オブジェクト指向手法について概説するとともに、小規模ソフトウェアの設計を実施する.この作業を通じてソフトウェアモデリング言語であるDFD、UMLを読み書きできるようにする.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
授業は対面形式で実施する.