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授業科目名 基礎電気理論
時間割番号 UCS201
担当教員名 高橋 正和
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
工学科2年次以上
<授業の目的>
我々の身の回りには様々な電子機器が存在する.工学部の学生として、それらの基本を常識として習得しておくことが望ましい.そこで,本授業では,前半では直流回路と交流回路に関する基本知識を習得し,簡単な回路について電流や電圧を計算できるようにする.後半ではダイオードやトランジスタの動作原理を習得し,簡単な回路について電流や電圧を計算できるようにする.これらを通して,電子機器の動作原理を理解する.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門②専門的知識専門分野の基礎的知識を体系的に理解して説明
工-B⑧論理的思考力問題や課題を論理的思考で解決
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1直流回路と交流回路の基本を習得している工-A
2ダイオード,トランジスタなどの動作原理とそれらで構成される回路の基本を習得している工-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%直流回路と交流回路の基本を習得しているか,「中間評価:まとめ」で評価する.
250%ダイオード,トランジスタなどの動作原理とそれらで構成される回路の基本を習得しているか「総括評価:まとめ」で評価する.
合計100% 
<授業の方法>
対面で実施する.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
電気学の基礎を理解していることが望ましい.
<テキスト>
  1. ハンズアウトを配布する.
<参考書>
  1. 大熊康弘, 図解で分かる 初めての電気回路, 技術評論社, ISBN:ISBN4-7741-0922-3
<授業計画の概要>
1タイトル各種の回路と部品
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容電気回路と電子回路,受動部品と能動部品に関する解説
2タイトル直流回路(1)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容オームの法則に関する解説
3タイトル直流回路(2) 
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容キルヒホッフの法則に関する解説
4タイトル交流回路(1)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容抵抗,コイル,コンデンサを含む交流回路に関する解説
5タイトル交流回路(2)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容複数の部品を含む交流回路に関する解説
6タイトル交流回路(3)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容直列と並列の交流回路,交流回路の電力に関する解説
7タイトル交流回路(4)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容三相交流に関する解説と前半のまとめ
8タイトル中間評価:まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:第1回から第7回の内容の復習
事後学習:中間試験の結果に関する振り返り
授業内容中間試験の実施
9タイトル半導体(1)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容P形半導体,n形半導体,半導体の物理的な特性に関する解説
10タイトル半導体(2)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容pn接合ダイオード,ダイオードの特性,他のダイオードに関する解説
11タイトル半導体(3)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容トランジスタ1:構成と動作原理,接地法,増幅率に関する解説
12タイトル半導体(4)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容トランジスタ2:バイアス回路に関する解説
13タイトル低周波増幅回路
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容低周波増幅回路の動作に関する解説
14タイトル後半のまとめ
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:講義内容の復習
授業内容後半のまとめ
15タイトル総括評価:まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:第9回から第14回の内容の復習
事後学習:期末試験の結果に関する振り返り
授業内容期末試験の実施
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
令和7年度から担当教員の変更となったため,前年度の授業に対する要望はない.

授業の録画については,設備が無いため難しい.授業時間内に集中して学習してほしい.
<備考>
(未登録)