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授業科目名 応用工学実験I
時間割番号 TAM307
担当教員名 全教員
開講学期・曜日・時限 前期・月・III-1-V-1 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
先端材料理工学科の各教員が担当する実験を通じ、これまでの物理・化学・数学の講義や各教員の担当の講義・座学がどのように材料理工学に具体的に反映されているかを主体的行動的に学習する。 
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>先端材料理工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
AM-A専門2.専門的知識・技術材料科学
AM-B量子デバイス
AM-C融合科学技術
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
AM
1酸化物超伝導体の合成と評価 に関する原理を理解し、適切に実験データを解析しレポートにまとめることができる。AM-A
2光触媒の合成と触媒活性の評価、光触媒の合成と評価 に関する原理を理解し、適切に実験データを解析しレポートにまとめることができる。AM-A
3定常電流場の観察 に関する原理を理解し、適切に実験データを解析しレポートにまとめることができる。AM-C
4放電現象と薄膜加工に関する原理を理解し、適切に実験データを解析しレポートにまとめることができる。AM-B
5有機化合物の構造・反応・物性 に関する原理を理解し、適切に実験データを解析しレポートにまとめることができる。AM-C
6金属イオンにおける電子遷移が発光・光吸収に及ぼす原理を理解し、適切に実験データを解析しレポートにまとめることができる。AM-A
7波動現象とその結晶構造解析への応用 に関する原理を理解し、適切に実験データを解析しレポートにまとめることができる。AM-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
114%レポートにより科学的記述の適正、考察力、原理の理解度を評価する。取り組む姿勢を観察により評価する。
214%レポートにより科学的記述の適正、考察力、原理の理解度を評価する。取り組む姿勢を観察により評価する。
314%レポートにより科学的記述の適正、考察力、原理の理解度を評価する。取り組む姿勢を観察により評価する。
414%レポートにより科学的記述の適正、考察力、原理の理解度を評価する。取り組む姿勢を観察により評価する。
514%レポートにより科学的記述の適正、考察力、原理の理解度を評価する。取り組む姿勢を観察により評価する。
615%レポートにより科学的記述の適正、考察力、原理の理解度を評価する。取り組む姿勢を観察により評価する。
715%レポートにより科学的記述の適正、考察力、原理の理解度を評価する。取り組む姿勢を観察により評価する。
合計100% 
<授業の方法>
・「面接授業」、「ライブ型」オンライン、「オンデマンド型」オンラインで行う実験がある。
・実験装置などに引っかからない作業しやすい服装・身支度で受講すること。
・白衣着用の有無や詳しい持ち物については各当教員が指示する。
・実験室、出入り口等の掲示に留意する。
・実験手引書(指導書)や資料、課題の指示は,moodleに掲載される。レポート提出は基本moodleを用いて行うが、テーマにより担当教員に直接紙媒体で提出する場合が有る。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
すべての実験に出席しレポートが合格の場合に単位が得られる。
レポート提出方法等、各実験テーマの指示を参照すること。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 各実験テーマ毎に提示
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
特になし
授業内容概要説明
2タイトル酸化物超伝導体の合成 (担当:綿打、長尾、丸山)   
事前学習
事後学習
実験前の予習課題
実験後のレポート課題による復習
授業内容銅酸化物超伝導体の作製
3タイトル酸化物超伝導体の物性評価 (担当:綿打、長尾、丸山)     
事前学習
事後学習
実験前の予習課題
実験後のレポート課題による復習
授業内容作製した銅酸化物超伝導体の物性評価(X線回折, 電気抵抗の温度依存性など)
4タイトル光触媒の合成と触媒活性の評価1・光触媒の合成(担当:武井、齋藤)
事前学習
事後学習
実験資料に目を通しておく
授業内容水熱法を用いて光触媒を合成する
5タイトル光触媒の合成と触媒活性の評価2・光触媒活性の評価(担当:武井、齋藤)
事前学習
事後学習
得られた成果をまとめレポートを作成する
授業内容作製した試料を用いて光触媒活性を評価する 
6タイトル定常電流場の観察1(担当:居島、酒井、内山)
事前学習
事後学習
事前:実験指導書を熟読しておく。
事後:実験で得られた結果について考察し、2週目で実施するモデルを考えておく。
授業内容実験指導書に沿って、2次元平面における定常電流場の測定を行う。
7タイトル定常電流場の観察2(担当:居島、酒井、内山)
事前学習
事後学習
事前:2週目で実施するモデルを考えておく。
事後:実験で得られた結果についてよく考察し、実験レポートにまとめる。 
授業内容1週目のモデルに変更を加えて定常電流場の測定を行い、結果を比較する。
8タイトル放電現象の基礎と薄膜加工1(担当:佐藤、近藤)
事前学習
事後学習
実験資料を読む。
原子の電子励起に伴う発光スペクトル解析を通して電子状態間遷移を理解する。
授業内容水素や希ガス等の気体の放電開始電圧を測定し、放電発光スペクトルを分光器で計測し、帰属を行う。
9タイトル放電現象の基礎と薄膜加工2(コロナ規制の場合には内容変更あり)(担当:佐藤、近藤)
事前学習
事後学習
実験資料を読む
課題の科学的原理を理解する
授業内容超臨界流体を用いた薄膜の化学的合成を行って基本的な物性を評価する。
10タイトルMDによる石英相転移の観察/イオン伝導性高分子膜の導電率測定1(担当:則竹、三宅)
事前学習
事後学習
事前:講義資料の当該箇所を熟読しておくこと。
事後:レポートを課すので、それを活用するなど、しっかり復習しておくこと。 
授業内容石英相転移の観察を行う。
11タイトルMDによる石英相転移の観察/イオン伝導性高分子膜の導電率測定2(担当:則竹、三宅)
事前学習
事後学習
事前:講義資料の当該箇所を熟読しておくこと。
事後:レポートを課すので、それを活用するなど、しっかり復習しておくこと。
授業内容イオン伝導性高分子膜の導電率測定・計算・考察を行う。
12タイトル遷移金属イオンが発する蛍光のホスト結晶構造依存性評価1(担当:米崎、東海林)
事前学習
事後学習
事前:X線回折法を用いた結晶相の同定について基礎工学実験Iのテキストで復習する
事後:自由記述の実験結果レポートに取り組み、結晶の構造について考察する
授業内容遷移金属イオンを賦活剤とした蛍光体を合成する
13タイトル遷移金属イオンが発する蛍光のホスト結晶構造依存性評価2(担当:米崎、東海林)
事前学習
事後学習
事前:原子の電子状態を記述する項記号について無機材料工学もしくは物理化学のテキストで復習する
事後:自由記述の実験結果レポートに取り組み、イオンと発光の関係について考察する
授業内容遷移金属イオンを賦活剤とした蛍光体を構成する結晶相の同定および発光特性の評価を行う
14タイトル波動現象とその結晶構造解析への応用1(担当:張本、山中、有元、原)
事前学習
事後学習
事前:配布資料を読み概略を理解しておく(ブラッグの式の復習等)。
事後:電子回折の基礎に関する課題を解く。
授業内容レーザーポインターを用いた回折に関するモデル実験と、透過電子顕微鏡を用いた透過電子回折の実験を行う。また、これに関連した課題に取り組む。
15タイトル波動現象とその結晶構造解析への応用2(担当:張本、山中、有元、原)
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料に基づき、光波回折と干渉、2光波干渉を用いたレーザー計測について予習しておく。
事後課題:光波回折・干渉の実験関する課題を解き、実験データの解析と考察を行う。
授業内容単スリットによる光波回折実験、二重スリットを用いた二光波干渉実験、レーザー波長の計測実験と、圧電素子変位特性の計測の実験を行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度と同様に実施
<備考>
(未登録)