授業科目名				担当教員
生産加工学特論				孕石　泰丈
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
PTV704	2	(未登録)	1	前期	火	III
［概要と目標］
材料からある目的のために、材料をどのように変えていくのかを考えることが、生産加工学ともいえる。ここに必要な知識は、素材、工具、工作機械の組み合わせだけでなく、それぞれの性質を十分に理解しておく必要がある。これらの領域は多岐に渡るが、本講義では現在の生産加工・工作機械の研究分野での研究事例を調べ理解する。 The material processing is the important process for manufacture of engineering products. The aim of this lecture is to deeply understand the main material processing, such as removal processing, plastic deformation processing, and melt processing. In addition, the purpose is to know the latest processing trends.
[到達目標]
工業製品の製造に用いられる基礎的な、各種加工法の分類と特徴を理解し説明できること。 その上で、最新の加工技術、工作機械、工具、砥石、加工計測、加工制御、NC、生産システム、自動化技術などに関して理解すること。 To understand the characteristic and classification of the processing methods for the manufacturing of engineering products. And investigate and understand the latest trends in the above processing methods.
［必要知識・準備］
機械工作法、材料力学、塑性加工および工業材料の基礎を習得していること。 Fundamental knowledge of material mechanics, plastic deformation, and industrial materials of undergraduate level.
［評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：期末期  50  % 到達目標に関連する知識や理解度を評価する. Report: 50%  2 小テスト／レポート  50  % 発表用資料やレポート等の内容を評価. Presentation: 50%
［教科書］
適宜、指示する
［参考書］
平井三友、和田任弘、塚本晃久, 機械工作法, コロナ社, ISBN:4339044814 奥山繁樹、宇根篤暢、由井明紀、鈴木浩文, 機械加工学の基礎, コロナ社, ISBN:978-4339046328 益田森治、室田忠雄, 工業塑性力学, 養賢堂 河村末久、矢野章成、樋口誠宏、杉田忠彰, 研削加工と砥粒加工, 共立出版, ISBN:978-4320080324 吉田総仁, 弾塑性力学の基礎, 共立出版
［講義項目］
第１回　オリエンテーション、加工法概要説明 第２回　切削加工・研削加工・研磨加工・精密加工等の基礎を理解し、説明できる。 第３回　放電加工・レーザ加工、化学加工の基礎を理解し、説明できる。 第４回　成形加工・造形加工の基礎を理解し、説明できる。 第５回　工作機械・工具・砥石・砥粒・工作用機器・切削油剤の基礎を理解し、説明できる。 第６回　加工計測・加工制御・NC等の基礎を理解し、説明できる。 第７回　生産システム・自動化技術・エコマシニングの基礎を理解し、説明できる。 第８回　～第１４回　上記のいずれかのトピックに関連した研究事例を調査し、 プレゼンおよびディスカッションを行う。 第１５回　全体のまとめ・総括 1. Orientation, overview of processing method 2-7. Understand the basics of cutting, grinding, polishing, precision machining, etc. 8-14. Investigate research cases related to the above themes, Have a presentation and discussion. 15. Summary
［前年度授業に対する改善要望等への対応］
前年度と同様に実施