1 | タイトル | 分子生物学とは何か、生物学全体の中での位置付け |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | この講義では分子生物学はどのような学問分野であるのかを概説する。生化学や遺伝学との関係、組換えDNA実験をはじめとした分子生物学的実験と分子生物学という分野の関係を述べる。また、分子生物学が生まれた時代背景についても簡単に触れる。 |
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2 | タイトル | 遺伝と遺伝学、遺伝情報 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | 遺伝と遺伝学についてその基礎を振り返りを行う。ワトソンとクリックによるDNA二重螺旋のモデルが提唱される前に遺伝学では何が分かっていたのかについて概説する。 |
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3 | タイトル | 大局的に見た生物の分類(真核生物、原核生物、ウイルスなど)について概説する。 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | 生物の分類の基盤について概説する。生物界は大きくバクテリアとアーキア、真核生物の3つに分類することができる。細胞の様々な機構や構成要素はこれらの3つのドメインごとに大きく異なることがわかっている。また、真核細胞はアーキアにアルファプロテオバクテリアが共生しミトコンドリアが、シアノバクテリアが共生して葉緑体が進化したことなどにも簡単に触れる。ウイルスについてもどのような種類のものが知られているか概説する。 |
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4 | タイトル | DNAの構造 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | DNAの基本構造、フォスフォジエステル結合、塩基の水素結合などについて概説する。 |
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5 | タイトル | RNAの構造 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | RNAの基本構造、DNAとの化学的性質の違い、細胞の中で見られるRNA分子の種類などについて概説する。また、実験でRNAを扱う場合の注意についても説明する。 |
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6 | タイトル | 遺伝子の構造、ゲノム構造、クロマチン、ヌクレオソーム |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | 真核生物とバクテリア、アーキアにおける遺伝子の基本的な構造を解説する。それぞれの構造の特徴と違いについて確認する。また、それぞれのドメインにおけるゲノム全体の構造や大きさの違いなどについても概説する。さらに、真核生物に特有のクロマチン、ヌクレオソームとヒストンタンパク質の修飾についても概説する。 |
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7 | タイトル | DNAの複製 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | バクテリア、真核生物のゲノムDNAの複製について概説する。特にDNA polymeraseの種類と性質、DNA合成の方向性、プライマー、岡崎フラグメントなどについて復習する。 |
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8 | タイトル | DNAの変異と修復 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | DNAの変異はどのようにして起こるのか、複製に伴うものと化学的、物理的な要因で起こるものについてまとめる。またそれぞれについて細胞はどのように修復を行う機構を持っているのかについて解説する。 |
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9 | タイトル | 修復(相同組換え)・転写のしくみ |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | 第8回に続き、DNA修復について相同組換えの機構について概説する。また、真核生物とバクテリアの転写の仕組みについて解説する。 |
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10 | タイトル | RNAスプライシング |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | 真核細胞におけるスプライシングの基本的機構について概観する。スプライソソーム型や自己スプライス型のスプライシングとリボザイムについても解説する。 |
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11 | タイトル | 翻訳 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | 真核生物、バクテリアにおける翻訳の過程を概説する。アミノアシルtRNAの合成、リボソームによる翻訳の開始、伸長、終結について基本的な機構を解説する。 |
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12 | タイトル | 翻訳の調節・タンパク質の生産 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | 第11回の翻訳に続いて、バクテリア・真核生物における翻訳の調節について概説する。後半ではタンパク質の生産のための手法や関連技術について解説する。 |
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13 | タイトル | 原核生物の転写調節 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | バクテリアの転写調節について概説する。代表的な例として大腸菌のlacオペロンの調節を取り上げ、リプレッサーとオペレーター、カタボライトリプレッション、実際にlacZがベクターでどのように使われるかなどについて解説する。 |
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14 | タイトル | 真核生物の転写調節 |
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事前学習 事後学習 | 授業後、moodleを用いて講義内容の理解度を評価する小テストを行う。 |
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授業内容 | 真核生物の代表的な転写因子について述べるとともにエンハンサー、サイレンサー、インスレーターなどについても概説する。エピジェネティックな転写調節については分子生物学Ⅱでの講義に譲ることとする。 |
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15 | タイトル | 総括とテスト |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | 分子生物学Ⅰの講義全体を振り返り、総括を行う。また、講義全体の理解度を確認するためのテストを行う。 |
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16 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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17 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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18 | タイトル | |
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26 | タイトル | |
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30 | タイトル | |
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