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授業科目名
担当教員
技術経営システム特論
酒井 宏樹
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
GTT504 1 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
技術経営とは、企業において技術に関する「投資の費用対効果を最大化すること」を目的としている。研究開発のための開発ではなく、技術・製品開発成果の活用により事業として収益を確保するための手段として知的財産の活用がある。本講義は、知的財産マネージメントに必要な産業財産権法および周辺(技術者倫理も含む)についての概要を理解し、国内外企業の訴訟や新規事業創出等の具体的事例を通して、知的財産マネージメントに必要な法律上の知識や知的財産と経営戦略との関係についての知識を習得することを目的とする。
[到達目標]
知的財産法の基礎的知識、知的財産戦略の基本について理解をすることを目標とする。
[必要知識・準備]
YINS-CNSに掲示された資料を印刷して持参すること。試験で使用するので、六法は必ず最新版を購入すること。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %特許の手続きと権利行使について理解できたかどうか 
2小テスト/レポート 50  %特許の手続きに関してフローチャートを作成することにより、理解を深める。 
[教科書]
  1. ポケット六法, 有斐閣,
    (最新版であれば他の六法でも構いません。最低限、特許法、著作権法、民事訴訟法が掲載されていること。)
[参考書]
  1. 平嶋竜太, 宮脇正晴, 蘆立順美著, 知的財産法 : 入門 第3版, Array, ISBN:9784641243606,
    (2023年出版)

  2. 鈴木公明(編著), 知財戦略の教科書, 秀和システム
  3. 丸島儀一, 知的財産戦略, ダイヤモンド社
  4. 伊丹敬之, 経営戦略の論理, 日本経済新聞出版社
  5. 遠藤功, 経営戦略の教科書, 光文社
[講義項目]
第1回 技術経営概論
第2回 法学概論、技術者倫理
第3回 特許法(1) 
第4回 特許法(2)
第5回 著作権法(1)
第6回 著作権法(2)
第7回 知的財産戦略、経営戦略
第8回 試験
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
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