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授業科目名 科学者倫理
時間割番号 GSC501 B
担当教員名 武井 貴弘/熊田 伸弘
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 1
<対象学生>
2024年度以前の入学生(M・E・K・J)
<授業の目的>
現代社会では国際的に通用する高い倫理性とリスクに対する適切な対応が求められている。本講義では、高度専門職業人として求められる職業的倫理を涵養するために技術者・研究者倫理、生命倫理、環境倫理等について理解する。過去に科学者倫理を問われた国内外の事例を紹介するとともに、適切な研究データの取扱い方、実験ノートの重要性、科学論文作成上の注意点等の研究不正防止に関わる具体的事項について理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医工農学総合教育部向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
M-A共通教養倫理観及び社会性、国際性高度で専門的な知識と能力を有する職業人として求められる法律や研究倫理を深く理解している職業人として必要な法律、研究倫理の理解している
M-B汎用能力専門に根差した科学的思考力現代社会が直面する課題に関するデータについて、様々な研究分野におけるデータ解析手法に精通し活用できる課題解決に研究分野のデータ解析手法に精通し活用できる
M-C論理的コミュニケーションスキル自己の研究の成果を社会に応用し、役立つよう、社会に積極的に還元するために専門分野を越えて他分野の人たちと論理的なコミュニケーションができる
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
修士
1研究目的設定、結果発表など研究過程において逸脱してはいけない規範を熟知し、説明できる。M-A
2倫理に配慮したデータの取り扱い方について説明できるM-B
3科学者倫理についての自己の意見を確立し説明できるM-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%研究過程における規範についての考え方を評価する。
225%倫理に配慮したデータの取り扱い方についての理解度を評価する
325%科学者倫理についての自己の意見を評価する
合計100% 
<授業の方法>
特定の知識は前提とせず、講義の進行に合わせて各自課題を設定し、レポートを作成することで必要な知識を身につける。
授業は対面で行うが、必要に応じて、オンライン教材の利用、事前学習、プレゼンテーション、ディスカッション等を導入したアクティブラーニングを実施する場合がある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 日本学術振興会編, 科学の健全な発展のために -誠実な科学者の心得-, 丸善
  2. 土木学会倫理・社会規範委員会倫理規定教材作製部会編, 土木技術者の倫理を考える 3.11 と土木の原点への回帰, 土木学会
  3. 米国科学アカデミー, 科学者をめざす君たちへ, 化学同人
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス、なぜ科学者倫理を学ぶのか(科学者と科学研究)(武井)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:学んだ項目を振り返る
授業内容科学者倫理の意義を学ぶ
2タイトル科学者倫理の概要1(科学研究における倫理)(武井)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:学んだ項目を振り返る
授業内容科学者倫理の概要を理解する
3タイトル科学者倫理の概要2(研究不正と社会への影響)(武井)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:学んだ項目を振り返る
授業内容特に不正と社会への影響を学ぶ
4タイトル科学者倫理の概要3(AI開発の倫理及び大学の不正防止体制)(武井)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:学んだ項目を振り返る
授業内容不正防止体制について考える
5タイトル事例研究1(科学者の倫理と価値観)(熊田)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:ハゲタカジャーナルでないジャーナルの検索方法の再確認
授業内容倫理と価値観との関係性を学ぶ
6タイトル事例研究2(組織と個人)(熊田)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:ハラスメントについて再確認
授業内容組織と個人の場合の事例を学習する
7タイトル事例研究3 (事故と安全I)(熊田)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:セブンステップガイド
授業内容事故と安全性についての事例を学ぶ
8タイトル総括と振返り(熊田)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:科学者の行動規範
授業内容総括を行う
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の熊田はベンチャー企業を有している
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
未実施のため該当しない
<備考>
(未登録)