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授業科目名 邦楽器実習
時間割番号 EEU223
担当教員名 山口 裕加奈
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 1
<対象学生>
音楽教育の2年生。大学院生も可能。
<授業の目的>
箏の基本的な扱い方・奏法を身につけ、教育実習や将来の授業に役立てる。
器楽曲の合奏では、邦楽でのアンサンブルについて理解を深める。
箏の弾き歌いをし、日本の伝統的な歌唱について理解を深める。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1楽器の準備から演奏まで一通りの技能を身につける。A
2実践を通して邦楽的な演奏、歌唱の実践について理解を深める。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
180%授業への取り組みとレポートの評価。
220%実技試験の評価。
合計100% 
<授業の方法>
実技を中心としている。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
自分の指に合う爪が必要です。希望者は後期初回授業時にプラスチック製の山田爪を購入可能です。(税込3500円)
履修以前に爪を持っている場合は、購入する必要はなく、生田流の爪でも構いません。
教材は適宜配布するので、購入する必要はありません。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンスと演奏の準備。基本的な奏法ー1。
事前学習
事後学習
爪の購入の有無を確認
授業内容授業のガイダンスを行い、授業の進め方、評価の方法を説明する。爪の購入、楽器の準備をし、楽器の基本的な仕組みを学ぶ。基本的な調弦方法を習得する。練習曲と姫松を弾く。
2タイトル基本的な奏法ー2。童謡の演奏。
事前学習
事後学習
授業で使う道具の確認
授業内容基本的な弾き方を習得する。練習曲を進める。調弦の変更を学び、童謡を演奏する。
3タイトル基本的な奏法ー3。さくらさくらの変奏。
事前学習
事後学習
さくらさくらの基本的な演奏の確認
授業内容練習曲を進める。さくらさくらの練習をした後、前奏・後奏・簡単な変奏を学ぶ。
4タイトル邦楽のアンサンブル実習。
事前学習
事後学習
姫松の基本的な弾き方を確認する
授業内容パートに分かれて姫松変奏曲の練習をし、邦楽のアンサンブルを実習する。
5タイトル箏の様々な手法を学ぶ。
事前学習
事後学習
これまでに学習した手法の確認
授業内容曲の実践を通して、箏の様々な手法を学ぶ。弾き歌い練習をする。落梅、あの紫はなど。
6タイトル箏の高度な手法を学ぶ。
事前学習
事後学習
既習曲の復習ー1
授業内容六段調、七福神などを練習する。花くらべを実習し弾き歌いに慣れる。
7タイトル六段調のアンサンブル体験ー1、箏の独自のレパートリーを学ぶー1。
事前学習
事後学習
既習曲の復習ー2
授業内容六段調初段とうれしいひなまつりを重ねて演奏し、邦楽的なアンサンブルについて理解を深める。六段調初段や七福神の練習をする。
8タイトル六段調のアンサンブル体験ー2、箏の独自のレパートリーを学ぶー2。
事前学習
事後学習
既習曲の復習ー3
授業内容あの紫はと六段調初段を重ねて演奏する。六段調初段と七福神を最後まで練習する。
9タイトル童歌メドレーや民謡の学習ー1。
事前学習
事後学習
既習曲の復習ー4
授業内容わたしうたずき!を部分的に練習する。かぞえうた、黒田節の主旋律を練習する。
10タイトル童歌メドレーや民謡の学習ー2。
事前学習
事後学習
参考動画の紹介・視聴ー1
授業内容練習を進める。歌の練習も行う。
11タイトル童謡メドレーや民謡の学習ー3。
事前学習
事後学習
参考動画の紹介・視聴ー2
授業内容各パートに分かれて合奏をする。箏の唱歌への理解を深める。
12タイトル童謡メドレーの学習ー4。箏の独自のレパートリーを学ぶー3。
事前学習
事後学習
試験曲の検討ー1
授業内容わたしうたずき!を通して合奏する。演奏途中での調弦替えを体験する。うさぎとかめを途中まで練習する。
13タイトルまとめの準備ー1
事前学習
事後学習
試験曲の検討ー2
授業内容うさぎとかめを通して演奏する。各自が選択した試験曲の練習をする。
14タイトルまとめの準備ー2
事前学習
事後学習
試験曲の確定
授業内容各自が選択した試験曲の練習をする。試験曲を確定する。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
事前のレポート作成
授業内容レポート提出。器楽曲と歌唱を伴う曲による実技試験。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
現役の箏曲演奏家による授業。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度と同様に実施予定。
<備考>
出席を重視する。