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授業科目名 木工設計製図
時間割番号 EET202
担当教員名 青柳 潤一郎/浮田 芳昭
開講学期・曜日・時限 前期・火・III 単位数 1
<対象学生>
過年度開講科目(2023年度以前の入学生)
<授業の目的>
 技術教育における設計と製図の役割を知り、実際の設計と製図法の基礎を体得するために、国際標準に則っている日本産業規格(JIS)で決められた設計製図に関する基礎事項を解説し、基本的な実習を行い、木材加工に関する設計製図法を体得させる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
C教育課程編成に関する基礎的な知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1課題を提示し、基本的な実習を行い、JIS規格の製図ルールをもとにした木材加工に関する設計製図法を体得する。B
2課題に応じた機能的な工作物をイメージできる。A
3工作物の立体的な形状や機能をイメージして図面を作成できる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
160%製図課題の提出状況による評価
220%手書きによる木工製図課題の質による評価
320%2D-CADによる木工製図課題の質による評価
合計100% 
<授業の方法>
設計製図に関する基礎事項および木工設計製図について解説した後、 課題の提示→実習→設計製図法の体得という手順で各自が問題点の発見と解決をする。
授業前:オンデマンドによる解説動画視聴と提示した製図課題の取り組み
授業時間中:対面による製図課題の添削と諮問
<受講に際して・学生へのメッセージ>
課題は担当教員が確認し、基準を満たしたもののみ受理します。
全ての課題受理を単位取得の最低要件とします。提出期限は別途指示します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 富岡淳, 新訂機械製図入門, 実教出版, ISBN:9784407363920
<授業計画の概要>
1タイトル線の種類、文字
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容JIS規格で定められた線や文字に関する知識を得る。
2タイトル線の太さ、曲線、簡単な作図
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容JIS規格に則った形式の図面を作成するための基礎知識を獲得し線分や曲線を描くことができるように演習を行う。
3タイトル図面様式
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容図名や尺度、投影法の記号、部品の材質など形状以外の指示を表現する方法を学び、演習を行う。
4タイトル2D-CADの操作基礎
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容2D-CADの基本操作を学び、演習を行う。
5タイトル第三角法
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容JIS規格の基本的な製図法である第三角法を学び、演習を行う。
6タイトル寸法と矢印
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容寸法の指示や矢印の描画方法を学び、演習を行う。
7タイトル断面図
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容複雑な形状を表現するための、断面図の表現方法を学び、演習を行う。
8タイトル2D-CADでの製図演習
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容2D-CADを使った製図課題に取り組み、CADの操作方法や製図知識の理解を深める。
9タイトル公差、表面性状
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容許容できる誤差や必要な表面仕上げを支持する方法を学び、演習を行う。
10タイトルこれまでの振り返り
事前学習
事後学習
講義までに、これまでに学習した内容で不明な点を明らかにしておくこと。
授業内容これまでの学習内容に関する諮問や、課題の添削を行う。
11タイトル手書きによる木工設計製図1
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容実践的、具体的な木工設計製図に関する課題に取り組む。
12タイトル2D-CADでの木工設計製図1
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容2D-CADを使った製図課題に取り組み、CADの操作方法や製図知識の理解を深める。
13タイトル手書きによる木工設計製図2
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容実践的、具体的な木工設計製図に関する課題に取り組む。
14タイトル2D-CADでの木工設計製図2
事前学習
事後学習
定められた事前学習資料によって学習を行い、講義までに課題を完成させておくこと。
授業内容2D-CADを使った製図課題に取り組み、CADの操作方法や製図知識の理解を深める。
15タイトルこれまでの振り返り
事前学習
事後学習
講義までに、これまでに学習した内容で不明な点を明らかにしておくこと。
授業内容これまでの学習内容に関する諮問や、課題の添削を行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
課題を通じた木工設計製図に対する理解促進と添削フィードバック頻度改善を目的に、課題の分量と授業計画の修正をした。
<備考>
手書きで製図するための基本的な器具を提示するので、各自で調達、購入をしてもらう。
2D-CADは各自のパソコンに製図ソフトをダウンロードして製図課題に取り組んでもらう。