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授業科目名 地理学演習A
時間割番号 EES311A
担当教員名 渡邊 瑛季
開講学期・曜日・時限 前期・木・IV 単位数 2
<対象学生>
生活社会教育コース3、4年次生
<授業の目的>
この授業は,地理学や地理教育分野で論文を執筆するために必要な基礎的知識や方法を習得することがねらいです。これらの分野で論文を書くうえで,テーマ設定,対象地域の決定,実際の地域での調査の進め方などのスキルが必要になります。このような手順を知るために,本演習では論文を読んで議論することによって論文の構成やルールを知り,地理学や地理教育の専門的な知識を得るとともに,スライドとレジュメを使用して発表を行うことで,資料作成能力と他者への説明能力の向上を目指します。また,教員になった後も自ら論文を検索し,読める能力を培います。
 受講生は,地理学や地理教育の学術雑誌に掲載されている論文から,関心のある論文を選択し,その内容をまとめ,スライドとレジュメを用いて発表します。そのうえで,受講生全員と教員で論文の内容や疑問点などについて幅広く議論します。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心居住する地域の現状や課題などに関する高い関心をもっている。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
C持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1論文の読解を通じて,地理学や地理教育分野に関する専門的な知識を理解し,習得することができる。A
2地理学や地理教育分野の論文の講読を通じて,論文の検索方法,構成やルール,図表(地図・写真含む)の扱い方を理解することができる。B
3論文の内容をスライドとレジュメに要約して発表することができる。ディスカッション,司会を実践することができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%発表内容
230%作成した発表資料
320%ディスカッションへの参加状況や司会進行の内容
合計100% 
<授業の方法>
面接授業(教室での対面授業)で行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・発表者は,発表日までに論文の内容を読み込んでレジュメとスライドを作成すること。
・発表の際は,パワーポイントを使用すること。使い方に不明点がある場合は担当教員に質問すること。
・発表する章で使われている専門用語は事典などを使って調べるように心がけること。
・発表者以外の受講者は,積極的に発言すること。毎回1人1回以上は発言するようにしてください。
・発表者以外の受講生も論文を事前に読んでおくと理解が深まる。
・無断欠席は成績評価対象外とします。やむを得ず欠席する場合は事前に教員に連絡してください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 阿部康久, 土屋純, 山元貴継編, 論文から学ぶ地域調査 : 地域について卒論・レポートを書く人のためのガイドブック, ナカニシヤ出版, ISBN:9784779516207,
    (2022年出版)

  2. 梶田真, 仁平尊明, 加藤政洋編, 地域調査ことはじめ : あるく・みる・かく, ナカニシヤ出版, ISBN:9784779501326,
    (2007年出版)

  3. 以上のほか,授業内で随時紹介する。
<授業計画の概要>
1タイトル本授業の進め方と履修上の注意事項の説明,受講生の自己紹介,論文の探索方法,地理学や関連分野の学術雑誌の紹介
事前学習
事後学習
事前学習:シラバスを読んでおく。
事後学習:ガイダンスでの内容を振り返り,論文を探索する。
授業内容本演習のねらい,目標,内容,今後のスケジュール,注意点について説明する。受講生の自己紹介を行う。
2タイトル紹介する論文の選定,発表の方法
事前学習
事後学習
事前学習:自らが発表したい論文の候補を4本挙げ,教員が指定した方法で回答する。
事後学習:論文の内容を読み始める。また,発表・司会の方法を再確認しておく。
授業内容各受講生の発表論文を確認し,発表順を決定する。発表・司会の方法,ディスカッションの方法,資料の作成方法を説明する。
3タイトル論文とは何か
事前学習
事後学習
事前学習:自分が選定した論文に記載された目次,引用文献を見ておく。
事後学習:論文の構成やルールを振り返り,自分が紹介する論文にあてはめて考える。
授業内容論文の構成,論文の見方,引用のルール,文献リストのルールについて説明する。
4タイトル論文の構造
事前学習
事後学習
事前学習:パラグラフライティングとは何か簡単に調べておく。
事後学習:本講義をふまえ,自分が選定した論文を読む。文献リストの書き方を振り返る。
授業内容論文の記述や図表がどのような順番でどのように書かれているのかを説明したうえで,パラグラフライティングを実践する。その後,文献リストの体裁を説明し,実際にそれを作成する。
5タイトル発表とディスカッション1(1巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
6タイトル発表とディスカッション2(1巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
7タイトル発表とディスカッション3(1巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
8タイトル発表とディスカッション4(1巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
9タイトル発表とディスカッション5(1巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
10タイトル発表とディスカッション6(2巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
11タイトル発表とディスカッション7(2巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
12タイトル発表とディスカッション8(2巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
13タイトル発表とディスカッション9(2巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
14タイトル発表とディスカッション10(2巡目)
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。
15タイトル発表とディスカッション(予備日),まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:選んだ論文を読みその内容を発表資料に要約する。発表者以外の受講生もその論文を事前に読む。
事後学習:発表内容について振り返り,再度論文を読みなおす。
授業内容受講生による論文内容の発表とそれに基づくディスカッションを行う。本演習をとおして学んだことを総括する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
担当者変更
<備考>
(未登録)