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授業科目名 武道・体つくり運動
時間割番号 EEP117
担当教員名 木内 政孝
開講学期・曜日・時限 前期・木・V 単位数 1
<対象学生>
2019年度入学生
<授業の目的>
柔道修業の目的を理解すると共に,柔道の基礎となる受け身を中心に,体さばきおよび技の基本を演習する.中学校,高等学校での初心者指導を念頭に置き,基本指導と安全指導,およびその注意点などを説明し示範できるようにする.また畳の上での体ほぐし運動,体の動きを高める運動,仲間と共に実践し,体を動かすことの意義を理解する.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
B教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
C教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
11.柔道の歴史について講道館柔道を中心に学び,武道としての柔道の価値を理解できる.B
22.前受身,後受身,横受身,前廻受身を状況に応じて安全に行うことができる(護身).A
33.複数の投技(立技と捨身技)を「崩し」と「体捌き」の理合を理解して習得し,その習熟のための工夫ができる.A
44.複数の固技(抑技,絞技,関節技)を動きの理合を理解して習得し,その習熟のための工夫ができる.A
55.健康な生活実現に資する体の動きの大切さを理解し,安全を確保しながら様々な体つくり運動に取り組むことができる.C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%礼法を理解し,安全に配慮した行動がとれる
220%講義内容を理解し,他者と協力して実践する
320%事前・事後学習に取り組み内容の理解を深める
420%事前・事後学習に取り組み内容の理解を深める
520%課題を見つけて自身の考えをまとめることができる
合計100% 
<授業の方法>
実技と講義.複数のグループワークを繰り返して授業を行う.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
日本で生まれ,世界に誇るスポーツ,文化である柔道を体験し,背景にある深遠な人間教育の思想,精力善用の原理に触れてみよう.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 鮫島元成,高橋秀信,瀧澤政彦, 中・高校 柔道の学習指導, 大修館書店, ISBN:446926623
  2. 木村昌彦,高橋進,中村勇,小山勝弘,田中裕之,射手矢岬,松井高光,大辻康太,木村昌隆, よくわかる柔道受け身のすべて, ベースボール・マガジン社, ISBN:9784583109992
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
事前学習:体調管理を行う
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容授業展開について説明する
柔道着の扱い方,礼法,柔道修行の心構え,安全対策について確認する
畳の上で実践できる体つくり運動(体の柔らかさを引き出す運動)
2タイトル基本動作 ・姿勢(自然体と自護体)
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容組手(引き手,釣り手)や進退動作(継ぎ足,歩み足,すり足),崩し,体さばきを理解し実践する
畳の上で実践できる体つくり運動(体の柔らかさを引き出す運動)
3タイトル受身①
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容後受け身,横受け身,前回り受け身,前受け身,横転受け身を実践する
受身の単独練習,相対的練習
畳の上で実践できる体つくり運動(巧みな動きを引き出す運動)
4タイトル受身②
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容後受け身,横受け身,前回り受け身,前受け身,横転受け身を実践する
受身の単独練習,相対的練習
畳の上で実践できる体つくり運動(巧みな動きを引き出す運動)
5タイトル受身③
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容後受け身,横受け身,前回り受け身,前受け身,横転受け身を実践する
受身の単独練習,相対的練習
畳の上で実践できる体つくり運動(巧みな動きを引き出す運動)
6タイトル固技における抑技(絞技,関節技は扱わない)
事前学習
事後学習
事前学習:固技の種類を調べておく
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容固技,特に抑え込みの条件を理解する
袈裟固め,上四方固め,横四方固めを実践する
畳の上で実践できる体つくり運動(力強い動を引き出す運動)
7タイトル固技における抑技
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容袈裟固め,上四方固め,横四方固めを実践する
防御姿勢の相手への対処を実践する
畳の上で実践できる体つくり運動(力強い動を引き出す運動)
8タイトル固技における抑技
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容袈裟固め,上四方固め,横四方固めを実践する
抑え込みの攻防を実践する
畳の上で実践できる体つくり運動(力強い動を引き出す運動)
9タイトル立技における技術(投げ技 )①
事前学習
事後学習
事前学習:立技の種類を調べておく
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容支え系,まわし系(捨て身技は扱わない)への理解を深める
まわし系(手技)を中心に学習して,複数の動作を実践する
その際に移動を伴わない施技,進退動作を伴う施技を実践する
畳の上で実践できる体つくり運動(体の柔らかさを引き出す運動)
10タイトル立技における技術(投げ技 )②
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容刈り系(足技)を中心に学習して,複数の動作を実践する
移動を伴わない施技,進退動作を伴う施技を実践する
畳の上で実践できる体つくり運動(体の柔らかさを引き出す運動)
11タイトル立技における技術(投げ技 )③
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容支える系(腰技,足技)を中心に学習して,複数の動作を実践する
移動を伴わない施技,進退動作を伴う施技を実践する
畳の上で実践できる体つくり運動(体の柔らかさを引き出す運動)
12タイトルかかり練習(打ち込み)と約束練習①
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容反復練習を経て攻防を楽しみ,得意技を創出する
畳の上で実践できる体つくり運動(動きを持続する能力を引き出す運動)
13タイトルかかり練習(打ち込み)と約束練習,自由練習①
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容反復練習を経て攻防を楽しみ,得意技を創出する
対人と連携して動作を行う
畳の上で実践できる体つくり運動(動きを持続する能力を引き出す運動)
14タイトルかかり練習(打ち込み)と約束練習,自由練習②
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容反復練習を経て攻防を楽しみ,得意技を創出する
対人と連携して動作を行う
畳の上で実践できる体つくり運動(動きを持続する能力を引き出す運動)
15タイトル総括
事前学習
事後学習
事前学習:前回の内容を復習する
事後学習:授業内で学習した内容を自身で記録する
授業内容固技,および立技における動作の反復練習や攻防を実践する
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
指導者ライセンスを保持し,山梨県内の地域道場の指導を行っている.
また講道館柔道五段,審判員Aライセンスを取得し,全国的な試合に審判員として実務に当たっている.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
柔道着を着用して授業を行います.予め準備できる方は初回から持参してください.
また,施設が高温多湿になることが予想されますので,各自で水分補給用のドリンクやタオルの準備等,熱中症対策をして臨んでください.