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授業科目名 化学一般
時間割番号 EEN211
担当教員名 佃 俊明/森長 久豊
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
2
<授業の目的>
化学の基礎を、無機化学、有機化学、分析化学、物理化学の観点から平易に解説します。この授業を通じて日常生活における化学の役割を再認識するとともに、化学への関心を高め、化学的なものの見方や考え方を身につけます。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
B教育課程編成に関する基礎的な知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1将来、理科を教えることになる教員として、最低限必要な化学の基本を説明できる。A
2化学的なものの見方や考え方を実施できる。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%最低限必要な化学の基本を理解しているか、小テストやレポート、試験で評価します。
250%化学的なものの見方や考え方をできるか、小テストやレポート、試験で評価します。
合計100% 
<授業の方法>
化学の基本事項については、教科書と適宜スライドを用いて講義を行いますが、丸暗記の知識にならないよう、実際に演習も取り入れながら授業を行います。また、履修済みの化学実験I・Ⅱの内容を振り返りながら進めていきます。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
元素記号は表現あるいは情報伝達の手段として覚えておく必要がありますが、化学の反応式や法則などは理解によってこそ自分のものとなります。一つ一つの理解を積み重ねていけば化学の面白さが分かってくるでしょう。
高等学校の「化学」の内容にも触れながら講義を行いますが、「化学基礎」の内容は把握していることが前提です。自信のない学生は、今一度高等学校の化学基礎の内容を読み返しておいてください。
<テキスト>
  1. 長谷川正, 國仙久雄, 吉永裕介共著, 基礎化学 : 理科教育力を高める, 裳華房, ISBN:9784785330880,
    (2011年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション・物質とその構造(1)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容化学基礎の内容を基に、ボーアモデルによる原子の構成と周期律について学びます。
2タイトル物質とその構造(2)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容原子軌道の概念と電子配置について学びます。
3タイトル化学結合(1)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容化学結合をルイス構造式と原子軌道の重なりの両面から見ていきます。
4タイトル化学結合(2)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容化学基礎の内容を基に、イオン結合、金属結合、分子間結合について、学びます。
5タイトル物質の状態と気体の性質(1)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容気体の状態方程式を中心とした気体の性質と運動について学びます。
6タイトル物質の状態と気体の性質(2)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容液体、固体の状態変化に関する性質や溶液の性質について学びます。
7タイトル化学熱力学と平衡(1)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容熱力学の初歩の部分と反応におけるエンタルピー変化について学びます。
8タイトル化学熱力学と平衡(2)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容反応速度と化学平衡について学びます。
9タイトル酸と塩基
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容化学基礎の内容を整理し、酸解離定数に基づく酸塩基の取り扱いを学びます。
10タイトル酸化と還元
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。。
授業内容化学基礎の内容を整理し、酸化還元電位に基づく酸化還元反応の取り扱いを学びます。
11タイトル無機化合物の性質
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容典型元素化合物の性質や一部の金属化合物について学びます。
12タイトル有機化合物の性質(1)
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容炭化水素やアルコールなどの代表的な有機化合物について学びます。
13タイトル機化合物の性質(2)・高分子化合物の構造
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容芳香族化合物と高分子化合物について学びます。
14タイトル環境と化学
事前学習
事後学習
事前に指定する教科書の該当部分を一読しておきましょう。
事後学習として、演習に取り組みましょう。
授業内容温室効果や酸性雨、エネルギー問題に関して化学の視点から取りあげていきます。
15タイトル総括評価・まとめ
事前学習
事後学習
教科書やスライドの内容をもう一度振り返り、事前学習や事後学習に取り組んでください。
授業内容これまでのまとめの講義を行い、総括評価を行います。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
講議の概要および進行は、状況により若干の変更もあります。