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授業科目名 書論・鑑賞
時間割番号 EEJ246
担当教員名 清水 文博
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
2025年度以降入学生
<授業の目的>
書論を購読し、書作品を読み、鑑賞することによって書論、鑑賞について理解を深める。代表的な書論である「書譜」を臨書したり、古筆の読み方を確かめて臨書したりすることによって書論、鑑賞を理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1取り扱った書論および鑑賞の内容を理解し考察することができることB
2書論に関する作品、鑑賞内容に関わる臨書作品を仕上げることができることA
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
170%授業への取り組み等によって取り扱った書論および鑑賞の内容を理解し考察することができたか否かを評価する
230%提出作品によって書論や鑑賞に関わる作品を仕上げることができたか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
対面による。オンラインになる場合は事前に通知する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 全国大学書道学会編, 書の古典と理論, 光村図書出版, ISBN:9784895286817,
    (2013年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル書論概説
事前学習
事後学習
書の理論について考えておく。
講義内容をまとめ、復習する。
授業内容書論について概説する。
2タイトル日中の代表的書論(1)漢、魏晋南北朝、唐を中心に
事前学習
事後学習
文字の歴史と書体、書式について考えておく。
授業内容を振り返り、疑問に思ったことを調べる。
授業内容文字の歴史と書体、書式の概観について講義する。
3タイトル日中の代表的書論(2)宋、元、明、清を中心に
事前学習
事後学習
宋、元、明、清の書論を予習する。
講義内容をまとめ、復習する。
授業内容宋、元、明、清の書論を購読する。
4タイトル日中の代表的書論(3)平安、鎌倉、室町を中心に
事前学習
事後学習
平安、鎌倉、室町の書論を予習する。
講義内容をまとめ、復習する。
授業内容平安、鎌倉、室町の書論を購読する。
5タイトル近現代の書論
事前学習
事後学習
近代の書論について予習する。
講義内容をまとめ、復習する。
授業内容現代の書の論説を購読するとともに、現代と書論について考える。
6タイトル書論を書く(1)「書譜」の臨書
事前学習
事後学習
草書の筆使いを予習する。
講義内容をまとめ、復習する。
授業内容「書譜」を半紙に臨書する。
7タイトル書論を書く(2)書論作品の構想
事前学習
事後学習
好きな書論を調べておく
書く書論の内容を復習する。
授業内容書論の作品を練習する
8タイトル書論を書く(3)書論作品の制作
事前学習
事後学習
書論作品について構想を練る。
書論を書いた作品を復習する。
授業内容書論を書いた半切二分の一以上の作品を制作する。
9タイトル文字の歴史と書体、書式
事前学習
事後学習
文字の歴史と書体について考えておく。
授業内容を振り返り、疑問に思ったことを調べる。
授業内容文字の歴史と書体、書式の概観について講義する。
10タイトル日本の名跡鑑賞(1)変体仮名を知る
事前学習
事後学習
変体仮名を予習する。
変体仮名を復習する。
授業内容日本の書の読み方の基礎について変体仮名を中心に講義する。
11タイトル日本の名跡鑑賞(2)日本の書を読む
事前学習
事後学習
日本の書の読み方の基礎について予習する。
日本の書の読み方の基礎について復習する。
授業内容崩し字を読み、日本の書を鑑賞する。
12タイトル書の鑑賞の実践
事前学習
事後学習
掛軸や巻子、扁額等の書式を予習する。
掛軸の取り扱い方を復習する。
授業内容掛軸に触れることを中心に、日本の書を鑑賞する。
13タイトル古名跡の作品制作(1)臨書作品の構想と練習
事前学習
事後学習
装丁を理解しながら「関戸本古今集」等の仮名古筆の臨書の練習をする。
講義内容をまとめ、復習する。
授業内容臨書作品を構想し、練習する。
14タイトル古名跡の臨書作品制作(2)臨書作品の清書
事前学習
事後学習
「関戸本古今集」等の仮名古筆の臨書の練習をする
講義内容をまとめ、復習する。
授業内容臨書作品を清書する。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
書論と鑑賞のこれからについて考えておく。
書のあり方の議論について復習する。
授業内容授業内容を復習し、これからの書のあり方について意見交換する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
(未登録)