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授業科目名
精神保健医療福祉の探究
担当教員
坂井 郁恵/宮田 知子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNO408 1 4 前期
<授業の概要>
精神看護学概論、精神看護実践の基礎、地域精神保健看護学実習での既習の知識、態度、技能を生かしつつ、柔軟な発想で自らが理想と考える地域施設を考える。また、理想の施設を考えるとともに地域施設利用者らが体験しているプログラムを実際に体験する過程を通じて、地域で生活する対象の現状と課題を明らかにする。そして、多職種と連携・協働しながら多様な場で生活する対象者に必要な看護について、グループ学習や討論、発表を行って理解を深める。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門問題解決力能力
B連携する力
C地域ケアに貢献する力
D自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1多様な場で生活する対象者の価値観を理解するとともに、対象の尊厳と人権を擁護した行動を取ることができる
2多様な場で生活する対象者の現状と課題を理解し、対象やその地域に必要な地域施設を考えることができるA
3対象者の地域生活を支える保健医療福祉における看護職および他職種の役割を理解し、対象者を中心とした協働のあり方について説明することができるB
4精神医療における社会の変革の方向を理解し、精神保健医療福祉施策の動向と看護の役割について説明することができるC
5主体的・継続的に課題に取り組むことができるD
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
115%出席・受講態度およびグループワークや課題等への取り組み内容によって理解度や適切性を評価します
215%出席・受講態度および課題内容により理解度や適切に考えられているか否かを評価します
320%出席・受講態度および課題内容により理解度や適切に捉えられているか否かを評価します
420%出席・受講態度および課題内容により理解度や適切に捉えられているか否かを評価します
530%出席・受講態度およびグループワークや課題への取り組み状況によって評価します
合計100% 
<授業計画>
1.4月10日(木) 13:10~14:40 精神保健医療福祉における社会資源、その現状と課題(宮田)
2.4月17日(木) 13:10~14:40 地域で生活する精神障害者の現状と課題、看護職の役割(坂井)
3.4月21日(月) 13:10~14:40 その人らしく生きることを支える(クライシスプランの概要)(坂井)
4.4月24日(木) 13:10~14:40 その人らしく生きることを支える(クライシスプランの実際:演習)(坂井他)
5.5月 1日(木) 13:10~14:40 リカバリーを支えるための援助方法(SST他)(坂井)
6.5月 8日(木) 13:10~14:40 プログラムを体験してみよう(SST:演習)(坂井他)
7.6月 2日(月) 13:10~14:40 対象者にとって理想の施設を考える(坂井他)
8.6月 5日(木) 13:10~14:40 対象者にとって理想の施設を考える(発表)
※受講生の履修状況によって、3回目以降の講義は日程を変更する可能性があります。

<授業形態>
原則として面接授業を行います。

<出席調査>
講義について、2/3以上の出席を必要とします。

<評価>
受講態度について、教職員により教育的配慮から正当な注意・指導を行っても改善が見られない場合、成績評価に反映します。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
精神科での臨床経験を持つ教員が講義を担当し、実際の臨床場面で看護対象者が抱える問題や生活上の困難に対して、これまでの実務経験を活かした看護実践に対する具体的な教授を行います。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
前年度非開講科目につき該当しない