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授業科目名
家族看護学
担当教員
小林 康江/安藤 晴美/坂井 郁恵/神崎 由紀/安田 恵美子/牧野 公美子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNO405 1 4 前期
<授業の概要>
家族も看護の対象者であることを各看護学領域で学んできた。家族成員の一人の健康問題や健康障害が、家族全体にもたらす影響は家族や個人のみで解決することが困難なことがある。この科目では、家族をひとつの単位として捉え、家族の置かれた状況を理解し、支援の必要性と具体的方法を思考するという家族看護学の基礎について学ぶ。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門問題解決力能力
B看護実践力
C連携する力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1家族とは何かを理解し、社会と家族の相互作用について説明することができる。A
2家族を看護するということの意味とその必要性を説明することができる。A
3家族を理解するために必要な諸理論について説明することができる。A
4患者の疾患・状態・背景の違いによる家族看護の実際について基本的な考え方を説明できる。A
5各領域別の実習で受け持った事例をもとに様々な場や発達段階における家族の主体性を尊重した看護について討議できる。B
6討議を踏まえ、家族の主体性を尊重した看護についてワードを用いてレポートを作成できる。
7実施した看護を事前に振り返り、家族の持つ問題に気づき再考するよう討議に取り組むことができる。C
8グループの一員として協調し、協力しながら討議・演習に参加することができる。
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
15%家族とは何かを理解し、社会と家族の相互作用について説明することができるか否か評価する。
25%家族を看護するということの意味とその必要性を説明することができるか否か評価する。
35%家族を理解するために必要な諸理論について説明することができるか否か評価する。
45%患者の疾患・状態・背景の違いによる家族看護の実際について基本的な考え方を説明できるか否か評価する。
510%各領域別の実習で受け持った事例をもとに様々な場や発達段階における家族の主体性を尊重した看護について討議できているか否かグループ討議で評価する。
660%討議を踏まえ、家族の主体性を尊重した看護についてワードを用いてレポートを記述できているか否かを評価する。
75%実施した看護を事前に振り返り、家族の持つ問題に気づき再考するよう討議に取り組むことができるか否かグループ討議で評価する。
85%グループの一員として協調し、協力しながら討議・演習に参加できているか否かグループ討議で評価する。
合計100% 
<授業計画>
1回目 4月4日(金)2限 1章:家族看護学とは何か-家族を看護するということ テキストpp.10-33.
            2章:看護学における家族の理解-家族の病気体験を理解する テキスト36-54 小林
2回目 4月18日(金)2限 3章 家族看護における看護者の役割と援助姿勢-家族と援助関係を形成する テキストpp.56-74. 安藤
3回目 4月25日(金)2限 4章 家族への看護アプローチ テキストpp.76-118. 小林
4回目 4月30日(水)2限 医療的ケア児の家族への看護 pp.150-156. 安田
5回目 5月9日(金)2限 高齢者介護を行っている家族への看護pp.138-141. 牧野
6回目 5月16日(金)2限 在宅ケアをしている家族への看護 pp.142-149. 神崎
7回目 5月23日(金)2限 精神疾患患者の家族への看護 pp.157-163 坂井
8回目 5月30日(金)2限 総括「家族の主体性を尊重した看護」について討議 小林/安藤
<教科書>
  1. 中野綾美, 瓜生浩子編著, 家族看護学 : 家族のエンパワーメントを支えるケア, メディカ出版, ISBN:9784840472142,
    (2020年出版)
<参考書>
(未登録)
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
新規開設科目につき該当しない