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授業科目名
地域包括・移行期ケア実習
担当教員
看護統合実習担当教員
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNN401 3 4 通期
<授業の概要>
保健・医療・福祉の場において、対象者・家族・関連職種と連携・協働するチームの一員として主体的に実習に取り組み、包括的かつ継続的なケアを要する移行期にある人々に対する看護に必要な論理的思考と看護実践力を獲得する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B看護実践力
C連携する力
D地域ケアに貢献する力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
13年次までに終えた臨地実習を踏まえて、自己の関心領域における、保健医療福祉活動の多職種連携・協働連携の理解に基づき、臨床判断を伴った看護過程を展開し対象の状況に臨機応変に実践できる。B
2包括的かつ継続的なケアを要する移行期にあたる人々の健康に対して看護職が果たす役割について、討議し考察できる。C
3看護理論や科学的根拠に基づいて、医療・看護を必要としている地域で生活する人々を全人的に捉え、看護計画の立案、実施し、評価ができる。B
4学生として、保健医療福祉活動における多職種連携・協働によるチームアプローチに参画し、多職種連携・協働に対する自身の見解を示すことができる。C
5保健医療福祉活動における多職種連携・協働の施策と自己の実習から、強化が必要な多職種連携・協働について領域カンファレンスで提案し、レポートとして自らの考えを記述できる。D
6自己の実践を日々振り返り、課題を明確にし、課題を解決するために学習を積み、自己研鑽することを習慣付け、日々実行し学生としての責任を負う。
7看護職の倫理綱領(日本看護協会)に基づき、看護学生として倫理的に対応する。倫理的課題を分析し解決策を検討し、領域・全体カンファレンスを統合できる。A
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
115%包括的かつ継続的な視点を含めた実習課題の設定や解決策の探索を行った上で実習計画を立案し、保健医療福祉チームの一員として看護を提供できたか否かを評価する。
215%選択領域で実施した看護実践の学びを基に、包括的かつ継続的なケアにおける看護職の役割について全体カンファレンスで討議し、自らの考えをレポートに記述できたか否かを評価する。
315%総合的な看護実践力(知識・技能・態度)を用いて対象への看護実践を提供できたか否かを評価する。
415%対象となる人々の保健医療福祉活動における多職種・協働に対して、自らの言葉で説明できたか否かを評価する。
515%対象となる人々に必要な多職種連携・協働に対する考えを選択領域カンファレンスで提示することができ、その内容を基に自らの考えをレポートに記述できたか否かを評価する。
610%自ら選択した課題に対し強い関心を持って探求することができ、自己の実践を省察し選択領域・全体カンファレンスを通して自らの課題を見出すことができたか否かを評価する。
715%対象となる人々や多職種連携・協働における倫理的課題を、全体カンファレンスで発言できたか否かを評価する。
合計100% 
<授業計画>
1)実習期間:4年次3週間とし,実習日程は指導教員と話し合い決定する。実習時間は,必ずしも連続しなくてよい。
2)実習方法:自己の実践課題を見出し、総合的な看護実践力(知識・技能・態度)を用いて、選択領域の対象にあった実習計画を立案し、各専門領域の指導を受けて実施する。
3)実習場所:領域ごとに学生の設定する実習目標に適した施設とする。
4)実習内容:
・実習目的を達成するために、学生の設定する対象者に対する実習内容とする。
・保健医療福祉活動における包括的かつ継続的な多職種連携・協働によるチームアプローチの臨地実習から、看護が移行期にある人々の健康に対して果たす役割について全体カンファレンスにて、事故の実習の発表とグループ討議を行う。
・看護実践過程並びにカンファレンスを振り返り、地域包括ケアや移行期ケアの課題と解決策について、さらに将来看護職として活動するための課題を見出す。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
新規開設科目につき該当しない。