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授業科目名
高齢者看護学概論
担当教員
谷口 珠実/牧野 公美子/岩永 理奈
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNI201 2 2 後期
<授業の概要>
加齢に伴う高齢者の生活と健康状態の変化について基本的な理解を深め、高齢者の健康レベルに応じた看護を実践できる専門職となるために必要となる加齢に伴う健康問題を認識し、日常生活支援の実践に求められる知識と技術を習得する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D連携する力
E地域ケアに貢献する力
F自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1高齢者の健康認識や健康行動と多様な価値観を受け入れて、高齢者の人生観を説明することができる。A
2高齢者看護の基盤概念や理論を説明できる。B
3高齢者看護実践を支える概念を説明できる。B
4加齢に関する身体機能と認知機能の変化、健康問題と看護・セルフケアの支援について説明できる。C
5地域包括ケアシステムにおける医療と地域の多職種連携について説明できる。D
6地域在住のアクティブシニアの活動に参加し、運動機能評価を手伝うことができる。E
7文献検索を行い、自己の疑問の解決、よりよい看護のあり方について思考することができる。F
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
125%小テスト、演習、課題レポート
210%小テスト
310%小テスト
425%小テスト、演習、課題レポート
510%小テスト
610%演習
710%課題レポート
合計100% 
<授業計画>
2025年10月1日~2026年2月3日の期間に授業を行う。授業日程および担当教員の詳細は、履修学生に事前に説明する。

第1回   対象理解、高齢者看護の基盤となる概念             事後小テスト、事後課題有
第2回   高齢者をとりまく社会状況                   事後小テスト 
第3回   心身の加齢変化                        事後小テスト        
第4回   高齢者の日常生活支援:感覚機能障害と看護           事後小テスト
第5回   高齢者の日常生活支援:運動機能障害(歩行障害・転倒)と看護  事後小テスト
第6回   【学内演習】高齢者の体力測定
第7・8回 【学外演習】高齢者の体力測定                  事後課題有
第9回  【学内演習】高齢者の疑似体験             事後課題有 
第10回  高齢者の日常生活支援:低栄養と看護              事後小テスト
第11回  高齢者の日常生活支援:摂食嚥下障害と看護           事後小テスト
第12回  高齢者の日常生活支援:睡眠障害と看護             事後小テスト
第13回  高齢者の日常生活支援:排尿機能障害と看護           事後小テスト
第14回  高齢者の日常生活支援:排便機能障害と看護           事後小テスト
第15回  高齢者の日常生活支援:皮膚掻痒感と看護            事後小テスト
第16回  総括評価:まとめ 


実施形態:面接授業
     感染症の状況により、以下の対策を講じることがある。
     ・定期的に窓を開けて、換気を行う。
     ・授業前後に手洗い、手指消毒を徹底する。
<教科書>
  1. 堀内ふき, 諏訪さゆり, 山本恵子編, 高齢者の健康と障害 第8版, メディカ出版, ISBN:9784840484695,
    (2025年出版 ナーシング・グラフィカ, 老年看護学)

  2. 堀内ふき, 諏訪さゆり, 山本恵子編, 高齢者看護の実践 第7版, メディカ出版, ISBN:9784840484701,
    (2025年出版 ナーシング・グラフィカ, 老年看護学)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
看護師の実務経験のある教員が講義を行う
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
前年度と同様に、小テストの実施を継続する。