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授業科目名
総合医学研究(臨床実習後OSCE)
担当教員
川端 健一
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMI604 2 6 通期
<授業の概要>
診療参加型臨床実習後客観的臨床能力試験(以下、臨床実習後OSCE)の目的は、国民・社会の要請に応えた優れた医師の育成に向けて、大学自らが臨床 実習後、すなわち卒業時の臨床能力(知識、技能、態度)が修得できているか総括的評価を行うことである。この臨床実習後OSCEにおいて臨床研修開始時に必要な臨床能力を身に付けていることを示すことができる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門1.深い人間愛、医療プロフェッショナリズム及び医の倫理
B2.医学的知識、基本的な診療能力及び患者個々に応じた適切な対応能力
C3.コミュニケーション及びチーム医療の実践力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1患者への配慮を示し、適切なコミュニケーションがとれるA
2適切な医療面接ができるC
3診断仮説に基づいた集約的身体診察ができるB
4得られた所見から適切な臨床推論ができるB
5適切な症例プレゼンテーションができるC
6基本的臨床手技を実施できるB
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
110%患者への配慮を示し、適切なコミュニケーションをとる
210%適切な医療面接を行う
310%診断仮説に基づいた身体診察をする
410%適切な症例プレゼンテーションを行う
510%適切な臨床推論をする
650%適切な基本的臨床手技を実施する
合計100% 
<授業計画>
臨床実習後OSCEは2025年9月6日、7日の2日間で実施予定

臨床実習を終えた第6学年全員を対象
受験生は、機構提供課題3課題および大学独自課題を3課題を受験する


機構課題で到達目標No1~5を評価する
評価は評価ルーブリックに基づいて実施する
機構提供課題の実施時間は16分間
  医療面接および身体診察:12分
  情報の整理および報告:4分
  (課題シートを読む時間は、実施時間に含めない)

大学独自課題で到達目標No6を評価する
評価は評価ルーブリックに基づいて実施する
大学独自課題は、実施時間、内容共に実施大学が任意で設定する

臨床実習後OSCEガイダンスの出席および臨床実習後OSCE受験生用動画の視聴を必須とする
臨床実習後OSCEの成績を卒業要件の一つとして用いる
追・再試験を1回予定する(日時未定)
卒業延期者は、翌年の臨床実習後OSCEを再受験する
総括的評価のため受験生に対する個別のフィードバックは行わない
<教科書>
(未登録)
<参考書>
  1. 医療系大学間共用試験実施評価機構, 共用試験ガイドブック
  2. 医療系大学間共用試験実施評価機構, 診療参加型臨床実習に必要とされる 技能と態度についての学修・評価項目(第 1.1 版)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師として実務経験のある教員が評価を行う。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
アンケート結果確認中