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授業科目名
呼吸器内科 BCC実習
担当教員
副島 研造
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMG553 1 4,5 通期
<授業の概要>
一般学習目標(GIO)
医学部卒業直後から上級医の指導の下で独立して診療ができるようになるために、知識、技能、態度にわたる広範、かつ、基本的な臨床能力を修得する。

学習行動目標(SBO)
1.問題解決の基本的プロセスを説明できる。
2.患者とその関係者との良好な人間関係を確立できる。
3.問題解決に必要な情報を適切に収集できる。
4.収集した情報から問題点を抽出できる。
5.各問題解決のための診断、治療、教育計画を立案できる。
6.立案した計画を必要に応じて修正発展させることができる。
7.POMR形式で診療録を記載できる。
8.医師以外の医療担当者の役割を理解し、協調できる。
9.問題解決に必要な医療資源、コンサルテーション、文献検索などを積極的に活用することができる。
10.患者情報を適切に要約し場面に応じて提示できる。(回診時、検討会、検査依頼、紹介状、サマリーなど)
11.自己の臨床能力を評価できる。
12.他から臨床能力評価を受け入れることができる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門2.医学的知識、基本的な診療能力及び患者個々に応じた適切な対応能力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1担当症例の臨床問題を抽出できる。A
2問題点解決のための診断と治療に関する診療計画を立案できる。A
3問題解決に必要な最新の知識を習得し、他の医師や学生と共有できる。A
4問題志向診療システム(POMR)形式で診療録を理解できる。A
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
140%診療チームへの参加や必要な医学知識の習得を評価する。
240%医療人としての身だしなみや態度、患者ケアを評価する。
320%担当症例のサマリーの内容を評価する。
4%
合計100% 
<授業計画>
1.病棟実習
・各学生は第1日目に各々主治医グループに割り振られる。
・各学生は第1週に主治医グループに入った原則として最初の新入院患者の担当医となり、病歴聴取、身体診察、
 初期の診断治療計画を立案する。
・学生は担当患者を毎日回診し、学生用の診療録に記載する。
・担当患者が入院するまでの間、担当患者が入院してからも時間がある限り主治医グループの診療を見学補佐する。

2.外来実習
・木曜日の外来見学を行う。

3.ミニレクチャー、検査見学
・スケジュールに沿ってミニレクチャーを受け、検査を見学する。
<教科書>
  1. 矢崎義雄総編集 ; 小室一成総編集, 内科学 第12版, 朝倉書店, ISBN:9784254322804
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師として実務経験のある教員が、実践的教育を行っている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]