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授業科目名
地域医療学
担当教員
針井 則一
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DME301 1 1,2,3 通期
<授業の概要>
地域医療の現状を理解し、地域医療の魅力と意義を感じることにより、地域医療に従事する意欲を持ち、地域医療に必要な知識と技能、態度を身につける。病院前救護と医療連携を理解し積極的に協力する姿勢を身につける。

1)地域医療に関する知識を習得する。
地域医療の現状と関連法規を概説できる。
地域における病院と診療所の役割を理解し概説できる。
   
2)地域医療に必要な技能を学ぶ。
ECEで地域医療の現場を体験する
病院における災害訓練を経験する

3)地域医療に必要な態度を身につける。
ECEでチーム医療を体験する
救急隊のチームワークを体験する
看護師・救急隊員の接遇を見学する 
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシー未選択
1医学に関する一連の講義を聞くことで医師に必要な教養を深める。
2地域医療の理念と現状および課題を理解し、地域医療に貢献するための能力を習得する。
3限られた医療資源で何が出来るか等、災害医療の根本を理解し概説できる。
4病院前救護と医療連携の重要性を医療者の立場だけではなく患者やその家族の立場として捉える。
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
15%ECE講義 評価
230%ECE・低学年病院実習 評価(360度評価)
325%トリアージ訓練 評価
440%救急用自動車同乗実習 評価(360度評価)
合計100% 
<授業計画>
1、2、3年次までの講義および実習で総合的に学習する。各実習、講義の詳細については別途概要を掲示する。
実習が主となるが、実習後はレポートの提出をオンラインで行う予定である。

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【1年次】
 ECE(講義・実習)と低学年病院実習を中心として、チーム医療や地域医療の現状を学ぶ。
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【2年次】
 総合防災訓練への参加(ガイダンス・反省会を含む)を必須事項とし、災害医療の面から地域医療を学ぶ。
 特段の理由なく不参加の場合は、単位修得が困難となる。
 ※欠席届の提出があった学生に限り、3年次生での受講が認められる。
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【3年次】
 患者が病院に搬送される前の医療を体験する場として、24時間消防署に待機し、
 救急事案へ同行する救急車同乗実習を行う。また実習後、報告会を開催する。
 オリエンテーション、事前講義を欠席した者は実習を受けることができないので注意すること。
 また、エイズ知識普及啓発講習会(12月頃)への出席も必須としている。 
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地域医療学・総合診療学講座で実施される各種実習については、実習施設評価者(看護師・医師・医療従事者・病院職員・消防隊員など)による360度評価を取り入れており、著しく評価が低い場合において、その内容は進級判定に影響するので留意すること。

1、2、3年次まで実習が中心となっており、実習についてはオリエンテーション・ガイダンス・事前講義など事前学習への出席をもって参加が認められるため出席は必須事項である。
特段の理由なく事前学習の欠席者、実習を受けない者、レポート未提出者、反省会・発表会・報告会などへの欠席者は単位修得が困難になる。

また、全学年を通して連絡などは随時CNSならびにMoodleにて案内するので必ず確認すること。

【授業形態】
「対面講義」を行う。
講師の都合により「ライブ型」「オンデマンド型」を取り入れる場合もあるので、都度掲示を確認し適宜対応すること。
※基本的にはオリエンテーション、報告会等は臨床大講堂にて対面講義にて実施予定である。
※実習中の感染症対策については、それぞれの実習先担当者の指示に従うものとする。
※感染症の状況を鑑みて、講義中のマスク着用を促すことがある。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師として実務経験のある教員が、実践的教育を行っている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
学生の意見を実習施設にフィードバックしより充実した実習になるよう努める。