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授業科目名
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解剖学B(肉眼解剖学講義・実習)
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担当教員
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小田 賢幸/久保 智広/髙橋 光規/塙 宗継
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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DMB207 | 4 | 2 | 通期 | |||||||||||||||||||||||||||||||
<授業の概要> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
解剖学は基礎医学の中核をなし、すべての医学的知識の土台となる学問である。本科目では、人体構造を三次元的に理解し、正常構造の把握を通じて病態理解の基盤を形成する。また、発生学を学ぶことで、器官形成の過程を把握し、解剖学的変異や先天異常の理解を深めることができる。これにより、基礎医学から臨床医学への橋渡しを促進する。 科目や学問分野と社会との関連性 解剖学は、解剖実習や画像診断、手術手技の理解に不可欠であり、臨床現場での診療に直結する。特に、外科系診療科では、人体構造の詳細な理解が診療の成否を左右する。本科目では、解剖学的知識を臨床医学に応用する視点を養い、医療現場での実践的な活用能力を高めることを目的とする。 また、献体解剖を通じて、医学が社会の支援と協力のもとに成り立っていることを学ぶ。献体に対する敬意や感謝の念を持ち、医療倫理を実践的に学ぶ機会を提供する。 科目と4テーマの社会課題との関連性 本科目は、以下の社会課題と密接に関連する。 人間と文化 人体構造の学習は、医療の根幹を形成し、社会の健康増進に貢献する。また、献体解剖を通じて、生命倫理や医療の公共性について深く考察する機会を提供する。 環境と人間 発生学を通じて、環境要因が胎児の発生や先天異常に与える影響を学び、公衆衛生や環境医学との関連を理解する。例えば、薬剤や化学物質が胎児の形成に与える影響についても考察する。 産業と社会 解剖学的知識は、医療機器の開発や画像診断技術の向上に寄与する。本科目では、手術手技や画像診断に必要な解剖学的知識を学ぶことで、医療産業への応用可能性についても理解を深める。 平等と公正 医療資源の公平な分配には、人体構造の理解が不可欠である。解剖学は、外科手術や移植医療など、多くの医療分野で平等な医療提供を支える基盤となる。本科目を通じて、医学の社会的役割と公平な医療提供の重要性を学ぶ。 |
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<到達目標> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<成績評価方法> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<授業計画> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
5/14(水) AM 発生学講義 (01) 概論 5/21(水) AM 骨学実習 (01) 体幹を構成する骨 5/28(水) AM 骨学実習 (02) 上肢を構成する骨 6/10(火) PM 骨学実習 (03) 下肢を構成する骨 6/11(水) AM 骨学実習 (04) 頭蓋を構成する骨 6/17(火) PM 発生学講義 (02) 神経系 6/25(水) PM 発生学講義 (03) 頭頸部 ★筆記試験1:骨学(3限)/★筆記試験2:発生学1(4限) 6/27(金) PM 発生学講義 (04) 循環器系 7/1(火) PM 発生学講義 (05) 消化器系 7/2(水) 3限 泌尿生殖器系 ★筆記試験3:発生学2(3限) 7/3(木) PM 発生学講義 (06) 9/9(火)AM・PM 肉眼解剖学実習 (01) 頚部と体幹の浅層 §1~7 9/10(水) PM 肉眼解剖学実習 (02) 頚部と体幹の浅層 §8-10 9/11(木) PM 肉眼解剖学実習 (03) 上肢 §11-14 9/12(金) PM 肉眼解剖学実習 (04) 上肢 §15-17 9/16(火) PM 肉眼解剖学実習 (05) 上肢 §18-20 9/18(木) PM 肉眼解剖学実習 (06) 上肢 §21-25 9/19(金) PM 肉眼解剖学実習 (07) 体壁 §26-29 9/22(月)AM・PM 肉眼解剖学実習 (08) 体壁 §30-34 9/24(水) PM 肉眼解剖学実習 (09) 胸腔 §35-37 ★筆記試験4:頸部ー上肢(3限) 9/26(金) 2限 特別講義 9/26(金) PM 肉眼解剖学実習 (10) 胸腔 §38-40 9/29(月) PM 肉眼解剖学実習 (11) 胸腔 §41-42 10/2(木) PM 肉眼解剖学実習 (12) 腹腔 §43-45 10/6(月) 3限 特別講義 10/6(月) PM 肉眼解剖学実習 (13) 腹腔 §46-48 10/7(火) PM 肉眼解剖学実習 (14) 腹腔 §49-50 10/10(金) PM 肉眼解剖学実習 (15) 腹腔 §51-52 ★筆記試験5:体壁ー胸腔(3限) 10/16(木) PM 肉眼解剖学実習 (16) 下肢 §53-54 10/17(金) PM 肉眼解剖学実習 (17) 下肢 §55-57 10/20(月) PM 肉眼解剖学実習 (18) 下肢 §58-60 10/21(火) PM 肉眼解剖学実習 (19) 下肢 §61-63 10/23(木) PM ★筆記試験6:腹腔ー下肢(3限) 10/27(月) PM 肉眼解剖学実習 (20) 骨盤 §64-65m or 66f 10/28(火) PM 肉眼解剖学実習 (21) 骨盤 §66m-68m or 67f-69 10/30(木) PM 肉眼解剖学実習 (22) 骨盤 §69-71 or 70-71 10/31(金) PM 肉眼解剖学実習 (23) 頭部 §72-73 11/4(火) PM 肉眼解剖学実習 (24) 頭部 §74-76 11/7(金) PM 肉眼解剖学実習 (25) 頭部 §78-80 11/10(月) PM 肉眼解剖学実習 (26) 頭部 §81-82 11/13(木) PM 肉眼解剖学実習 (27) 頭部 §83-85 11/14(金) PM 肉眼解剖学実習 (28) 頭部 §86-88 11/18(火) PM 肉眼解剖学実習 (29) 頭部 §89-91 ★筆記試験7: 骨盤ー頭頸部1(3限) 11/21(金) PM 肉眼解剖学実習 (30) 11/28(金) PM 納棺・実習室清掃 12/1(月) PM ★筆記試験8:頭頸部2(3限) 12/22(月) PM 再試験 12/23(火) PM 予備日 〈講義形態について〉 講義は動画配信と対面講義を組み合わせて行う。事前に閲覧し、予習しておくこと。骨学実習と肉眼解剖実習は解剖実習室で行う。 成績は計8回の筆記試験により判定する。 |
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<教科書> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
<参考書> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[実務経験のある教員による授業科目の概要] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
医師として実務経験のある教員を含む教員が講義、実習を行っている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
[前年度授業に対する改善要望等への対応] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Moodleを用いたオンライン小テストについて不満が多いので、すべて筆記試験に変更した。 |