山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 アントレプレナーシップとスキル
時間割番号 CRAK31
担当教員名 戸田 達昭
開講学期・曜日・時限 3Q・金・III-IV 単位数 2
<対象学生>
全学部、山梨大学生、科目等履修生(社会人)、特別聴講生(大学コンソーシアムやまなし等)
<授業の目的>
地方創生の実現や持続可能な社会を構築するためには、そこに住まう一人一人が担い手となる必要があり、課題を明確化し、アクションを起こしていく中で課題を解決していくことが必要です。そのアクションの一つに、事業による課題解決のアプローチがあります。
事業を起していく人を起業家と言いますが、起業家にはマインドセット、スキルセットの両方が必要です。本科目では、国内における起業家教育で極めて高い評価を得ている山形大学と連携し、各地で活躍されている方々の取り組みをビデオコンテンツで学び、優れた起業家のマインドセット、スキルセットに触れていただくとともに、履修者内でチームを作り、具体的なビジネスモデルを構築し実践をしていきます。理論と実践の両輪で、地方創生の担い手たる起業家の育成を目的としています。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通情報を適切に活用する力(情報)図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を倫理的、合法的に収集し、収集した文献や資料から適切な情報を選択し、様々な情報を統計学的手法やAI技術なども活用して分析し、的確にまとめて活用できる力を備える
N-B多様な人々と調和する力(調和)人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える
N-C共創により問題を解決する力(共創)問題設定、多様な解決方法の案出と検討、実現可能な計画の立案、計画に従った問題解決、解決方法や計画の改善などを他者と共働して行う力を備える
N-Dより良く生きるための力(福利)心身の健康を維持増進して国際社会の一員として暮らすために必要な知識技能を備え、自己と社会の理解に基づき人生設計する力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1起業家のマインドセット、スキルセットを理解できる。N-A
2事業プランを実現するためのアプローチが理解できる。N-A
3具体的に他者(他社)との協働にて行動することが出来る。N-B
4具体的に他者(他社)との協働にて行動することが出来る。N-D
5積極的に行動することが出来る。N-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%講義最終課題により評価する
220%講義最終課題により評価する
315%各回の課題(含 議論への参加、レポート)により評価する
415%各回の課題(含 議論への参加、レポート)により評価する
530%講義への参加態度(含 質疑応答、レポート)により評価する
合計100% 
<授業の方法>
本講義では本事業の連携先である山形大学がEDGE NEXT(文部科学省事業)にて構築した起業家育成のコンテンツを見て学ぶパートと、チームごとに分かれて具体的なプロジェクトを立案・実施をしていく、という理論と実践の両輪で行っていきます。
講義はビデオコンテンツの活用と対面による指導、生徒のワークショップを行うが、状況によってはハイブリッドにて行います。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
世界で活躍している講師の取り組みから起業家に必要なマインドセット、スキルセットを学びます。また、実践も行うことで実際に皆さんが事業を作ることも出来ます。この講義をただの座学で終わらせることなく、そのまま起業されても良いですし、就職された先で社内起業家として活かしていただけたらと思っています。是非、積極的に取り組んでいきましょう。
<テキスト>
  1. 適宜プリントなどを配布します。
<参考書>
  1. 講義時に適宜紹介します。
<授業計画の概要>
1タイトル第1回(10/3金) オリエンテーション・第2回(10/3金) チームビルディング・ワークショップ
事前学習
事後学習
課題レポートによる振り返り
授業内容講義全体のオリエンテーション
グループに分かれて、プロジェクトテーマの決定とディスカッションを行い、その内容を共有します。
2タイトル第3回(10/10金) 儲けのカラクリ・第4回(10/10金) チームディスカッション①
事前学習
事後学習
課題レポートによる振り返り
授業内容廣川克也 氏(慶応義塾大学 湘南藤沢キャンパス SFCフォーラム事務局長)による講義を行います。
前回の講義内容をテーマにチームでディスカッションを行い、その内容を共有します。
3タイトル第5回(10/17金) デザインとブランディング・第6回(10/17金) チームディスカッション②
事前学習
事後学習
課題レポートによる振り返り
授業内容佐藤成美 氏(プラナンド コミュニケーションプランナー)による講義を行います。
前回の講義内容をテーマにチームでディスカッションを行い、その内容を共有します。
4タイトル第7回(10/24金) Idea,Passion,Start with WHY・第8回(10/24金) チームディスカッション③
事前学習
事後学習
課題レポートによる振り返り
授業内容マンジョット・ベティ 氏(株式会社 Just on time 代表取締役)による講義を行います。
前回の講義内容をテーマにチームでディスカッションを行い、その内容を共有します。
5タイトル第9回(11/14金) 企業経営の基礎・第10回(11/14金) チームディスカッション④
事前学習
事後学習
課題レポートによる振り返り
授業内容小野寺忠司 氏(山形大学 教授 国際事業化研究センター センター長)による講義を行います。
前回の講義内容をテーマにチームでディスカッションを行い、その内容を共有します。
6タイトル第11回(11/21金) グローバルからローカルへ・第12回(11/21金) チームディスカッション⑤
事前学習
事後学習
課題レポートによる振り返り
授業内容デビット・ベネット 氏(Tenstorrent 社外取締役 元レノボ兼NEC PC代表取締役執行役員社長)による講義を行います。
前回の講義内容をテーマにチームでディスカッションを行い、その内容を共有します。
7タイトル第13回(11/28金) 人を動かすプレゼンテーション・第14回(11/28金) チームディスカッション⑥
事前学習
事後学習
課題レポートによる振り返り
授業内容武田昌大 氏(トラ男米プロデューサー&シェアビレッジ村長)による講義を行います。
前回の講義内容をテーマにチームでディスカッションを行い、その内容を共有します。
8タイトル第15回(未定) チームプレゼン発表会
事前学習
事後学習
課題レポートによる振り返り
授業内容チームで設定した課題について発表を行います。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
バイオベンチャー企業「シナプテック株式会社」創業者として、起業に関わる実務経験をワークショップを通じて実践的に教育していきます。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
授業評価アンケート対象外
<備考>
・本科目は、次の時間帯に山梨県立大学飯田キャンパスで実施します。
10/3~11/28 13:10~16:20
第15回 受講者と調整のうえ決定
・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。