授業科目名
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ブランディング基礎と実践
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時間割番号
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CRAK27
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担当教員名
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田子 學/手塚 伸
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開講学期・曜日・時限
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集中・(未登録)・(未登録)
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単位数
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1
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<対象学生>
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全学部、山梨大学生、科目等履修生(社会人)、特別聴講生(大学コンソーシアムやまなし等)
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<授業の目的>
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企業の経営においては、自社の価値を高め、顧客との関係を強化する「ブランド」の重要性はますます高まっている。一方、重要性は理解していても、何から取り組めばよいのか分からない、というケースは少なくない。 この演習を通して、企業経営に必要なブランディングの基礎知識と実践する際の思考方法や具体的手法を学び、特に中小企業に不足しがちな精度の高い事業開発、実行力の高いブランドチームの育成、デザイン・広報など、ブランド構築の手法について、講座・ワークショップで体験し学び、受講者が高いブランディング能力を習得することを目指す。
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
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全学共通教育科目向け | 記号 | コンピテンシー(能力・資質) | 説明 | |
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N-A | 共通 | 情報を適切に活用する力(情報) | 図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を倫理的、合法的に収集し、収集した文献や資料から適切な情報を選択し、様々な情報を統計学的手法やAI技術なども活用して分析し、的確にまとめて活用できる力を備える | ○ | N-B | 論理的かつ柔軟に思考する力(思考) | 問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える | ○ | N-C | 共創により問題を解決する力(共創) | 問題設定、多様な解決方法の案出と検討、実現可能な計画の立案、計画に従った問題解決、解決方法や計画の改善などを他者と共働して行う力を備える | ◎ |
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<到達目標> 到達目標とは
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目標NO | 説明 | コンピテンシーとの対応 |
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共通 |
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1 | ブランディングの重要性とその創造に必要な思考・手法について理解できる。 | N-A | 2 | デザイン経営の重要性について自らの言葉で表現できる。 | N-C | 3 | 山梨の中小企業において必要とされる「ブランド・アイデンティティ」を地域課題として理解できる。 | N-B | 4 | VUCA時代を生き抜く価値観としてブランド志向の考え方を理解できる。 | N-C |
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<成績評価の方法>
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目標No | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 15% | 最終課題(理解度)により評価する。 | 2 | 15% | 最終課題(表現力)により評価する。 | 3 | 35% | 最終課題(地域理解・ソリューション力)により評価する。 | 4 | 35% | 最終課題(価値観・姿勢)により評価する。 | 合計 | 100% | |
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<授業の方法>
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講義は基本対面のアクティブラーニング形式で行う。講義とディスカッションで実践力を養うとともに、ブランディング実践企業を訪問し、五感で体験する場を設ける。
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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・企業現場のトップであるとともに、複数大学で教鞭をとる講師による実践的な演習です。なかなか得られる機会ではありませんので、積極的な参加を期待します。 ・質疑応答のみならず、授業外学修として、担当教員、MGVsワイナリー関係者との対話を歓迎します。
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<テキスト>
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- 田子學著, 「突き抜けるデザインマネジメント 」, 日経BP社,
(2019.12.5)
- 適宜プリントなどを配布する。
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<参考書>
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- 田子學著, 「デザインマネジメント 」, 日経BP社,
(2014.7.23)
- トニー・シェイ著, 「ザッポス伝説」, ダイヤモンド社,
(2010.12.2)
- ブルネロ・クチネリ著, 「人間主義的経営」, インプレス,
(2021.4.1)
- 藤吉雅春著, 「福井モデル」, 文藝春秋,
(2015.4.20)
- 井上尚之著, 「サステナビリティ経営」,
(2018.2.28)
- スティーブン・R・コヴィー著, 「(13才からわかる)7つの習慣」, 株式会社日本図書センター
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<授業計画の概要>
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1 | タイトル | (10/25土) 検知① |
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事前学習 事後学習 | MAGVsワイナリーホームページを参照しておく https://mgvs.jp
クリティカル・シンキング、ラテラル・シンキング、ロジカル・シンキングの一般的な概念について理解しておく |
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授業内容 | デザイン経営の概念の理解と検証を通じ、ブランディングの本質を学ぶ。 |
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2 | タイトル | (10/25土) 検知② |
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事前学習 事後学習 | 授業の振り返り |
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授業内容 | クリティカル・シンキング(批判的思考)の手法を学び、課題を把握し、事業の強み・弱みを認識するとともに、前提にとらわれない社会課題解決型思考の手法を身につける。 |
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3 | タイトル | (10/25土) 検証 |
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事前学習 事後学習 | 授業の振り返り |
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授業内容 | 甲州市勝沼町のMAGVsワイナリーを訪問し、施設見学、圃場見学を通じ同社のブランディング(デザイン経営戦略)を実地で理解する。 |
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4 | タイトル | (10/25土) 深化 |
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事前学習 事後学習 | 授業の振り返り |
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授業内容 | 同社において、提出される課題に対しワークショップ形式でディスカッションを行う。 |
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5 | タイトル | (10/26日) 発散 |
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事前学習 事後学習 | 授業の振り返り |
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授業内容 | ラテラルシンキング(発散型思考)の手法を学び、アイディアの発散を繰り返しながらストーリを紡ぎだす。 |
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6 | タイトル | (10/26日) 創造 |
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事前学習 事後学習 | 授業の振り返り |
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授業内容 | ロジカルシンキング(論理型思考)の手法を学び、これに基づくブランド創造に必要な、さまざまな要素を組み立てていく。 |
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7 | タイトル | (10/26日) 一貫 |
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事前学習 事後学習 | 授業の振り返り |
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授業内容 | 前6回の演習を通じて得た学びや体験、知識を通じて、課題に対する考え方を整理する。 |
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8 | タイトル | (10/26日) 結語 |
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事前学習 事後学習 | 最終課題(レポート)に取り組む |
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授業内容 | グループごとに課題に対する、考え方を発表、討議する。 |
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9 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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10 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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11 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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12 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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13 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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14 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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15 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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16 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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17 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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18 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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19 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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20 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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21 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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22 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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23 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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24 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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25 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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26 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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27 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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28 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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29 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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30 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> |
田子學客員教授が、企業におけるデザイン経営に長く携わってきたキャリアをベースに、理論と応用、実践方法を受講者と対話しながら演習を進める。(以下、田子教授略歴等) ・東芝にて家電、情報機器に携わり、家電ベンチャーリアルフリート(現アマダナ)の創業期に参画した後、MTDO inc.を設立。 ・企業や組織デザインとイノベーションの研究を通し、広い産業分野においてコンセプトメイキングからプロダクトアウトまでをトータルにデザインする「デザインマネジメント」を得意としている。 ・ブランディング、UX、プロダクトデザイン等、一気通貫した新しい価値創造を実践、実装しているデザイナー。 ・TEDxTokyo 2013 デザインスピーカー。GOOD DESIGN AWARD、Red Dot Design Award、iF Design Award、German Design Award、International Design Excellence Awardsなど世界のデザイン賞受賞作品多数。 ・慶応義塾大学 大学院 SDM 特別招聘教授、熊本大学大学院 自然科学研究科 客員教授、公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)「グッドデザイン賞」審査委員など。 ・MGVsワイナリー(山梨県甲州市)Creative Director (2016-) |
<前年度授業に対する改善要望等への対応> |
授業評価アンケート対象外 |
<備考>
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・本科目は、次の時間帯と場所で実施する。 10/25土 9:00~18:00 山梨県立大学飯田キャンパス及びMGVsワイナリー 10/26日 9:00~16:20 山梨県立大学飯田キャンパス ・デザイン経営の第一線で活躍される講師とのアクティブラーニング形式の演習です。前例や一般論にとらわれず、対話を重視した演習です。自らの考え方で積極的に参加してください。 ・参加者間の考え方の多様性の相互理解、対話の重要性等を同時に学ぶよう努めてください。 ・他大学や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。
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