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授業科目名 情報学概論
分類自然科学
時間割番号 CRAK09
担当教員名 杉山 歩/山崎スコウ竜二
開講学期・曜日・時限 後期・水・III 単位数 2
<対象学生>
全学部・山梨大学
<授業の目的>
この講義はプログラミング、AI、ロボティクスなどSociety 5.0において不可欠になる情報技術の背景にある考え方、トレンドの変遷について学びます。
近年ではプログラミングが出来る、ツールが使いこなせる、などの表面的な技術の習得だけでは変化の激しいトレンドに追いつくこともままならず、次代を切り開くサービスのデザインは困難なものとなります。
本講義を履修することで国際、福祉、看護の各分野で今後起こりうるSociety5.0時代の新規サービスを設計するための背景を学び、広い意味での情報哲学についてその意義も含めて自らの言葉で語れるようになる事を目的とします。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
N-B多様な人々と調和する力(調和)人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える
N-Cより良く生きるための力(福利)心身の健康を維持増進して国際社会の一員として暮らすために必要な知識技能を備え、自己と社会の理解に基づき人生設計する力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1社会課題に高い関心を持ち、情報コミュニケーション技術(ICT)が如何に関わっているのか説明できるN-A
2人や地域を幸せにする、という視点からICTとその社会実装に挑戦することができるN-A
3ICT活用による負の側面も理解した上で、Society 5.0に向けた未来について説明できる。N-B
4ICT活用による負の側面も理解した上で、Society 5.0に向けた未来について説明できる。N-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%授業の積極性
250%課題の達成状況
310%発表内容
410%発表内容
合計100% 
<授業の方法>
講義形式の座学とグループおよび発表を行います。
グループワークではノートPCを使った資料の作成がありますので、指示があった際には持参して下さい。
また、講義形式の座学においても発言を促しますので、積極的に発言して下さい。

クラスコード:c5qchxd
<受講に際して・学生へのメッセージ>
※座学のみの講義ではありません。受講者同士の議論の時間に活発に発言する事が成績に反映されます。
※講義内でグループワークを行いますので、欠席した場合、その課題分は自身で行うこととなりますのでなるべく欠席の無いようにお願いします。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル情報の現在地
事前学習
事後学習
講義課題
授業内容2020年代の現代社会において情報学がどう社会に関わっているのか概論について理解していきます。講義の導入にあたりますので、受講生が考える情報社会のイメージについて受講生同士での共有などを行います。
2タイトル今、情報社会で起こっている事
事前学習
事後学習
第1回で示すwebサイト、動画の閲覧
講義課題
授業内容Society 5.0で何が起ころうとしているのか、現在の情報コミュニケーション技術について俯瞰的に理解していきます。本講義では人類史的な視点、社会科学的な視点、経済的な視点など複眼的に今起こっている事を学びます。
3タイトル情報社会に乗るという事
事前学習
事後学習
第2回で示すwebサイト、動画の閲覧
講義課題
授業内容Society 5.0が始まる前段階、GAFAMなどの大企業が時代を牛耳っていると言われていますが、それは何故なのでしょう?その背景について理解を深めていきます。
4タイトル情報社会のこれまで
事前学習
事後学習
第4回で示すwebサイト、動画の閲覧
講義課題
授業内容在シリコンバレー企業がなぜ情報社会をリードしているのか、歴史的な背景から理解していきます。
5タイトルWeb 3.0、AIなどのトレンド
事前学習
事後学習
第5回で示すwebサイト、動画の閲覧
講義課題
授業内容Web 3.0やAIについて、実演も含めて理解していきます。
6タイトルSociety 5.0は今どこに
事前学習
事後学習
教員の指示した課題に取り組む
教員の指示した課題に取り組む
授業内容Society 5.0の実現に向けた多様な取り組みがどのように行われているか、現状について理解を深めます。
7タイトル物質と情報の境界
事前学習
事後学習
教員の指示した課題に取り組む
教員の指示した課題に取り組む
授業内容サイバネテックアバター等を例にインターネットの身体化、そのサービス諸形態について概観し意義を考えます。
8タイトル身体と自己の拡張
事前学習
事後学習
教員の指示した課題に取り組む
教員の指示した課題に取り組む
授業内容自己の身代わりとなるロボットが活躍する社会の開発と、人間自身の能力開発との関係について議論します。
9タイトル人間の改造と操作
事前学習
事後学習
教員の指示した課題に取り組む
教員の指示した課題に取り組む
授業内容人の経験を媒介するメディア技術の特性と理論について学び、人間性の拡張について議論します。
10タイトル臨床におけるメディア技術と倫理
事前学習
事後学習
教員の指示した課題に取り組む
教員の指示した課題に取り組む
授業内容国際、福祉、看護の各分野で、社会のフィールドで求められる情報の価値と倫理について議論します。
11タイトルSociety 5.0到来に向けて(その1)
事前学習
事後学習
授業内容これまでの講義での学びを踏まえたグループワークを行い、Society 5.0に向けて私たちが出来る事を考えていきます。
12タイトルSociety 5.0到来に向けて(その2)
事前学習
事後学習
授業内容前回に引き続きこれまでの講義での学びを踏まえたグループワークを行い、Society 5.0に向けて私たちが出来る事を考えていきます。また、グループ発表の準備を行います。
13タイトルSociety 5.0到来に向けて(その3)
事前学習
事後学習
授業内容前回、前々回を踏まえたグループ発表および討議を行います。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
授業評価アンケート対象外
<備考>
(未登録)