授業科目名
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人間と心
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分類 |  |
時間割番号
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CRAK03
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担当教員名
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森 慶輔
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開講学期・曜日・時限
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前期・水・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学生
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<授業の目的>
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本授業では、さまざまな心理学の分野から基礎的内容を取り上げ、いくつかの実証的研究の知見を紹介する。 それらを通し、人の心の働きを多様な視点から科学的に解明しようとする考え方を解説し、日常のさまざまな事象を心理学的に捉える土台をつくる。
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
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全学共通教育科目向け | 記号 | コンピテンシー(能力・資質) | 説明 | |
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N-A | 共通 | 論理的かつ柔軟に思考する力(思考) | 問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える | ○ | N-B | 多様な人々と調和する力(調和) | 人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える | ○ | N-C | より良く生きるための力(福利) | 心身の健康を維持増進して国際社会の一員として暮らすために必要な知識技能を備え、自己と社会の理解に基づき人生設計する力を備える | ◎ |
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<到達目標> 到達目標とは
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目標NO | 説明 | コンピテンシーとの対応 |
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共通 |
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1 | 心理学の過去の研究から得られた、人の感覚・知覚、認知、記憶、学習、発達、情動、対人関係等における基礎 的知見を理解し、説明できる。 | N-A | 2 | 心理学的知見をふまえ、日常的に経験する事象や現代の諸問題を心理学的視点から読解、論評できる。 | N-B | 3 | 心理学的知見をふまえ、日常的に経験する事象や現代の諸問題を心理学的視点から読解、論評できる。 | N-C | 4 | 人間の行動、社会的事象に対して心理学的興味・関心を寄せることができる。また、自身の思考を言葉に表 し、より思考を深めようとすることができる。 | N-A |
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<成績評価の方法>
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目標No | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 15% | 毎回の講義後のリアクションペーパー、終講試験により評 価 | 2 | 35% | 毎回の講義後のリアクションペーパー、終講試験により評 価 | 3 | 35% | 毎回の講義後のリアクションペーパー、終講試験により評 価 | 4 | 15% | 毎回の講義後のリアクションペーパーの作成状況、質問状 況等により評価 | 合計 | 100% | |
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<授業の方法>
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本授業は、共通科目であり、連携開設科目でもあるため、授業はオンラインで進める。
毎回講義内容に関するリアクションペーパーに取り組み、学んだ内容の定着を図る。また、随時、理解が不十分であることや、疑問に感じた事項などをオンライン上で質問・共有し解決を図る。以上をもって、知識理解、思考・判断・表現を深めるとともに、主体的に学びを深めようとする態度を高めるものとする。
評価は、提出されたリアクションペーパーと終講試験を合算して行います。終講試験は第15回授業の際に、GoogleClassroomを用いて実施する予定です。詳細は授業内で案内します。
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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本授業は連携科目であり、オンライン(遠隔授業)で実施する。授業の配信はZoomを、課題の提出はGoogleClassroomを使用する。GoogleClassroomは、本システムの掲示板を見て、第1回授業前までに、忘れず登録すること。ZoomのURLやIDはGoogleClassroomでお知らせします。なお、授業内でグループワークを実施する可能性があるため、スマートフォンでの受講はお勧めしません。
第1回授業の前に、本授業の履修方法をClassroomから配信するので、必ず事前に確認すること。その後も、随時配信される関連資料やお知らせを逃さずチェックしておくこと。
わからないことや疑問があれば、GoogleClassroomからメールで質問すること。毎回のリアクションペーパーの期日内提出をもって、出席と履修状況を確認する。
※看護学部で履修を検討している学生へのメッセージ:1年次後期に開講する「看護心理学」との関係について、第1回から第9回は別内容、第10回から第14回は一部重複する内容(人間と心よりも看護心理学のほうが細かな内容も扱います)となります。また「人間と心」の単位を取得しても「看護心理学」は履修する必要があります。
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<テキスト>
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- 山村豊・高橋一公, 心理学【カレッジ版】, 医学書院、2017年,
(2017年)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1 | タイトル | ガイダンス |
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事前学習 事後学習 | 特に必要としない |
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授業内容 | 本授業の目的、概要、履修方法、評価方法について、説明する。
科学としての心理学成立の歴史とその方法論について、概説する。 |
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2 | タイトル | 感覚と知覚 |
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事前学習 事後学習 | 教科書の通読
リアクションペーパーの作成 |
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授業内容 | 人間の感覚と知覚のメカニズムについて概説する。 |
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3 | タイトル | 記憶 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 人間の記憶のメカニズムについて心理学と認知科学(脳科学)の両面から概説する。 |
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4 | タイトル | 思考・言語・知能 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 人間の思考のメカニズム、言語や知能の発達について概説する。 |
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5 | タイトル | 学習①代表的な理論 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 人間が新しい技能を取得するメカニズムについて概説する。 |
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6 | タイトル | 学習②応用行動分析 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 人間の自発的な行動の出現頻度が増減するメカニズムについて概観する。 |
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7 | タイトル | 感情と動機づけ |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 人間の感情とモチベーションについて概説する。 |
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8 | タイトル | 性格とパーソナリティ |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 人間のパーソナリティについて概説するとともに、客観的にパーソナリティを把握する方法についても概観する。 |
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9 | タイトル | 社会と集団 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 人間の集団内や集団間の行動の特徴について概観する。 |
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10 | タイトル | 発達 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 人間の生涯発達について概説する。 |
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11 | タイトル | 心理臨床①ストレスにまつわる問題 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | ストレスとそれがもたらす問題、及び、具体的なストレスコーピングについて概説する。 |
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12 | タイトル | 心理臨床②こころの病気 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | 精神疾患の概要と、代表的な疾患例として「うつ病」「統合失調症」「不安障害群」について概説する。 |
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13 | タイトル | 心理臨床③心理学的対人援助の歴史 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | カウンセリングおよび心理療法について取り上げ、代表的な心理療法の例として、精神分析、行動療法、クライエント中心療法について概説する。 |
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14 | タイトル | 心理臨床④心理学的対人援助の現在 |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | カウンセリングおよび心理療法について取り上げ、代表的な心理療法の例として、認知行動療法、家族療法について概説する。 |
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15 | タイトル | まとめ(終講試験を含む) |
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事前学習 事後学習 | 前回と同じ
前回と同じ |
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授業内容 | これまでの学びを振り返って、まとめを行う。 |
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16 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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17 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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18 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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19 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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20 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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21 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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22 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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23 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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24 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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25 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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26 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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27 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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28 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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29 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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30 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> |
・心理関係の資格及び実務経験:公認心理師 臨床心理士 スクールカウンセラー |
<前年度授業に対する改善要望等への対応> |
授業評価アンケート対象外 |
<備考>
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(未登録)
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