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授業科目名 創発PBL4
時間割番号 CPB004 B
担当教員名 ----
開講学期・曜日・時限 4Q・月・V 単位数 1
<対象学生>
全学部1年次生
<授業の目的>
学術科目群をはじめとする他の全学共通教育科目群で得た知識やスキルを統合する場として、ワークショップ形式で行う授業である。
これまでの知識伝授に重きを置いた受動的な学習から、能動的で主体性を持った「自分事」としての学習に意識改革し、2年次以降の専門科目も「真に自分を高める科目」として取り組む姿勢を身につける。
創発PBL全体のスローガンは「Making My/Our Future Roadmap!」であり、本授業における大目標は「未来の共創へ一歩踏み出す」である。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通多様な人々と調和する力(調和)人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える
N-B共創により問題を解決する力(共創)問題設定、多様な解決方法の案出と検討、実現可能な計画の立案、計画に従った問題解決、解決方法や計画の改善などを他者と共働して行う力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1異なる文化慣習を理解し、尊敬をもって他者に接することができるN-A
2三角ロジックを活用してチームで新たな価値を生み出せるN-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%対話型論証モデルに基づきチームメンバーと主張→対立主張→反駁の手順を踏み結論を導けるかについて授業中の提出物等で評価する
250%解決実施企画書でクラス担当教員に実現の可能性を感じさせることができるかについて授業中の提出物等で評価する
合計100% 
<授業の方法>
クォーター毎に設定された課題に向かい、学部学科混成のチームでワークショップを行うことで、自ら問題を見出して解決計画を策定する過程を繰り返し経験するとともに、他者と協働してイノベーションを生み出すための基礎力を養い、高学年次、さらには本学卒業以降に社会で活躍できる力を高める。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「知識やスキルを統合」し、「自分事にする」ために、他の科目群やふだんの生活で得る知識を本授業に還元できないか、常に考えることを心がけてください。
個人プレイではなく、各チームメンバーの良いところを引き出してチームで「共創」することをめざしてください。
<テキスト>
  1. 山梨大学創発PBLワークブック,
    (創発PBL入門で購入したワークブックを引き続き使用します)
<参考書>
  1. 松下佳代, 前田秀樹, 田中孝平著, 対話型論証ですすめる探究ワーク, 勁草書房, ISBN:9784326251643,
    (2022年出版)

  2. 戸田山和久著, 論文の教室 : レポートから卒論まで 最新版, NHK出版, ISBN:9784140912720,
    (2022年出版 NHKブックス, 1272)
<授業計画の概要>
1タイトル「正しく伝える」ことの意味を知る
事前学習
事後学習
事前学習:創発PBL3までに学んできたことを自分が納得する形で整理しておく
事後学習:振り返り
授業内容「正しく伝える」専門家の講演、ブレインストーミング
2タイトルチームとしてのロードマップの確認と解決策の検討
事前学習
事後学習
事前学習:チームの憲法を再確認し、必要に応じアップデートする。
事後学習:振り返り
授業内容チームとしてのロードマップの再確認、解決策実施計画書の作成
3タイトル活動計画と検証方法の検証
事前学習
事後学習
事前学習:解決策実施に必要な情報を収集し議論を深める
事後学習:振り返り
授業内容解決策実施計画書の作成
4タイトル解決策実施計画書の審議および修正
事前学習
事後学習
事前学習:解決策実施計画書のブラッシュアップを行う
事後学習:振り返り
授業内容解決策実施計画書の審議および修正、ニュース企画書の作成
5タイトル検証および検証結果の整理
事前学習
事後学習
事前学習:ニュース企画書のブラッシュアップを行う
事後学習:振り返り
授業内容ニュース企画書の審議および修正、解決策実施結果の検証と整理、必要ならば練り直して再検証
6タイトルニュース記事構成の検討
事前学習
事後学習
事前学習:検証結果を整理しストーリーボード構成を考える
事後学習:振り返り
授業内容ニュース記事の作成、編集
7タイトル発表準備
事前学習
事後学習
事前学習:ニュース記事の作成、編集
事後学習:振り返り、解決策実施計画書・ニュース記事企画書・ニュース記事本体の完成
授業内容ニュース記事の作成、編集
8タイトル発表会
事前学習
事後学習
事前学習:ポスター準備、動画を併用する場合は動画等の準備
事後学習:振り返り
授業内容ニュース記事発表と相互審査、なしだいノーベル賞の決定
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
教職以外にも様々な実務経験のある教員が参画する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
初年度につき未実施
<備考>
(未登録)