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授業科目名 創発PBL入門
時間割番号 CPB001 W
担当教員名 石井 信行/鈴木 智博/石平  博
開講学期・曜日・時限 1Q・月・V 単位数 1
<対象学生>
全学部1年次生
<授業の目的>
学術科目群をはじめとする他の全学共通教育科目群で得た知識やスキルを統合する場として、ワークショップ形式で行う授業である。
これまでの知識伝授に重きを置いた受動的な学習から、能動的で主体性を持った「自分事」としての学習に意識改革し、2年次以降の専門科目も「真に自分を高める科目」として取り組む姿勢を身につける。
創発PBL全体のスローガンは「Making My/Our Future Roadmap!」であり、本授業における大目標は「社会に立つため自分を拓(ひら)く」である。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通情報を適切に活用する力(情報)図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を倫理的、合法的に収集し、収集した文献や資料から適切な情報を選択し、様々な情報を統計学的手法やAI技術なども活用して分析し、的確にまとめて活用できる力を備える
N-Bより良く生きるための力(福利)心身の健康を維持増進して国際社会の一員として暮らすために必要な知識技能を備え、自己と社会の理解に基づき人生設計する力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1情報・知識の重要性を理解し正確な情報を選別して活用できるN-A
2自らの人生の楽しみや生きがいを論理的に理解できるN-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%授業で身につける手法を用いて様々な情報を収集・吟味し活用できるかについて授業中の提出物等で評価する
250%自分の中の大事なものが整理でき、将来の展望を語ることができるかについて授業中の提出物等で評価する
合計100% 
<授業の方法>
クォーター毎に設定された課題に向かい、学部学科混成のチームでワークショップを行うことで、自ら問題を見出して解決計画を策定する過程を繰り返し経験するとともに、他者と協働してイノベーションを生み出すための基礎力を養い、高学年次、さらには本学卒業以降に社会で活躍できる力を高める。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「知識やスキルを統合」し、「自分事にする」ために、他の科目群やふだんの生活で得る知識を本授業に還元できないか、常に考えることを心がけてください。
<テキスト>
  1. 山梨大学創発PBLワークブック,
    (指定のワークブックを購入していただきます)
<参考書>
  1. 松下佳代, 前田秀樹, 田中孝平著, 対話型論証ですすめる探究ワーク, 勁草書房, ISBN:9784326251643,
    (2022年出版)

  2. 戸田山和久著, 論文の教室 : レポートから卒論まで 最新版, NHK出版, ISBN:9784140912720,
    (2022年出版 NHKブックス, 1272)
<授業計画の概要>
1タイトル創発PBL入門のテーマと課題を理解する
事前学習
事後学習
事前学習:「創発」の意味を自分で調べてみる・考えてみる
事後学習:「プラスの力・マイナスの力」ワークシートの完成、振り返り
授業内容授業概要の説明、クラス担当教員の紹介、「成功体験」をプラスの力・マイナスの力で考えて振り返る、チーム分けと自己紹介、「成功」について考える
2タイトル成功について考え、モノゴトを上手くやる自分なりのコツをみつける
事前学習
事後学習
事前学習:ブレインストーミングの方法を復習しておく
事後学習:振り返り
授業内容「成功するために大切なこと」マップの完成、ギャラリーウォーク発表会、話し合いについての振り返り
3タイトル情報の収集・選択・活用方法を知る
事前学習
事後学習
事前学習:生成AIについて知っていることをまとめてみる
事後学習:附属図書館で資料を探す、振り返り
授業内容ソーシャルメディアについて、生成AIについて
4タイトル“自分が暮らしたい2050年” のテーマを探す
事前学習
事後学習
事前学習:自分が進みたいと考えている専門分野のキーワードをリストアップしてみる
事後学習:ウェビングマップの完成、振り返り
授業内容"自分が暮らしたい2050年”のテーマ探し?、専門科目を起点としたウェビングマップの作成?、自分の興味を起点としたウェビングマップの作成、学術科目に期待すること
5タイトルロードマップを作る(1):背景を把握し、目標を設定する
事前学習
事後学習
事前学習:学術科目を履修してみて得られそうな知識の整理
事後学習:④象限マトリクスの完成、ロードマップにおける目標設定の完成、振り返り
授業内容4象限マトリクスによる全体像の把握、自分の暮らしたい2050年へのロードマップ作成①目標の設定、学術科目に期待すること
6タイトルロードマップを作る(2):課題解決に必要な知識について考える
事前学習
事後学習
事前学習:目標達成のための資源と課題のリストアップ
事後学習:ロードマップにおける資源と課題・必要な知識の完成、振り返り
授業内容ロードマップ作成②資源と課題、ロードマップ作成③学問への期待と要求
7タイトルロードマップを作る(3):自分の役割について考える
事前学習
事後学習
事前学習:ロードマップを実現するために自分に足りないものを考えてみる
事後学習:ロードマップの完成、振り返り
授業内容ロードマップ作成④自分の役割、チーム内プレゼン、学術科目に期待すること
8タイトル“自分が暮らしたい2050年”へのロードマップを発表する
事前学習
事後学習
事前学習:創発PBL入門で何をしてきたかを思いだしておく
事後学習:有効だった思考手法の整理、振り返り、創発PBL2第1回授業事前学習動画の視聴
授業内容ギャラリーウォーク発表会、ワークの振り返り
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
教員以外にも様々な実務経験のある教員が参画する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
初年度につき未実施
<備考>
(未登録)