授業科目名
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山梨大学からみる大学の歴史と現在
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分類 |  |
時間割番号
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CKJ011 O
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担当教員名
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日永 龍彦
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開講学期・曜日・時限
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1Q・月・III
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単位数
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1
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<対象学生>
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2024入学生まで(教養科目)
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<授業の目的>
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江戸時代から続くと言われる本学とそれが位置づく山梨の教育の歴史及び欧米と日本の大学の歴史を学ぶことを通じて、高校までに学んだ近現代史を別の角度から捉えなおすとともに、歴史的なものの見方、考え方を養うことを目的とする。授業では大きく、世界と日本の高等教育史の中に本学の歴史を位置づけていく。資史料を基にした講義を行なうとともに、大学の歴史を学ぶことのできる施設等の見学を通じて受講生一人ひとりが大学で学んでいくことの意味を見出すきっかけになることを期待している。
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
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全学共通教育科目(~2024年度)向け | 記号 | コンピテンシー(能力・資質) | 説明 | |
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A | 共通 | 教養 | 多様な知識の獲得 | 単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。 | ◎ | B | 汎用能力 | 1・コミュニケーションスキル | 文章表現力 | 適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。 | ○ | C | 4・論理的思考力 | 情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。 | ○ |
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<到達目標> 到達目標とは
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目標NO | 説明 | コンピテンシーとの対応 |
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共通 |
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1 | 授業を通じて学んだことを整理し、とくに重要な事項について説明できる。 | A | 2 | 授業を通じて学んだことをレポート等にまとめる際、適切な手順を踏んで学術的な文章で表現できる。 | B | 3 | 授業を通じて学んだことをレポート等にまとめる際、情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。 | C |
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<成績評価の方法>
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目標No | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 20% | 学習レポートや最終授業におけるまとめの記述を課し、授業で取り扱った重要事項を的確に理解して記述できているか評価する。 | 2 | 20% | 学習レポートや最終授業におけるまとめの記述を課し、授業で示した条件を満たす学術的な文章が書けているか評価する。 | 3 | 60% | 学習レポートや最終授業におけるまとめの記述を課し、情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できているか評価する。 | 合計 | 100% | |
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<授業の方法>
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・原則として対面による講義形式で授業を進めていくが、学習レポートの相互評価などMoodleを使ったグループ学習を取り入れる。 ・学習レポートや最終授業におけるまとめの記述の基礎となるよう、毎回の授業のふりかえりの記述を求める。
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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(未登録)
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 丸田銓二朗(編), 山梨大学学芸学部沿革史, 山梨大学学芸学部
- 御園生桂三郎(編), 山梨大学工学部四十年史, 山梨大学工学部創立四十周年記念会
- 山梨県教育委員会, 山梨県教育百年史 第1巻~第3巻
- 海後宗臣, 寺崎昌男著, 大学教育, 東京大学出版会, ISBN:4130540297,
(1969年出版 戦後日本の教育改革, 第9巻)
- 寺崎昌男著, 日本近代大学史, 東京大学出版会, ISBN:9784130513494,
(2020年出版)
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<授業計画の概要>
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1 | タイトル | オリエンテーション・山梨大学の略史 |
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事前学習 事後学習 | 事後:配布資料をもとに説明内容を復習しておく。 |
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授業内容 | 授業の全体像について理解することを目的として授業全体の目標・計画等や本学の歴史の概説を行う。 |
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2 | タイトル | 欧米における教育制度の成立・発展と日本への影響 |
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事前学習 事後学習 | 事前:欧米社会の近代以降の変化について、「歴史総合」で学んだ高校レベルの知識を再確認しておく。
事後:指定の様式を用いて授業内容の振り返りを行うとともに、第5回授業前に提出できるよう学習レポートの作成を計画的に進める。 |
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授業内容 | 明治期以降日本に導入された近代的な教育制度について理解することを目的とし、大学を起点として成立した欧米の教育制度の発展の過程と明治以降の日本の大学に与えた影響を講義する。 |
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3 | タイトル | 明治以前の甲斐における教育 |
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事前学習 事後学習 | 事前:「重新徽典館碑文」を読んでくる。
事後:授業内容の振り返りを行うとともに、学習レポートの作成を計画的に進める。 |
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授業内容 | 明治期以降日本に導入された近代的な教育制度について理解することを目的とし、その前提として幕府の学問所として設置された徽典館や庶民の学問・学習の場として私塾・寺子屋をとりあげ、明治期以前の甲斐における教育の状況について講義する。授業外の時間で可能であれば学内の「徽典」の扁額や「重新徽典館碑」の見学を行う。 |
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4 | タイトル | 日本の近代化と教育制度の整備(1) 明治前・中期 |
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事前学習 事後学習 | 事前:「学制序文」「教育勅語」を読んでくる。
事後:授業内容の振り返りを行うとともに、学習レポートを完成させ、第5回授業前に提出する。 |
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授業内容 | 明治期以降日本に導入された近代的な教育制度について理解することを目的とし、1872年の「学制」による近代的な教育制度の整備構想と実際の整備状況、その後国家に必要な人材育成のための教育へと変質していく過程を講義する。その際、山梨県内の動きにも言及する。 |
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5 | タイトル | 日本の近代化と教育制度の整備(2) 明治後期・大正期/中間期学習レポートの相互検討(グループワーク) |
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事前学習 事後学習 | 事後:授業内容の振り返りを行う。 |
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授業内容 | 明治後期以降、対外戦争を経験しながら戦間期にいたる日本の教育制度の発展とその内実について理解することを目的とし、明治後期以降の教育制度改革に関する諸議論とその実施状況について講義する。その際、山梨県内の動きにも言及する。
また、事前に提出した学習レポートをグループに分かれて相互に検討する。 |
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6 | タイトル | 昭和前期(戦間期)・中期(戦後改革期)における教育制度の変容 |
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事前学習 事後学習 | 事前:「第一次米国使節団報告書(概要)」を読んでくる。
事後:授業内容の振り返りを行う。 |
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授業内容 | 1931年以降の戦間期における教育活動の実態と戦災の影響、戦後教育改革の動向とその意義、朝鮮戦争以降の教育政策の見直しの実際を講義する。その際、山梨県内の動きにも言及する。 |
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7 | タイトル | 現代日本の大学教育改革(1970年代以降) |
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事前学習 事後学習 | 事前:1971年の中教審答申の指定部分を読んでくる。
事後:授業内容の振り返りを行う。 |
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授業内容 | 高度経済成長期以後の低成長時代における教育政策の変化、1990年代以降のグローバル社会の進展と少子化の影響を受けながら山梨大学がどのように変化を遂げてきたのかを講義する。 |
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8 | タイトル | 授業全体のまとめ |
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事前学習 事後学習 | 事前:授業中に授業全体のまとめを記述できるよう授業内容の復習しておく。 |
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授業内容 | 指定された条件に従って、各自で授業全体のまとめを作成する。作成したまとめを共有するとともに、質疑応答・意見交換を行う。 |
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9 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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10 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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11 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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12 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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13 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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14 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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15 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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16 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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17 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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18 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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19 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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20 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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21 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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22 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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23 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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24 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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25 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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26 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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27 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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28 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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29 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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30 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> |
授業評価アンケートの結果は概ね肯定的な評価であった。改善要望のうち半期科目から講義中心のクォータ科目へと変わる中でも対応可能なものは、各回の振り返りに対するフィードバックを取り入れること、レジュメのポイントがわかるよう工夫することである。 |
<備考>
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(未登録)
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