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授業科目名 ワインと宝石
分類自然科学
時間割番号 CKI018 U
担当教員名 鈴木 俊二/綿打 敏司/武井 貴弘/岸本 宗和/乙黒 美彩/有元 圭介/久本 雅嗣/山中 淳二
開講学期・曜日・時限 2Q・火・V 単位数 1
<対象学生>
2024入学生まで(教養科目)
<授業の目的>
山梨県の地場産業であるワイン製造や宝飾産業に関連した授業科目である。ワイン製造関連として、ブドウ栽培、ワインの製法、微生物およびブドウとワインの科学、ワインと味覚などを学習する。ついで宝石関連として、鉱物資源としての位置づけから人工的に合成する結晶材料への展開と、それら結晶材料の日常生活の中で果たす役割について学ぶ。こうしたことを通じて山梨の県内産業の特徴について学習する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目(~2024年度)向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B汎用能力2・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
C5・問題解決力課題設定力課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1山梨県の産業について学び、概要を説明できる。A
2ワインと宝石に関する基礎を理解し、さらなる応用的知識を自ら学修できる。B
3地場産業を教養と汎用能力として自らの知識に取り入れ「地域理解」としてこれを説明できる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%山梨県の産業に関連する知識と理解度
250%ワインと宝石に関する基礎知識とその応用力
320%地場産業の地域理解度
合計100% 
<授業の方法>
・小テストを行う.
・面接授業(対面)で行う
<受講に際して・学生へのメッセージ>
山梨県の地場産業に関わる研究を行っている二つの研究施設、ワイン科学研究センターとクリスタル科学研究センターの教員がそれぞれの専門に基づき、基礎的な内容の講義をする。広い知識を持とうとする人を歓迎。授業時間以外の質問等は、連絡のうえ随時可能。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス・醸造用ブドウからワインへ(鈴木)
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布される資料を読み、概要を把握する。
事後学習:授業後に講義資料の内容を復習する。
授業内容ワインと宝石についてのガイダンス後、ワイン造りの原料となる醸造用ブドウについて学ぶ
2タイトルワインの製造方法と酒税法(岸本)
事前学習
事後学習
事前配布資料を読み、概要を把握しておくこと。
受講後に講義資料の内容を復習する。
授業内容ワインの製造方法、酒税法について解説する。
3タイトルワイン製造に関わる微生物~発酵から汚染まで~(乙黒)
事前学習
事後学習
事前配布資料を読み、概要を把握しておくこと。
受講後に講義資料の内容を復習する。
授業内容ワイン製造に欠かせない酵母や乳酸菌が発酵中にどのような働きをしてワインを美味しくするのかを考える。
4タイトルデータから見る現在のブドウとワインの今(久本)
事前学習
事後学習
事前配布資料を読み、概要を把握しておくこと。
受講後に講義資料の内容を復習する。
授業内容世界と日本におけるブドウやワインの生産や消費状況について学習する。
5タイトル宝石からセラミックスへ ~日本の中の山梨宝飾産業とその変遷~(武井)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストを読みその概要を理解しておく。
事後学習:小テストを行うことで復習する。
授業内容山梨県の宝飾産業の変遷を説明しながら、宝石からセラミックスへの流れを学習する。
6タイトル結晶の成長法と結晶の完全性(綿打)
事前学習
事後学習
事前学習:図の説明など配布資料を読み,結晶の成長法と結晶欠陥について概要を学習する。
事後学習:配布資料を使って復習する。
授業内容結晶の成長法の特徴を学ぶ。結晶に生じる欠陥の種類について概説を学ぶ。講義の最後に小テストを行う。
7タイトル結晶構造とX線回折(山中)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業後に講義資料の内容を復習する。
授業内容結晶の面と方位の表現方法を学習する。
粉末X線回折による結晶構造解析の基礎を学ぶ。
講義の最後に小テストを行う。
8タイトル結晶の電気的性質(有元)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業後に講義資料の内容を復習する。
授業内容結晶中の電子の振る舞いについて理解する。
金属・絶縁体・半導体の電気的特性の違いが何故生まれるのか、等を学ぶ。
講義の最後に小テストを行う。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の一部は製造・研究開発や公的研究機関での実務経験をもとに講義をします。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
講義回数は約半分になるが,前年度と同様に実施
<備考>
(未登録)