授業科目名
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問題発見の技法
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時間割番号
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CKHK04
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担当教員名
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佐藤 文昭
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開講学期・曜日・時限
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2Q・金・V
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単位数
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1
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<対象学生>
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全学部、山梨大学生、科目等履修生(社会人・高校生等)、特別聴講生(大学コンソーシアムやまなし等)
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<授業の目的>
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先行きが不透明なVUCAの時代において、私たちを取り巻く問題は、複雑化・複合化しています。その背景にはどのような事実があり、それはどのように構造化され、私たちの意識と結びついているのでしょうか? 本科目では、「システム思考」や「デザイン思考」の考え方を学びながら、アンケートや統計などの量的データとインタビューなどの質的データを用いて、ワークショップ形式により各自の問題意識を深掘りしていきます。 それにより、業種や職種、年齢を問わずこれからの時代に共通して求められる、自ら考え、問いを立てるためのものの見方・考え方を身に付けることを目指します。
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
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全学共通教育科目向け | 記号 | コンピテンシー(能力・資質) | 説明 | |
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N-A | 共通 | 情報を適切に活用する力(情報) | 図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を倫理的、合法的に収集し、収集した文献や資料から適切な情報を選択し、様々な情報を統計学的手法やAI技術なども活用して分析し、的確にまとめて活用できる力を備える | ○ | N-B | 論理的かつ柔軟に思考する力(思考) | 問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える | ◎ | N-C | 共創により問題を解決する力(共創) | 問題設定、多様な解決方法の案出と検討、実現可能な計画の立案、計画に従った問題解決、解決方法や計画の改善などを他者と共働して行う力を備える | ○ |
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<到達目標> 到達目標とは
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目標NO | 説明 | コンピテンシーとの対応 |
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共通 |
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1 | 目に見えている出来事を掘り下げていくための技法について理解することができる。 | N-A | 2 | 理解した技法を用いて、目に見えている出来事の根本にある問題を把握することができる。 | N-B | 3 | 興味関心を持ち積極的に課題に取り組むことができる。 | N-C |
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<成績評価の方法>
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目標No | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 40% | 各回の発表により評価する | 2 | 40% | 最終回の発表により評価する | 3 | 20% | 各回の授業参加姿勢により評価する | 合計 | 100% | |
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<授業の方法>
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講義内容を踏まえたワークショップ形式で行います。 ノートパソコンまたはタブレット端末を使用するので、各自毎回用意すること。
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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本科目は、シンクタンクで実際に行っている調査研究プロセスを、分かりやすく解説しながら進めます。 調査研究のみならず、様々な企画の立案や事業創発、また日常生活における問題解決にも役立つ内容です。
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<テキスト>
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- なし
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<参考書>
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- 梶谷真司, 『問うとはどういうことかー人間的に生きるための思考のレッスン』, 大和書房
- デイヴィッド・ピーター・ストロー, 『社会変革のためのシステム思考実践ガイド』, 英治出版
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<授業計画の概要>
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1 | タイトル | (6/13金) 問うこととは何か? |
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事前学習 事後学習 | 授業後の振り返り |
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授業内容 | 「デザイン思考」と「システム思考」を通じて、私たちにとって問うこととは何かについて考える。 |
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2 | タイトル | (6/20金) 問題の「種」を見つける |
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事前学習 事後学習 | 授業後の振り返り |
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授業内容 | 「地域幸福度(Well-being)指標」(https://well-being.digital.go.jp/)に基づくアンケート結果を踏まえて、各自の問題意識を明らかにする。 |
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3 | タイトル | (6/27金) データから考える |
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事前学習 事後学習 | 授業後の振り返り、データリサーチ |
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授業内容 | e-stat(https://www.e-stat.go.jp/)などの統計データを用いて、問題意識の背景にある事実を明らかにする。 |
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4 | タイトル | (7/4金) パターンを見つける |
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事前学習 事後学習 | 授業後の振り返り、データリサーチ |
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授業内容 | ディスカッションを通じて、データから明らかになった事実と各自の問題意識の間にある関係性について考える。 |
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5 | タイトル | (7/11金) 構造化する |
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事前学習 事後学習 | 授業後の振り返り |
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授業内容 | ループ図を用いて、データにより明らかとなった事実と各自の問題意識を構造化する。 |
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6 | タイトル | (7/18金) 意識を探る |
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事前学習 事後学習 | インタビューの実施 |
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授業内容 | 構造を生み出している人の意識を探るために、各自の身近な人へのインタビュー調査を行う。 |
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7 | タイトル | (7/25金) 問題を再定義する |
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事前学習 事後学習 | 情報の整理、発表資料の作成 |
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授業内容 | インタビュー調査結果から得られた情報を踏まえて、解決すべき問題を再定義する。また、次回の発表に向けた資料作成を行う。 |
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8 | タイトル | (8/8金) 発表する |
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事前学習 事後学習 | 授業後の振り返り |
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授業内容 | これまでのワークを踏まえて、各自が辿り着いた新たな問題について発表する。 |
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9 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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10 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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11 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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12 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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13 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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14 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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15 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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16 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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17 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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18 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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19 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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20 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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21 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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22 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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23 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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24 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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25 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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26 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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27 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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28 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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29 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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30 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> |
大手及び県内シンクタンクにおいて国及び自治体の政策立案などの実務経験を持つ担当教員が、実践的な指導を行います。 また本科目は、公益財団法人山梨総合研究所の研究員がワークのサポートを行う予定です。 |
<前年度授業に対する改善要望等への対応> |
授業評価アンケート対象外 |
<備考>
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・本科目は、16:30~18:00の時間帯に山梨県立大学飯田キャンパスで実施します。 ・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。
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