授業科目名
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U理論と自己理解
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時間割番号
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CKHK03
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担当教員名
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佐野 信也/杉山 歩
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開講学期・曜日・時限
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2Q・水・IV
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単位数
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1
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<対象学生>
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全学部、山梨大学生、科目等履修生(社会人)、特別聴講生(大学コンソーシアムやまなし等)
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<授業の目的>
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今の社会は目まぐるしく変転し予測困難な状況、いわゆるVUCAであります。加えて世界的にも人生100年時代といわれ、これは人生を一つのキャリアだけで歩んでいくことが困難になったことを示唆しています。こういった時代の社会のなかでより良い社会づくりの為の変革をおこしたり、私というひとりの人間がより良い人生を歩んでいく為には、所詮過去の延長線上でしかない問題解決や課題解決という視点では到底太刀打ちできないことは明白になってきました。起きている事象をとらえるだけでなく、事象を創り出している社会の本質(文化・潮流・パワーバランスなど)を見抜く力や、事象を創り出し且つそう捉えてしまう自分自身の内面の世界に気づいていくことが重要となりました。 U理論は社会や人の根源的な源(Source)を見出すことができる理論です。U理論を理解し、社会の変革を起こす力そして、自らの人生を歩んでいく一つひとつのキャリアを選択できる力を見出していきます。
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
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全学共通教育科目向け | 記号 | コンピテンシー(能力・資質) | 説明 | |
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N-A | 共通 | 論理的かつ柔軟に思考する力(思考) | 問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える | ○ | N-B | 多様な人々と調和する力(調和) | 人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える | ○ | N-C | 共創により問題を解決する力(共創) | 問題設定、多様な解決方法の案出と検討、実現可能な計画の立案、計画に従った問題解決、解決方法や計画の改善などを他者と共働して行う力を備える | ○ | N-D | より良く生きるための力(福利) | 心身の健康を維持増進して国際社会の一員として暮らすために必要な知識技能を備え、自己と社会の理解に基づき人生設計する力を備える | ◎ |
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<到達目標> 到達目標とは
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目標NO | 説明 | コンピテンシーとの対応 |
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共通 |
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1 | U理論を理解し、システム思考的な事象の内側にある意識をロジカルに扱うことができる | N-A | 2 | U理論により見出した自分自身に関する知見を説明することができる | N-C | 3 | U理論より見出した知見を活かし、社会の変革や自分自身のキャリアを選択できるようになる | N-B | 4 | U理論より見出した知見を活かし、社会の変革や自分自身のキャリアを選択できるようになる | N-D |
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<成績評価の方法>
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目標No | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 50% | 各回の授業参加姿勢と質疑応答の内容により評価する | 2 | 10% | 第5回での課題発表の内容により評価する | 3 | 20% | 第6回~第8回に予定する課題発表の内容により評価する | 4 | 20% | 第6回~第8回に予定する課題発表の内容により評価する | 合計 | 100% | |
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<授業の方法>
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講義を中心に行いますが、理解を深めるために講義内容についてのワークショップを適宜行います。
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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「身の回りの大事な人の期待や社会の期待に応える」という感覚を脱して、「自分自身がどう生きるか?」という感覚を理解し掴み取るいい機会になると思います。自分は何を想い、何を選択するのか?という自分自身の意志に気づき育むことで「生きる」を実感できていきます。
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<テキスト>
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- なし
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<参考書>
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- C・オットー・シャーマー, 『U理論[エッセンシャル版]――人と組織のあり方を根本から問い直し、新たな未来を創造する』, 英治出版
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<授業計画の概要>
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1 | タイトル | (6/18水) これまでの術とこれからの術 |
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事前学習 事後学習 | シラバスを事前に読み、授業のイメージを持って参加する |
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授業内容 | ここまでの生きる術をこのまま採用することの非効率さと持続不可能さを理解し、これからの術として第三の道の 可能性を知る。 |
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2 | タイトル | (6/25水) U理論を理解する(1) |
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事前学習 事後学習 | 事前にU理論の指示する箇所を読んでおく |
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授業内容 | U理論の全体像を知る |
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3 | タイトル | (7/2水) U理論を理解する(2) |
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事前学習 事後学習 | 授業内容を振り返り、より理解を深める |
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授業内容 | Uの谷の左側におけるポイントを詳しく解説し、理解を深める |
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4 | タイトル | (7/9水) プレゼンシングとは? |
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事前学習 事後学習 | 授業内容を振り返り、「内発ベースの実存」とは何かを説明できるようにする |
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授業内容 | プレゼンシングとは、正に「内発ベースの実存」を示しています。ここでは「内発ベースの実存」とは何かを説明することを通して、プレゼンシングとは何かを知ります |
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5 | タイトル | (7/16水) U理論とは |
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事前学習 事後学習 | 授業内でまとめと発表を行うので、事前にある程度まとめておく |
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授業内容 | ここまでの学びをまとめ、U理論とは何かを発表するという体験を通じてより理解を深める |
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6 | タイトル | (7/23水) ライフワークとは |
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事前学習 事後学習 | 授業中のワークをより深堀してみる |
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授業内容 | 自分自身の内発ベースの実存から、私は何者として生きていくのか?を、今あるところから口にしてみる |
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7 | タイトル | (7/30水) 社会の接点となるキャリア |
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事前学習 事後学習 | 授業中のワークをより深堀してみる |
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授業内容 | 内発ベースの実存から、キャリアをとらえて時に、キャリアとは何なのか?そして、最初のキャリアはどんなものであったらより自分らしいかを見出す。 |
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8 | タイトル | (8/6水) 発表 |
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事前学習 事後学習 | 授業で発表できるように事前にまとめておく |
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授業内容 | U理論とは? そして私(ライフワーク及びキャリア)とは? を発表する |
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9 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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10 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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11 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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12 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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13 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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14 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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15 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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16 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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17 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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18 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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19 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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20 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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21 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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22 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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23 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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24 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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25 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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26 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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27 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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28 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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29 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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30 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> |
人材開発や組織開発をサポートする事業などを展開する株式会社CCAなど複数企業の経営者として、社会における様々なプロジェクトの企画・実施を行ってきた担当教員が、その経験を活かし本科目の企画及び指導を行う。 |
<前年度授業に対する改善要望等への対応> |
授業評価アンケート対象外 |
<備考>
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・本科目は、14:50~16:20の時間帯に山梨県立大学飯田キャンパスで実施します。 ・令和5年度まで開講していた「事業づくりの技法」と同じ手法を用いますので、同科目履修済の方にはお勧めしません。 ・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。
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