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授業科目名 山梨の自然と文化
分類社会科学
時間割番号 CKHK01
担当教員名 増田 貴史/杉山 歩
開講学期・曜日・時限 1Q・月・II 単位数 1
<対象学生>
全学部・山梨大学
<授業の目的>
この講義は山梨の自然や文化について学びます。この講義の目的は、グローバル人材に必要な教養力を身に付けることです。私たちが将来、様々な環境に身を置いた際にその環境の中からどのようにローカルな価値をすくい上げ国際舞台へ届けてゆくのか、その思考法や方法論を学びます。特にこの講義では私たちが暮らす山梨の特徴を様々な視点から学び、自分の言葉で表現し、自らの考えやアイデアの中に取り入れてゆく力を学びます。

私たちが国際社会に立つとき、そこで出会う人たちは私たちに何を求めるでしょうか?私たちの個性、背景、歴史、文化といった、その人にしか語れない価値観や意見を示すことが期待されます。簡単に言うと「あなたは何者なのか?」という問いに対する答えが求められます。そこには私たち自身を囲むローカルな歴史・自然・生活環境に対する理解と知識に基づいた自己表現力が不可欠です。
「ローカルを極めることがグローバル」、そんな台詞を聞く機会が増えてきました。
国際舞台では、ローカルな文化・伝統・産業、それに根差したアイデア・サービス・教養といったものが高く評価される時代になっています。国際社会が求める学びのコンテンツが山梨には多くありますが、私たちはそういった身の回りの価値あるものを見極め、その価値を人に届ける術を知りません。そのような力を学びます。

この講義は第1Q開講で全8回です。第2Qには後継科目として「山梨の産業とグローバル化(全8回)」があります。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
N-B共創により問題を解決する力(共創)問題設定、多様な解決方法の案出と検討、実現可能な計画の立案、計画に従った問題解決、解決方法や計画の改善などを他者と共働して行う力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1自分の興味ある山梨の文化・産業・歴史に関する知識を身につけることができるN-A
2修得した知識・技能を相互に関連付け、それが自身の将来(キャリアデザインなど)とどう関わり得るのかを 説明できる。N-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
160%地域の文化・産業・歴史を他者に説明することができる。授業態度、課題提出
240%発表の場において、地域社会や未来社会と自己とを関連させた意見を述べることができる。また地域社会が抱える課題への問題意識を持つことができる。授業態度、議論への参加度
合計100% 
<授業の方法>
講義形式の座学とグループワークおよび発表を行います。
グループワークではノートPCを使った資料の作成がありますので、指示があった際には持参してください。
また、講義形式の座学においても発言を促しますので、積極的に発言してください。
授業の連絡はGoogle classroomを通じて行います。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
※座学のみの講義ではありません。受講者同士の議論の時間に活発に発言する事が成績に反映されます。
※講義内でグループワークを行いますので、欠席した場合、その課題分は自身で行うこととなりますのでなるべく欠席の無いようにお願いします。
※指定の参考書を読んでおくことを推奨します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 今井久, 山梨総合研究所編著, 山梨ならではの豊かさ : 地方が注目される時代へ, ぎょうせい, ISBN:4324112290,
    (2022年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル導入
事前学習
事後学習
google classroomに参加しておく
教員が指示した課題に取り組む
授業内容いくつかの事例紹介を通し、本講義を学ぶ意義と目的を共有する。
2タイトル山梨学「山梨の地政学的特徴(大陸の形成)」
事前学習
事後学習
前回の講義で出された課題に取り組む
教員が指示した課題に取り組む
授業内容タイトルに設定したテーマに基づき、講義およびグループワークでの議論を行う。
3タイトル山梨学「山梨の歴史的特徴(自然)」
事前学習
事後学習
前回の講義で出された課題に取り組む
教員が指示した課題に取り組む
授業内容タイトルに設定したテーマに基づき、講義およびグループワークでの議論を行う。
4タイトル山梨学「山梨の地政学的特徴(文学)」
事前学習
事後学習
前回の講義で出された課題に取り組む
教員が指示した課題に取り組む
授業内容タイトルに設定したテーマに基づき、講義およびグループワークでの議論を行う。
5タイトル山梨学「山梨の歴史的特徴(武田家と徳川家)」
事前学習
事後学習
前回の講義で出された課題に取り組む
教員が指示した課題に取り組む
授業内容タイトルに設定したテーマに基づき、講義およびグループワークでの議論を行う。
6タイトル山梨学「山梨の歴史的特徴(文化・伝統)」
事前学習
事後学習
前回の講義で出された課題に取り組む
発表資料の準備をする
授業内容タイトルに設定したテーマに基づき、講義およびグループワークでの議論を行う。
7タイトル山梨の自然と文化(実践)
事前学習
事後学習
発表資料の準備をする
発表資料の準備をする
授業内容各自が興味あるテーマを定め、山梨の自然と文化についての発表資料を作製する。
8タイトル発表
事前学習
事後学習
発表資料の準備をする
振り返りレポートを作成する
授業内容山梨の自然と文化についての発表を行い、議論をする。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
授業評価アンケート対象外
<備考>
本講義は第1Qでの開講ですが、第2Qには後継科目「山梨の産業とグローバル化」があります。