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授業科目名 ピアノ音楽からみる音楽と社会
分類人文科学
時間割番号 CKH024 O
担当教員名 池山 洋子
開講学期・曜日・時限 1Q・火・V 単位数 1
<対象学生>
2024入学生まで(教養科目)
<授業の目的>
音楽は他者と共感し意思疎通を密にする文化である。
人間相互の理解を促進し、人としての尊厳を尊重する、地域や世界の「人が共に生きる」ための諸問題の理解と解決策の探求に資する知識の獲得のために、ピアノ音楽を通して音楽と社会、音楽と個人との関わりについて探求、理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目(~2024年度)向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B汎用能力1・コミュニケーションスキル読解力情報の正確さや分析の妥当性などについて吟味しながら学術的な文献を読むことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1毎回の授業での音楽の聴取によって得た感受と講義の理解を言語化すること。A
2音楽と自己の内面との関連性を探り、音楽と社会の関係を理解すること。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
180%毎回の授業での音楽の聴取によって得た感受と講義の理解を言語化できたかを評価する
220%音楽と自己の内面との関連性を探り、音楽と社会の関係を理解できたかを評価する
合計100% 
<授業の方法>
音楽を聴取する。
音楽の聴取によって得た感受と講義の理解を言語化し、OPPにまとめる。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルなぜ西洋音楽を学ぶのか
事前学習
事後学習
自身の音楽への興味とその内容を明確にする。
授業内容グレゴリオ聖歌を聴く。
西洋音楽と歴史と現代日本での音楽文化の関係を考えていく。
2タイトルバッハ「バロック音楽と絶対王政」
事前学習
事後学習
1600年~1750年の世界史と日本史を学習しておく。
授業内容バッハの宮廷音楽と教会音楽を聴く。
調性音楽を確立したバッハの音楽とその社会的背景について、宮廷音楽と教会音楽を題材として理解し、音楽の役割とは何かを考える。
3タイトルモーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン「ウィーン古典派と近代市民(1)」
事前学習
事後学習
1700年~1850年の世界史と日本史を学習しておく。
授業内容モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンそれぞれのピアノ曲を聴き、その違いを考える。
啓蒙主義と市民階級の勃興、商業の発展が音楽に与えた影響を明らかにし、個人、あるいは社会にとって芸術表現とは何かを考える。
4タイトルベートーヴェン、シューベルト「ウィーン古典派と近代市民(2)」
事前学習
事後学習
1700年~1850年の世界史と日本史を学習しておく。
授業内容ベートーヴェン、シューベルトのピアノ曲を聴く。
啓蒙主義と市民階級の勃興、商業の発展が音楽に与えた影響を明らかにし、オリジナリティとは何かを考える。
5タイトルシューベルト、シューマン、ブラームス ロマン派「19世紀の社会制度と個人の尊重(1)」
事前学習
事後学習
1750年~1900年の世界史と日本史を学習しておく。
授業内容シューベルト、シューマン、ブラームスのピアノ曲、声楽曲を聴く。
文学と音楽の融合と、各作曲家の音楽の違いから、自己表現と社会について考える。
6タイトルショパン、リスト ロマン派「19世紀の社会制度と個人の尊重(2)」
事前学習
事後学習
1800年~1900年の世界史と日本史を学習しておく。
授業内容ショパン、リストのピアノ曲を聴く。
サロンとコンサートホールの興隆による聴衆の多様化と音楽の変化を理解し、音楽の市場価値を考える。
7タイトルドビュッシー、ラヴェル、スクリアビン、ラフマニノフ 前衛
事前学習
事後学習
1800年~1950年の世界史と日本史を学習しておく。
授業内容ドビュッシー、ラヴェル、スクリアビン、ラフマニノフのピアノ曲を聴く。
民族主義が音楽に与えた影響を考える。
8タイトルプロコフィエフ、ストラヴィンスキー、シェーンベルク、ケージ 20世紀と戦争
事前学習
事後学習
1850年~2000年の世界史と日本史を学習しておく。
授業内容プロコフィエフ、ストラヴィンスキー、シェーンベルク、ケージの音楽を聴く。
社会と音楽を考える。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
(未登録)