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授業科目名 日本服飾史逍遥
分類人文科学
時間割番号 CKH019 A
担当教員名 岡松 恵
開講学期・曜日・時限 1Q・月・I 単位数 1
<対象学生>
2025以降入学生(教・医)
<授業の目的>
服飾史は、衣服を通して人や社会を知ろうとする学問である。本授業でも日本の服飾の変遷を辿りながら、当時の人々の美意識や社会の状況に興味を持ち、理解しようと試みる。そして最終的には、自身の衣生活を肯定的に捉えてより愉しいものにすることや、服飾文化の多様性を尊重してより良い人間関係を育むことを、本授業の目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1各時代の代表的な服飾について説明できることN-A
2江戸時代の版本(仮名)を読むことができることN-A
3授業で得た知見を活かし、自身の衣生活をより良く愉しいものとなるような提案ができることN-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
160%小テストにより、各時代の代表的な服飾について説明できたか否かを評価する
215%小テストにより、江戸時代の版本(仮名)を読むことができたか否かを評価する
325%振り返りシートの内容により、自身の衣生活をより良く愉しいものとなるような提案ができたか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
・面接授業を行う
・授業の初めに前回の復習となる小テストを行う
・授業では、各時代の代表的な服飾を講述するとともに、事前学習をもとにグループディスカッションを行う
・授業の終わりにまとめとなる振り返りを行い、次回の事前学習のテーマについて説明する(欠席者にはMoodleなどで通知する)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・テキストはプリントを配布する
<テキスト>
  1. プリントを配布する
<参考書>
  1. 授業中に指示する
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション
事前学習
事後学習
(事後)配布プリントを用いて復習する
授業内容本授業と「人間と文化」の関連として、文化に対する探求方法(資料)を学ぶ
2タイトル服飾史とは
事前学習
事後学習
(事前)文化財に関する課題に取り組む
(事後)配布プリントを用いて復習する
授業内容本授業と「人間と文化」の関連として、文化を探求する目的を考える
3タイトル飛鳥・奈良時代の服飾
事前学習
事後学習
(事前)服制に関する課題に取り組む
(事後)配布プリントを用いて復習する
授業内容飛鳥・奈良時代の服飾のうち、衣褌・衣裳および袍袴・裙の様式を学ぶ
4タイトル平安時代の服飾
事前学習
事後学習
(事前)襲の色目に関する課題に取り組む
(事後)配布プリントを用いて復習する
授業内容平安時代の服飾のうち、束帯・袿の様式を学ぶ
5タイトル鎌倉・室町時代の服飾
事前学習
事後学習
(事前)鎧や兜の意匠に関する課題に取り組む
(事後)配布プリントを用いて復習する
授業内容鎌倉・室町時代の服飾のうち、上下の様式を学ぶ
6タイトル安土桃山・江戸時代の服飾
事前学習
事後学習
(事前)芸能にに関する課題に取り組む
(事後)配布プリントを用いて復習する
授業内容安土桃山・江戸時代の服飾のうち、小袖の様式を学ぶ
7タイトル文芸意匠(詩歌を中心に)
事前学習
事後学習
(事前)詩歌に関する課題に取り組む
(事後)配布プリントを用いて復習する
授業内容文芸意匠のうち詩歌に関する概要を学ぶ
8タイトル文芸意匠(物語を中心に)
事前学習
事後学習
(事前)指定した詩歌に関する課題に取り組む
(事後)配布プリントを用いて復習する
授業内容文芸意匠のうち物語に関する概要を学ぶ
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
高等学校の家庭科における被服教育の経験を活かし、多様な価値観を育む演習形式の授業を行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない
<備考>
(未登録)