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授業科目名 現代美術入門
分類人文科学
時間割番号 CKH017 B
担当教員名 井坂 健一郎
開講学期・曜日・時限 4Q・水・V 単位数 1
<対象学生>
2025以降入学生(工・生)
<授業の目的>
現代の美術表現は、既存の絵画、彫刻、デザイン、工芸というような領域では分類できないほど、その境界線は曖昧なものになっている。「ドローイング」というものを一つとってみても、その解釈、描画素材、表現方法は多様化している。本授業は、新しい「ドローイング」の解釈による演習をはじめとして、「現代美術」の範疇で行われてきた造形表現のいくつかを理解する。また、地域(山梨)における現代美術作家を取り上げ、その表現の独自性も習得する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1作品鑑賞を通して、多角度から理論構築する力を確立できる。N-A
2性格の異なるいくつかの課題を通して、自由に表現することの楽しさを味わえる。N-A
3性格の異なるいくつかの課題を通して、物事を多面的に見る力を身に付ける。N-A
4ドローイングにおける、より発展的な表現の可能性を追究できる。N-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%鑑賞教材を通して、多角度から理論構築する力を確立できたかを評価する。
220%様々な角度から思考し、それを美術の文脈で理解できたかを評価する。
330%演習を通して、造形的な思考が身についたかどうかを評価する。
430%各自の思考を独自の世界観として表現できたかを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
現代美術に関する講義、および演習を行う。性格の異なる幾つかの演習を通して現代美術への関心を深める。
日頃から可能な限り「現代美術」に関する情報収集をしておいて欲しい。
授業は、作品鑑賞およびディスカッション、演習(ドローイング、写真など)を中心に、一つのテーマを複数回にわたって掘り下げる。
各自が制作した作品を受講生全員で鑑賞する時間も設ける。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
美術に対する情熱や、各々の個性、主体性を尊重しながら個人指導を行います。制作に必要な表現材料は、基本的に各自で用意してもらいます。詳細は、授業の中で指示をします。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 井坂健一郎, 新版 真美識の発見 虚実の間へ, 和器出版, ISBN:9784908830198,
    (2022年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル現代美術とは
事前学習
事後学習
なし
授業内容現代美術とは何かということを考える。
本授業の流れを説明する。
2タイトル現代美術概説 I(平面表現・立体表現・インスタレーション)
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容作品鑑賞およびディスカッション。
3タイトル現代美術概説 II(山梨の現代美術作家)
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容作品鑑賞およびディスカッション。
4タイトル現代美術概説 III(アートプロジェクト)
事前学習
事後学習
アートプロジェクトに関する興味を深める。
授業内容作品鑑賞およびディスカッション。
5タイトル現代美術演習 I(写真表現)
事前学習
事後学習
写真表現に関する興味を深める。
授業内容各自で写真作品を制作する。詳細テーマは初回授業にて指示する。
6タイトル現代美術演習 I(写真表現)講評会
事前学習
事後学習
写真表現に関する興味を深める。
授業内容各自が撮影した写真作品をもとにしてディスカッションする。
7タイトル現代美術演習 II(イメージ・ドローイング)
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容各自で鉛筆等を用いてイメージ・ドローイングする。詳細テーマは初回授業にて指示する。
8タイトル現代美術演習 II(イメージ・ドローイング)講評会
事前学習
事後学習
現代美術作品に関する興味を深める。
授業内容授業で制作したイメージ・ドローイングについて、ディスカッションする。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない。
<備考>
(未登録)