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授業科目名 人間理解の心理学
分類社会科学
時間割番号 CKH008 F
担当教員名 小野田 亮介
開講学期・曜日・時限 2Q・月・IV 単位数 1
<対象学生>
2025以降入学生(工・生)
<授業の目的>
心理学の観点から人間(ミクロに見れば自分)への理解を深める
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通情報を適切に活用する力(情報)図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を倫理的、合法的に収集し、収集した文献や資料から適切な情報を選択し、様々な情報を統計学的手法やAI技術なども活用して分析し、的確にまとめて活用できる力を備える
N-B論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
N-C多様な人々と調和する力(調和)人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1心理学に関する基本的な知識を獲得し,自身のことばで説明ができること。N-A
2講義内容を自らの日常生活の問題に結びつけて考えたり説明したりできること。N-B
3経験的,直感的な人間理解に対して批判的な観点で論評ができること。N-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
160%学期末テストにより,心理学の知識を正確に用いて人間の行動を説明できているかを評価する。
220%毎回の授業における予習課題とリアクション・ペーパーにより評価する。
320%授業内課題(心理学実験・調査)により評価する。
合計100% 
<授業の方法>
原則として対面だが,オンデマンド授業の回もある。詳細は初回授業で説明する。
Moodleにアップロードした資料と課題を用いて授業を進める。
予習と復習(リアクション・ペーパー)の2つの授業外学習課題があり,受講者は指定された期日までにMoodle上で両課題に取り組む。
また,授業内では小グループでの話し合い活動を行う場合がある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
毎回の受講はもちろんのこと,授業内容について積極的に解釈・理解しようとする態度を求めます。また,予習や復習で自分なりの考えを心理学の観点から表現することや,授業内で実施する話し合いや課題にも積極的に参加し,心理学の方法論について体験的に理解することも必要となります。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション
事前学習
事後学習
事前:電子シラバスを確認する。
事後:授業の目的、実施方法および評価について確認する。
授業内容講義の進め方と評価方法について説明する。また,心理学という学問の特徴と概要について解説する。
2タイトル感覚と知覚
事前学習
事後学習
事前:Moodle上で予習課題に取り組む,
事後:Moodle上で授業後の復習課題(リアクション・ペーパー)に取り組む。
授業内容感覚と知覚に関する心理学の知見を学ぶ。人間の判断,思考の偏りを自覚し,その根拠を説明できるようにする。
3タイトル意識・無意識
事前学習
事後学習
事前:Moodle上で予習課題に取り組む,
事後:Moodle上で授業後の復習課題(リアクション・ペーパー)に取り組む。
授業内容意識と無意識に関する心理学の知見を学ぶ。自分が意識できない領域の存在を知ることで,自分の心の状態を内省することの難しさとその意味を考える。
4タイトル行動と思考
事前学習
事後学習
事前:Moodle上で予習課題に取り組む,
事後:Moodle上で授業後の復習課題(リアクション・ペーパー)に取り組む。
授業内容行動と思考の関連性についての心理学の知見を学ぶ。行動が思考に影響を与えるメカニズムについて説明できるようにする。
5タイトルアイデンティティ
事前学習
事後学習
事前:Moodle上で予習課題に取り組む,
事後:Moodle上で授業後の復習課題(リアクション・ペーパー)に取り組む。
授業内容アイデンティティに関する心理学の知見を学ぶ。自分のアイデンティティ状態について考え,自分への理解を深められるようにする。
6タイトル感情と動機づけ
事前学習
事後学習
事前:Moodle上で予習課題に取り組む,
事後:Moodle上で授業後の復習課題(リアクション・ペーパー)に取り組む。
授業内容感情と動機づけに関する心理学の知見を学ぶ。占いやラッキーアイテムによって勇気づけられたり,動機づけられたりする心理メカニズムについて説明できるようにする。
7タイトル意思決定
事前学習
事後学習
事前:Moodle上で予習課題に取り組む,
事後:Moodle上で授業後の復習課題(リアクション・ペーパー)に取り組む。
授業内容意思決定に関する心理学の知見を学ぶ。人間が一般に思われている以上に不合理な(ある意味では合理的な)思考をするメカニズムとその影響について説明できるようにする。
8タイトル期末テストとまとめ
事前学習
事後学習
事前:初回から第7回までの授業内容を復習する。
事後:講義前後で人間に対する考えや理解がどのように変化したか(しなかったか)を内省的に捉える。
授業内容授業全体の振り返りと期末テストを実施する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき設定しない。
<備考>
(未登録)