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授業科目名 暮らしの中の美と形
分類人文科学
時間割番号 CKH002 B
担当教員名 武末 裕子
開講学期・曜日・時限 2Q・月・II 単位数 1
<対象学生>
2025以降入学生(工・生)
<授業の目的>
暮らしの中の美を中心テーマとし、他者と共感し意思疎通を密にする文化、将来のための教育の享受など、諸問題の解決に必要な知識を演習を通して習得します。
暮らしの中の造形物について形態と機能、歴史等から概説する。また、身近な自然素材である土や木の可能性を演習を通して体感し、生活の中で使用する事により、生活と物に対する美意識や価値観を見いだす機会とします。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
N-B多様な人々と調和する力(調和)人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1自然素材から生活の中の道具や立体作品を制作し、生活の中の美的価値観を見いだすことができるN-A
2安全に留意し、見通しを持った実行力を養うN-A
3自身の作品について客観的に観察する力や作品について互いに批評し合う力を養うN-B
4作品や技法・文化等についてリサーチし考え方やその良さを理解し説明できるN-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%発表/表現等 作品提出と発表により試験での答案に相当する評価を行う
230%受講態度 安全に留意した計画的な制作姿勢を評価する
310%小テスト/レポート 授業で得られた知見を記す授業記録とレポート課題を評価の対象にする
410%リサーチ発表 リサーチレポート課題発表を評価の対象にする
合計100% 
<授業の方法>
講義科目であるが、提出物を前提とする演習も積極的に取り入れる。作業内容により専門教室(N112、LB142、LB144)で演習を行う。基本は対面で行い、教室が狭いため状況によりオンライン・オンデマンド・対面を併用する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
テストと提出課題が多く、作業は段階を追って進むため、欠席・遅刻の無いように努めること。安全注意事項を授業開始時に確認するため、遅刻者は欠席扱いとする。欠席の際は事前に申し出る事を条件とし、公欠の多い年次の受講は勧められない。作業着・作業靴・タオル・クロッキー帳・鉛筆・カッター・カッターマット・ハサミを適宜持参のこと。工程全体を理解するため、作業(授業時間外を含む)には必ず参加すること。自然物を素材とする演習のため、時間内では全ては終わらない内容であることを充分理解して受講のこと。授業の進み具合により、内容の変更・順序の入れ替わりなどがありうる。初回に材料費(2000円程)を徴収する。オンライン併用になる場合は材料等を袋に入れ、大学の作業棚等を用いて配布します。安く抑えるため道具は貸与です。返却いただきますのでご注意ください。最後にリサーチ課題・発表を予定しています。提出物は1つでも足りなければ採点致しませんので、ご注意ください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル第1回 ガイダンス
事前学習
事後学習
授業準備・振り返りを各自で行う
授業内容素材・技法について 概要を学ぶ
2タイトル第2回 陶による造形について(解説・土練り・スケッチ・形成)
事前学習
事後学習
授業準備・振り返りを各自で行う
授業内容陶の成形及び焼成に必要な用具・施設について学ぶ
3タイトル第3回 陶による造形について(釉薬がけ削り・素焼)
事前学習
事後学習
授業準備・振り返りを各自で行う
授業内容陶の成形及び焼成に必要な技法について学ぶ
4タイトル第4回 陶による造形について(本焼・講評)テスト・演習作品提出 
事前学習
事後学習
授業準備・振り返りを各自で行う
授業内容陶の成形及び焼成に必要な技法について学ぶ
5タイトル第5回 金属による造形について(解説・スケッチ・原型)
事前学習
事後学習
授業準備・振り返りを各自で行う
授業内容金属作品流し込みに必要な技法について学ぶ
6タイトル第6回 金属による造形について(解説・型作り・流し込み・講評)テスト・演習作品提出 
事前学習
事後学習
授業準備・振り返りを各自で行う
授業内容金属作品流し込みに必要な技法について学ぶ
7タイトル第7回 感覚と造形ついて(海外・国内事例から)
事前学習
事後学習
授業準備・振り返りを各自で行う
授業内容海外・国内事例から触覚を用いた美術鑑賞について学ぶ
8タイトル第8回 講評会・最終テスト
事前学習
事後学習
授業準備・振り返りを各自で行う
授業内容まとめの総括として講評を行い、7回の振り返りをクループ・ディスカッションし、互いの良さを認め合えるように発表を行う
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
教育現場・美術館の実務経験を活かしての展開となる
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新設科目のため対象外
<備考>
(未登録)