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授業科目名 人体の生命科学
分類健康福祉
時間割番号 CKE006 A
担当教員名 篠原 良章/大塚 稔久/小泉 修一/宇賀 貴紀/久保 智広/安達 登/岩野 智彦/中村 勇規/吉﨑 嘉一
開講学期・曜日・時限 1Q・月・IV 単位数 1
<対象学生>
2025以降入学生(工・生)
<授業の目的>
人体の複雑な構造や機能、生命の仕組みやその異常などについて理解する。医学部基礎医学系教員が講義を担当する「人体の生命科学」に関するオムニバス方式の講義からヒトの『命』の科学的背景を広く理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1様々な学問分野の考え方に触れ、多様な知識の獲得を目指し、調べたことや自分の意見を文章で説明することができることN-A
2講義に2/3以上出席することN-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%レポートで自らの言葉で的確に論評・伝達できたか否かを評価する
250%講義に2/3以上出席できたか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
本学医学部教員の専門分野に関連した事項をPC画像やプリントを基に授業を進める。対面で講義を行う。毎回の授業で出題される課題のうち1題を選択し、レポートを提出する。なお、2/3以上の出席が単位取得の不可欠条件である。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
生命科学というと難しく聞こえますが、出来るだけわかりやすく講義を行います。各講義はそれぞれ独立した形になりますので、講義毎に新しい発見がある新鮮な講義です。人体の生命科学の面白さを実感してもらいたいと思います。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル学習と記憶の分子生物学(4/14)
事前学習
事後学習
・授業中に掲示された課題について、書籍等を参考にしながら自分の考えをまとめ、レポートを作成する。
授業内容大塚 稔久(生化学第1)
学習や睡眠など脳の高次機能に関わる最新の話題を概説します。
参考書:「脳・神経学入門講座」改訂版前編,渡辺雅彦 著,羊土社,3,600円+税 ISBN:9784758107297
    「脳・神経学入門講座」改訂版後編,渡辺雅彦 著,羊土社,3,600円+税 ISBN:9784758107303
2タイトル脳の情報処理 神経細胞とグリア細胞(4/21)
事前学習
事後学習
・授業中に掲示された課題について、講義スライド、書籍等を参考にしながら、自分の考えをレポートにまとめる。
授業内容小泉 修一(薬理学)
脳の情報処理について、グリア細胞と慢性疼痛を例にして概説します。
参考書:「Glia細胞」,生田房弘 著,クバプロ,9,000円+税 ISBN:9784906347834
    「もっとよくわかる!脳神経科学」,工藤佳久 著,羊土社,4,200円+税 ISBN:9784758122016
3タイトル見るとは何か:視覚の心理・脳科学(4/28)
事前学習
事後学習
・授業中に掲示された課題について、書籍等を参考にしながら自分の考えをまとめ、レポートを作成する。
授業内容宇賀 貴紀(統合生理学)
視覚の機能について、心理学と脳科学の立場から解説します。
参考書:「脳はなにを見ているのか」,藤田一郎 著,角川ソフィア文庫,743円+税 ISBN:9784044052171
4タイトル鞭毛・繊毛のふしぎ(5/12)
事前学習
事後学習
・授業中に掲示された課題について、書籍等を参考にしながら自分の考えをまとめ、レポートを作成する。
授業内容久保 智広(解剖構造生物)
真核生物の細胞小器官である鞭毛・繊毛について解説します。
参考書:「太古からの9+2構造」,神谷律 著,岩波書店,1,200円+税 ISBN:9784000295895
5タイトルDNAからみた日本列島人(5/19)
事前学習
事後学習
・授業中に掲示された課題について、書籍等を参考にしながら自分の考えをまとめ、レポートを作成する。
授業内容安達 登(法医学)
DNAからみた日本列島人の成立過程について学ぶ。
参考書:「DNAで語る 日本人起源論」,篠田謙一 著,岩波現代全書,2,300円+税 ISBN:9784000291736
6タイトル生体分子の特徴とオミクス解析方法論(5/26)
事前学習
事後学習
・授業中に掲示された課題について、書籍等を参考にしながら自分の考えをまとめ、レポートを作成する。
授業内容岩野 智彦(統合オミクス研究センター)
膨大な種類からなる生体分子をクラスターに分けて、集合体としての特性評価を行うことをオミクスといいます。生物の体内に存在する生体分子の構造的、機能的分類をはじめ、オミクスについての概要を解説します。
参考書:「カラー図解アメリカ版新大学生物学の教科書第1巻細胞生物学」,D・サダヴァ他 著,講談社,2,200円 ISBN:4065137438
7タイトル免疫とアレルギー(6/2)
事前学習
事後学習
・授業後に提示する課題を、書籍等を参考にして自分のオリジナルなレポートを作成する。
授業内容中村 勇規(免疫学)
アレルギー疾患の基礎的知見と概日時計について概説し、その関係性を解説する。
参考書:「『免疫、マジわからん』と思ったときに読む本」,中尾篤人 著,オーム社,2,200円(税込)ISBN:9784274233203
8タイトル社会的促進による食行動の変容(6/9)
事前学習
事後学習
・授業中に掲示された課題について、書籍等を参考にしながら自分の考えをまとめ、レポートを作成する。
授業内容吉崎 嘉一(解剖システム生物)
食行動のメカニズムについて理解するとともに、社会的促進に注目した孤食対策の実例について学ぶ。
参考書:「食行動の科学」,今田純雄・和田有史著,朝倉書店,4,620円(税込) ISBN:9784254106671 C3340
    「マイヤーズ心理学」,David G. Mayers著,西村書店,10,450円(税込) ISBN:9784890134489
    「Self-awareness in Animals Humans」,Sue Taylor Parker, Robert W.Mitchell, Miria L. Boccia,Cambridge University Press,13,874円(税込) ISBN:978-0-521-441087
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
担当者変更
<備考>
(未登録)