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授業科目名 生命を科学する
分類自然科学
時間割番号 CKE004 B
担当教員名 中川 洋史/大山 拓次/若山 清香/小久保 晋
開講学期・曜日・時限 4Q・水・II 単位数 1
<対象学生>
2025以降入学生(教・医)
<授業の目的>
生命活動は、細胞内で生理活性物質やタンパク質等の生体分子が化学反応や相互作用を行いながら、細胞が単独で、あるいは多数集合して活動することで成立する。従って、生命を科学的に理解するためには、分子レベル、細胞レベル、および個体レベルでの解析が必要である。そこで本講義では、生理活性物質、タンパク質、微生物、高等生物の4つの異なる観点から、生命を科学的に理解するための方法やそれにより得られた知見、応用例を学ぶ。これにより、幅広い視点から生命を科学的に理解し、人のウェルビーイングに考慮した持続可能な社会の実現に資する知識を獲得する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1生命を科学的に理解するための方法やそれにより得られた知見、応用例などについて、生理活性物質、タンパク質、微生物、高等生物の4つの異なる観点から説明できる。N-A
2生理活性物質、タンパク質、微生物、高等生物の4つの異なる観点から、生命を科学的に理解するための考え方を説明できる。N-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%生命を科学的に理解するための方法やそれにより得られた知見、応用例などについて、生理活性物質、タンパク質、微生物、高等生物の4つの異なる観点から説明できること。
250%生理活性物質、タンパク質、微生物、高等生物の4つの異なる観点から、生命を科学的に理解するための考え方を説明できること。
合計100% 
<授業の方法>
教員が、山梨大学の学生には対面授業を行い、山梨県立大学の学生には当該授業のライブ(リアルタイム動画配信)講義をMicrosoft TeamsやZoom等により毎回同時双方向で配信する。
授業の実施に関する情報は、適宜CNSで通知する。
適宜学生の思考の時間、質問等の時間を設ける。
教員ごとに、適切な時期に試験やレポート等の指示を行うので、
各教員の指示をよく聞くこと。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
この授業は下記の4部で構成されている。
〈第1部〉「生理活性物質の科学」
〈第2部〉「タンパク質の科学」
〈第3部〉「微生物の科学」
〈第4部〉「高等生物の科学」

講義をよく聴いて、内容を理解することが重要である。興味がわいた内容については、関連図書を読む等により、さらに深く理解することを期待する。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル〈第1部〉「生理活性物質の科学」:生理活性物質とは  担当:小久保
事前学習
事後学習
・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧してください。
・事後学習として、後日レポートを提出することで、授業内容を理解する。
授業内容・生理活性物質の構造と生理活性と生体内動態について講義します。
2タイトル〈第1部〉「生理活性物質の科学」:医薬品化学について  担当:小久保
事前学習
事後学習
・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧してください。
・事後学習として、後日レポートを提出することで、授業内容を理解する。
授業内容・医薬品化学について講義します。
・「生理活性物質の科学」の総括評価は、後日「レポート課題」の提出で行って頂きます。
3タイトル〈第2部〉「タンパク質の科学」:複雑な生命現象を可能とするタンパク質複合体  担当:大山
事前学習
事後学習
・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧してください。
・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を復習してください。
授業内容・タンパク質構造の基礎について講義します。
・複雑な生命現象を可能とするタンパク質の基本構造およびタンパク質複合体について講義します。
4タイトル〈第2部〉「タンパク質の科学」:タンパク質分子間の機能的相互作用(プロテインネットワーク)  担当:大山
事前学習
事後学習
・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧してください。
・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を復習してください。
授業内容・タンパク質分子間の機能的相互作用(プロテインネットワーク)を講義します。
・「タンパク質の科学」の総括評価を行います。
5タイトル〈第3部〉「微生物の科学」:微生物の種類と特徴、微生物を用いた研究手法  担当:中川
事前学習
事後学習
・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧してください。
・事後学習として、CNSで事前に配布した資料を完成し、授業内容を復習してください。
授業内容・まず、原核生物と真核生物の違いについて講義します。
・続いて、微生物の種類と特徴について講義します。
・続いて、微生物を用いた研究手法について講義します。
6タイトル〈第3部〉「微生物の科学」:基礎研究における酵母の有用性、微生物の科学の総括評価 担当:中川
事前学習
事後学習
・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧してください。
・また、事前学習として、微生物の科学の総括評価に向けて、第5回目(前回)の授業内容を充分に復習しておいてください。
授業内容・まず、基礎研究における酵母の有用性について、具体例を挙げて講義します。
・続いて、「微生物の科学」の総括評価を行います。
7タイトル〈第4部〉「高等生物の科学」:私たちを取り巻く高等生物について~ペットから実験動物まで~ 担当:若山清香
事前学習
事後学習
・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧してください。
・7回目の講義の中で小テストを行います
授業内容実験動物について講義します
実験動物を扱う際の国際的な取り決めについても学習します
8タイトル〈第4部〉「高等生物の科学」:哺乳類の生命現象を解明するために用いられる研究手法について 担当:若山清香
事前学習
事後学習
・事前学習として、CNSで事前に配布した資料を印刷し、閲覧してください。
・8回目の講義の中で小テストを行います
授業内容実験動物を用いた研究手法を学習します
動物実験を用いた発生工学的な手法の研究について紹介します。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない
<備考>
(未登録)