授業科目名
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直近の子どもを取り巻く疾患と自らのウェルビーイングについて
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分類 |  |
時間割番号
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CKE002 B
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担当教員名
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川池 順也
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開講学期・曜日・時限
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2Q・月・II
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単位数
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1
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<対象学生>
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2025以降入学生(教・医)
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<授業の目的>
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大学生活も含め、病気のある子どもたちが幼児・児童・生徒期において、病気に対する治療を経て、どのような身体や心に影響があったのかにつ についても知見を得ます。その上で、受講者同士で自分が病気になったとき、大切な人が病気になった時にどのような援助ができるのかについ て、意見交換を行い検討します。
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
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全学共通教育科目向け | 記号 | コンピテンシー(能力・資質) | 説明 | |
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N-A | 共通 | 論理的かつ柔軟に思考する力(思考) | 問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える | ◎ | N-B | 多様な人々と調和する力(調和) | 人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える | ○ | N-C | 共創により問題を解決する力(共創) | 問題設定、多様な解決方法の案出と検討、実現可能な計画の立案、計画に従った問題解決、解決方法や計画の改善などを他者と共働して行う力を備える | ○ | N-D | より良く生きるための力(福利) | 心身の健康を維持増進して国際社会の一員として暮らすために必要な知識技能を備え、自己と社会の理解に基づき人生設計する力を備える | ○ |
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<到達目標> 到達目標とは
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目標NO | 説明 | コンピテンシーとの対応 |
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共通 |
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1 | 身体疾患や精神疾患のために困難な状況におかれている子どもがいることを例を挙げて説明できること | N-B | 2 | 身体疾患や精神疾患のために困難な状況におかれている子ども支援について検討し説明できること | N-C | 3 | 身体疾患や精神疾患のために困難な状況におかれている子どもを取り巻く人々について心情を慮ることができること | N-D | 4 | 自らの身体と心の健康について内省し、これからの生き方について説明できること | N-A |
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<成績評価の方法>
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目標No | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 40% | 病気についての特徴や支援の要点について総括レポートによって評価する | 2 | 10% | 講義中の意見交換で自分の意見を述べることができること | 3 | 20% | 講義で学んだ病気に対する自己の考えを毎時の最後に提出する本時の感想にて評価する | 4 | 30% | 予習として課題にしたレポートについて情報源や自分の考えを明らかにしているかどうかにより評価する | 合計 | 100% | |
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<授業の方法>
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この講義は、病気の子どもを取り巻く様々な事案から病気のこども自身や当事者を支える親・きょうだい・教師・医療従事者などの思いなどにつ 提出を求めます。また、各回の講義終了後に提出を求める「本日の感想」をもって出席の判断を行います。
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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この授業では、病気がある子どもがおかれている現況について取り扱います。自分自身や親・きょうだいなどに闘病の経験がある場合には、辛い にまだ辛い心情がある方は受講を控えていただくようお勧めします。
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<テキスト>
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- 全国特別支援学校病弱教育校長会(編著), 病弱教育支援冊子Web版「病気の子どもの理解のために」,
(https://www.nise.go.jp/nc/study/others/disability_list/health/supportbooklet)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1 | タイトル | がん当事者の教師としての子どもへの関り方 |
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事前学習 事後学習 | 【事前】タイトルに関する文献を読んだり、動画を視聴しておく。例:動画検索「がんと闘う高校教師」
【事後】院内学級について調べる。 |
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授業内容 | がん当事者の教師の子どもに対する願いや思いについて理解を深める。 |
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2 | タイトル | 院内学級で学ぶ子どもの思いや願い |
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事前学習 事後学習 | 【事前】院内学級について調べる。
【事後】AYA世代におけるがんの後遺症について調べる。 |
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授業内容 | 院内学級で学ぶ子どもの思いや願いについて理解を深める。 |
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3 | タイトル | AYA世代におけるがんの後遺症 |
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事前学習 事後学習 | 【事前】AYA世代におけるがんの後遺症について調べる。
【事後】災害時の子どもの心のケアについて調べる。 |
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授業内容 | 大学生や大人になったがんの後遺症がある当事者が抱える困難さを理解する。 |
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4 | タイトル | 震災にあった子どもがおかれる状況とケアについて |
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事前学習 事後学習 | 【事前】災害時の子どもの心のケアについて調べる。
【事後】AEDの子どもへの使用について調べる。 |
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授業内容 | 震災に遭った子どもがおかれる心理的状況とそれに対する心のケアの方法について検討する。 |
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5 | タイトル | 心疾患がある子どもとAEDの使用について |
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事前学習 事後学習 | 【事前】AEDの子どもへの使用について調べる。
【事後】こどもホスピスについて調べる。 |
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授業内容 | AEDを使用するに当たっての心構えについて検討する。 |
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6 | タイトル | こどもホスピスについて |
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事前学習 事後学習 | 【事前】こどもホスピスについて調べる。
【事後】吃音について調べる。 |
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授業内容 | こどもホスピスの意義と役割について理解する。 |
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7 | タイトル | 吃音がある子どもについて |
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事前学習 事後学習 | 【事前】吃音について調べる。
【事後】ヤングケアラーについて調べる。 |
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授業内容 | 吃音がある子どもの悩みと寄り添い方について検討する。 |
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8 | タイトル | ヤングケアラーについて |
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事前学習 事後学習 | 【事前】ヤングケアラーについて調べる。
【事後】本講義についての理解度を課題レポートの提出によって評価する。 |
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授業内容 | ヤングケアラーのおかれている困難さと課題について理解を深める。 |
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9 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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10 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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11 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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12 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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13 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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14 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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15 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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16 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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17 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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18 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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19 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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20 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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21 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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22 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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23 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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24 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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25 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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26 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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27 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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28 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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29 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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30 | タイトル | |
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事前学習 事後学習 | |
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授業内容 | |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> |
東京都の特別支援学校の教員として約20年にわたり、幼児・小学生・中学生・高校生段階にある病気がある児童生徒の授業や教育的支援に携わってきました。講義では、実際に支援に当たってきた事例を紹介しながら話を進めていきます。 |
<前年度授業に対する改善要望等への対応> |
・講義で使用した資料は、毎回ポイントを集約してTeams上にアップロードするようにします。
・病気の当事者の方や支援者の方の声をオンラインで繋ぐなどの方法で聴くことができる機会をできる限り設定するようにします。 |
<備考>
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(未登録)
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