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授業科目名 アカデミックジャパニーズ(Reading)
時間割番号 CJAK04
担当教員名 原田かおり
開講学期・曜日・時限 前期・金・V 単位数 1
<対象学生>
留学生(山梨大学含む)
<授業の目的>
外国人留学生を対象に、アカデミック・ジャパニーズの習得を目的とする。読んだ情報、内容を口頭および書いて伝える力を育成する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通情報を適切に活用する力(情報)図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を倫理的、合法的に収集し、収集した文献や資料から適切な情報を選択し、様々な情報を統計学的手法やAI技術なども活用して分析し、的確にまとめて活用できる力を備える
N-B論理的かつ柔軟に思考する力(思考)問題を細分化して多面的・客観的にとらえ、専門分野や文理を問わない幅広い知識に基づき様々な観点から考察し、結果を筋道立てて根拠を示しながら説明できるようにすることで、論理的かつ状況の変化に対して柔軟に対応できる思考力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1日本語の文章を正確に読み解くことができる。N-A
2日本語の文章をしっかり音読し、内容を口頭および書いて伝えることができる。N-A
3各回の授業参加および授業姿勢N-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%小テスト
240%課題
330%平常点
合計100% 
<授業の方法>
授業内またはGoogle Classroomにて、資料提供、課題提出を行います。
課題を設定し、読んだ内容を正確に伝える練習をします。理解した内容を要約し、書いて正確に伝えることができる力を養成します。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
履修条件:N2レベル以上
上級レベルの力を養成するためのクラスです。初回の授業に証明書を用意してください。
この授業は、大学の授業で配布される資料や授業で指定された文献を読めるようになるための準備クラスです。正規留学生はこの授業を積極的に活用してください。
<テキスト>
  1. 留学生のための読解トレーニング:読む力がアップする15のポイント, 凡人社
<参考書>
  1. メタ認知を活用したアカデミック・リーディングのための10のストラテジー, 凡人社
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション、文を理解するストラテジー①
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容語のまとまりをとらえる
2タイトル文を理解するストラテジー②
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容「する/される」の関係をつかむ
3タイトル文を理解するストラテジー③
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容文の構造をとらえる
4タイトル文を理解するストラテジー④
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容前件と後件の関係をつかむ
5タイトル文の連続を理解するストラテジー①
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容「これ」「それ」が指すものを考える
6タイトル文の連続を理解するストラテジー②
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容省略されているものが何か考える
7タイトル文の連続を理解するストラテジー③
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容関連のあることばを探す
8タイトル文の展開を理解するストラテジー①
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容文末に注目して筆者の意見を見抜く
9タイトル文の展開を理解するストラテジー②
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容筆者の立場を見分ける
10タイトル文の展開を理解するストラテジー③
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
授業で扱った文章を音読する
授業内容大切なことを伝えるサインをつかむ
11タイトル文の展開を理解するストラテジー④
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
テーマを設定する
授業内容目印を使って内容を整理する
12タイトル知識を使って理解するストラテジー①
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
テーマに沿って情報を収集する
授業内容内容を素早く理解する
13タイトル知識を使って理解するストラテジー②
事前学習
事後学習
語彙リストを作る
情報を整理する
授業内容文章の話題を見抜く
14タイトル知識を使って理解するストラテジー③
事前学習
事後学習
語彙リストを更新する
収集した情報を分析する
授業内容情報を収集して分析する
15タイトル知識を使って理解するストラテジー④
事前学習
事後学習
語彙リストを更新する
理解度を自己分析する
授業内容ストラテジーの選び方、使い方を自己評価する
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
授業評価アンケート対象外
<備考>
受講者の状況によって進度を調整することがあります。