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授業科目名 中国語初級I
時間割番号 CCB101 I
担当教員名 林  吟貞
開講学期・曜日・時限 前期・水・I 単位数 2
<対象学生>
工学部(総・情・土・化)・医学科
<授業の目的>
・ピンイン表記に従って中国語の各音節を正しく発音することができる。
・中国語の音声をピンインにより表記することができる。
・基礎的な文法規則を運用し中国語で模擬会話を行うことができる。
・人間の言語文化が持つ様々な創造性を体験し,精緻で深遠な言語文化への共感を基礎に,日本や外国の多様な文化を人類共有の財産として大切にする姿勢を身に付ける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
N-A共通多様な人々と調和する力(調和)人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉(日本語、英語)で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1中国語の基礎的内容を学んだ上で,平易な表現を用いた読み書き,口頭でのやりとりができる。N-A
2中国語や中国文化に関する様々な事象について説明できる。N-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
190%期末試験50%/小テスト・レポート・授業内演習40%(発音・文法・語彙の3 要素を、適切に運用しているか)
210%小テスト・レポート・授業内演習(中国語やその文化圏に関する知識を、積極 的に得ようとしているか)
合計100% 
<授業の方法>
基本的に対面授業で実施する。
演習形式で進め、事前学習を必須とする。
受講者は毎回、発音練習や質問への回答を通じて実践的な訓練を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
机の上の学習だけでなく、実際に声に出して会話を練習することが大切です。この授業では、日常生活でよく使う簡単な中国語や発音の基礎を丁寧に学び、様々なテーマを通して、中国語や中国文化に触れながら、楽しく会話を練習します。 難しく考えずに、まずは笑顔で! 積極的に発言し、分からないことはどんどん質問してください。 一緒に楽しく中国語を学びましょう!
<テキスト>
  1. 渋谷裕子, 孟若燕編著, 新訂 キャンパス的中国語, 同学社, ISBN:9784810207842
<参考書>
  1. 相原茂, 石田知子, 戸沼市子共著, Why?にこたえるはじめての中国語の文法書 新訂版, 同学社, ISBN:9784810203271
  2. 相原茂編著, はじめての中国語学習辞典 : 新装版, 朝日出版社, ISBN:9784255012230
  3. 守屋宏則, 李軼倫著, やさしくくわしい中国語文法の基礎 改訂新版, 東方書店, ISBN:9784497219183
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:授業で紹介された内容への理解を深める
授業内容中国と中国語の概要、基本の日常挨拶
2タイトル声調と母音
事前学習
事後学習
事前学習:学習箇所の音源を聞く
事後学習:音源を用い発音練習を行う
授業内容声調・単母音・複母音、数え方の表現
3タイトル子音①・人称代名詞と呼称
事前学習
事後学習
事前学習:学習箇所の音源を聞く
事後学習:音源を用い発音練習を行う
授業内容子音の概要、有気音と無気音、人称代名詞と呼称
4タイトル子音②・挨拶の言葉
事前学習
事後学習
事前学習:学習箇所の音源を聞く
事後学習:音源を用い発音練習を行う
授業内容子音の練習、挨拶の言葉
5タイトル鼻音をともなう母音・自己紹介・「是」の文
事前学習
事後学習
事前学習:学習箇所の音源を聞く
事後学習:音源を用い発音練習を行う
授業内容鼻音をともなう母音の発音方法、名前・国籍の尋ね方、「是」の文
6タイトル声調の組み合わせ・動詞が述語になる文・疑問詞・副詞①
事前学習
事後学習
事前学習:学習箇所の音源を聞く
事後学習:音源を用い発音練習を行う
授業内容声調の組み合わせの練習、軽声、声調の変化、動詞を述語とする文、疑問詞疑問文、副詞「也」の使い方
7タイトル「的」の使い方・指示代名詞・副詞②
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の意味を辞書で調べる
事後学習:発音の反復練習・教科書の練習問題を解く
授業内容「的」の使い方、指示代名詞、副詞「都」の使い方
8タイトル量詞
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の意味を辞書で調べる
事後学習:発音の反復練習・教科書の練習問題を解く
授業内容量詞の説明、物の指し方
9タイトル数の言い方・動詞「有」・疑問数詞
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の意味を辞書で調べる
事後学習:発音の反復練習・教科書の練習問題を解く
授業内容数の言い方の練習、「有」と「没有」、「几」と「多少」
10タイトル存在の表現
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の意味を辞書で調べる
事後学習:発音の反復練習・教科書の練習問題を解く
授業内容存在の表現、前置詞「在」の使い方、方位詞、語気助詞の使い方
11タイトル形容詞・前置詞「跟」・反復疑問文
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の意味を辞書で調べる
事後学習:発音の反復練習・教科書の練習問題を解く
授業内容形容詞が述語になる文の説明と練習、前置詞「跟」の使い方、反復疑問文の説明と練習
12タイトル日付・曜日・時刻・年齢
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の意味を辞書で調べる
事後学習:発音の反復練習・教科書の練習問題を解く
授業内容日付・曜日・時刻の尋ね方と言い方、年齢の尋ね方と言い方
13タイトル連動文
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の意味を辞書で調べる
事後学習:発音の反復練習・教科書の練習問題を解く
授業内容省略できる「是」、連動文の説明と練習
14タイトル復習
事前学習
事後学習
事前学習:新出単語の意味を辞書で調べる
事後学習:発音の反復練習・教科書の練習問題を解く
授業内容自己紹介、私の一日
15タイトル総括評価・まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:前期学習事項の復習
事後学習:前期学習状況の自己点検
授業内容出題意図の説明・期末試験
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
企業などの依頼によるビジネス文書の翻訳や通訳、また企業などへの派遣講師の経験を活かし、より具体的で実践的な中国語の講義をします。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度のアンケート結果を踏まえ、以下の点を改善します。

1.授業目標の明確化
 到達目標を授業の冒頭やまとめで確認し、自己評価の機会を増やします。
2.学習意欲を高める工夫
 実践的なアクティビティを増やし、より主体的に学べる環境を作ります。
3.授業の進め方の工夫
 引き続き教材やMoodleを活用し、理解しやすい授業を心がけます。
4.主体的参加の促進
 発話練習やペアワークを充実させ、参加型の授業を強化します。
5.予習・復習の指導強化
 課題の指示をより明確にし、学習効果を高めるサポートを行います。
6.授業計画の遵守と柔軟性
 計画に沿いつつ、必要に応じて調整し、学習しやすい環境を整えます。

今後も学生の意見を反映し、より良い授業を目指します。
<備考>
教室での学習状況により内容を変更することが有ります。