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授業科目名 社会と科学技術
時間割番号 UPC156
担当教員名 近藤 英一/武藤 慎一/犬飼 潤治/奥崎 秀典/伊藤 安海/鈴木 良弥/佐藤 隆英/服部 元信/中村 高志/西田  継/岡村 美好/小俣 香織/劉 星委
開講学期・曜日・時限 前期・水・IV 単位数 2
<対象学生>
総合工学クラス学生、工学科全1年生
<授業の目的>
本科目では、工学を学ぶ意義、専門として選択した工学分野が社会的課題の解決のために役立っていくかを具体例や討論を通して学ぶ。まず、入学時点でもっていた自身の志向を確認し、科学技術の歩みを学ぶ。次いで工学部の各コース分野のトピックを学び、さらにそれらの分野が社会にどのように実装されていくかを、科学者、工学者としてのキャリア設計を意識しながら相互に議論し発表する。
(オムニバス方式/全15回)
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科1年次向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門①教養・基礎知識工学の広い教養と自然科学の基礎知識を活用
工-B②専門的知識専門分野の基礎的知識を体系的に理解して説明
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1工学の各分野の成り立ち、ねらいを理解し説明できる工-A
2自己の志向・適性と工学の各分野に投影し考察できる工-A
3学修から得られた知識を活用し工学の社会実践を議論し発表できる工-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%聴講内容をまとめた提出物
230%議論・発表の積極性と明晰性
320%平素の受講態度
合計100% 
<授業の方法>
オムニバス形式の講義とグループディスカッション、グループ発表で構成する。講義では、科学技術と社会課題、自身と社会の関係性を講義したのち、工学部工学科各コースの分野に精通した教員により各分野の特徴や先端技術、社会実装につて講義する。学修内容を受けて、グループディスカッションを行い自分たちが工学部出身者としてどのように科学技術で社会に貢献できるかを検討する。最後にグループディスカッションの内容を発表する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
総合工学クラス学生は必修でコース選択や工学の社会実践について深く考えます。工学全体を見渡し自身がどのように社会に貢献できるの考える良い機会になりますので、他コースの学生も積極的に受講してください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル自身の適性を知る
事前学習
事後学習
"(事前)科学技術あるいは工学とは何か、事前の情報収集を行い予習する
(事後)自身が適する工学分野(進路)について考えてみる
授業内容科学技術あるいは工学とは何かを解説し、それらの社会での役割を講義する。講義を通じ、自身が適する工学分野が判断できるように情報収取を行う。
2タイトル社会課題と科学技術
事前学習
事後学習
"(事前)関心のある現在の社会課題を挙げ、関連情報を収集する
(事後)現在の社会課題解決に活用可能な科学技術についてまとめる。
授業内容これまでに問題となった社会課題を例示し、社会課題とは何かを解説する。社会課題の解決のために活用されてきた科学技術について講義する。
3タイトル科学技術の社会実装
事前学習
事後学習
"(事前)社会課題解決のための科学技術の社会実装の方法を考える
(事後)講義での議論をまとめ、科学技術の社会実装方法を整理、記録する
授業内容現在の社会課題解決に活用できそうな科学技術を,実際にはどのように社会実装すれば課題解決につながるかを議論する。
4タイトル科学技術概論
事前学習
事後学習
(事前)テーマ・分野を決めた科学技術史の予習
(事後)科学技術と社会とのかかわりの歴史的発展についてまとめる
授業内容(事前)インターネットより、新聞や県庁などからの発表をまとめておく。
(事後)世界情勢を踏まえて、山梨県の進んでいこうとする方向とそれに対する学生の意見をまとめる。
5タイトル世界と山梨のクリーンエネルギー
事前学習
事後学習
(事前)インターネットより、新聞や県庁などからの発表をまとめておく。
(事後)世界情勢を踏まえて、山梨県の進んでいこうとする方向とそれに対する学生の意見をまとめる
授業内容学生からの発表と、それに対するディスカッション。個別事項とともに、全体的な方向性について、個々人の考えがまとめられるようにする。
6タイトル化学で拓くIoT社会
事前学習
事後学習
(事前)情報化社会における化学の役割について、歴史的背景を予習
(事後)IoT技術における化学の重要性についてまとめる
授業内容モノのインターネット(IoT)社会の実現には多種多様なセンサが不可欠であり、分子や材料を担う「化学」が重要な役割を果たしている。本講義では、幾つか具体例を挙げながら解説する
7タイトル機械工学が支える未来の健康
事前学習
事後学習
(事前)テキストに目を通してくる
(事後)小テストの解きなおしてを行う
授業内容機械工学をベースとした医工学の進歩と未来の健康に関する講義を行い小テストもしくはミニッツペーパーを実施する
8タイトル暮らしの中のメカトロニクス
事前学習
事後学習
(事前)身近にあるメカトロニクスを利用した製品を探す
(事後)メカトロニクスを利用した製品の仕組みを調べる
授業内容機械・電気・情報の知識・技術を融合したメカトロニクスについて身近な事例を挙げて説明する
9タイトルエネルギーと情報社会を支える電気電子工学
事前学習
事後学習
(事前)事前に配布される講義資料を予習する
(事後)講義で学んだ電気電子工学と現代社会のかかわりについてまとめる
授業内容電気電子工学が現代社会に果たす役割や活躍の場面について最新の研究動向を交えて説明する
10タイトルコンピュータ理工学が創る未来
事前学習
事後学習
(事前)事前配布する講義資料の通読
(事後)今回の授業で学んだことをまとめ,情報通信技術によって解決が期待される社会課題について考察する.
授業内容コンピュータ理工学の基本的な概念から,それがどのように未来の社会や産業に影響を与えるかについて解説するとともに,各研究室で取り組んでいる研究内容を紹介する.
11タイトル社会と土木環境技術
事前学習
事後学習
(事前)現状の社会インフラの整備状況について予習を行う
(事後)持続可能な未来の社会インフラについてwell-bingを含め思考を深める
授業内容社会インフラの発展および位置付けを理解し、未来社会のあり方を議論する
12タイトル科学者、工学者としてのキャリア設計
事前学習
事後学習
(事前)科学とは何か、工学とは何か、キャリアとは何か、などに考えを巡らす
(事後)上記を振り返る
授業内容科学や工学と呼ばれる学問を修めようとする人・修めた人の間で、自己実現や社会実装という切り口からキャリアと呼ばれるものに対する考えを共有する。
13タイトルグループディスカッション~工学の社会実践~
事前学習
事後学習
(事前)これまでの講義内容を振り返り、社会の課題との関係を整理する
(事後)他者の意見を通じて事前学習との差を整理し考察する
授業内容工学の社会実践について小グループに分かれた議論を行い、発表課題の抽出と方針策定を行う
14タイトル発表会(1)
事前学習
事後学習
(事前)これまでの学習と前回のグループ議論の内容の発表を準備する
(事後)他者の意見を通じて差を整理し考察する
授業内容学習内容とグループディスカッションに基づいたグループの提案・決意の発表
15タイトル発表会(2)、総括
事前学習
事後学習
(事前)これまでの学習と前回のグループ議論の内容の発表を準備する
(事後)他者の意見を通じて差を整理し考察する
授業内容学習内容とグループディスカッションに基づいたグループの提案・決意の発表
採点の発表と総括
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
武藤慎一、近藤英一、犬飼潤治、伊藤安海、鈴木良弥、服部元信
各担当教員はいずれも企業・公的研究機関などで当該分野に関する勤務経験があり、大学における講義と研究や生産・社会実装の実務の関係に精通している
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
 新規開設科目
<備考>
(未登録)