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授業科目名 基礎物理学(波動・光・熱)
時間割番号 UPC107 B
担当教員名 東海林 篤/石川 陽/酒井 優/村中 司
開講学期・曜日・時限 後期・金・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
自然現象を理解する上で基本となる波動・光・熱学を学ぶ。自然現象を物理学的に理解する上で基本となる波動・光・熱について学ぶ。波動においては、波の重ね合わせ、伝わり方、エネルギーについて物理的イメージをつかみながら数学を使った表現を身につける。光においては、光線とみなせる光の諸性質、波としての光の諸性質について理解する。熱においては、熱力学の第1法則と第2法則、理想気体、エントロピー等について理解する。それらを通して、物理学におけるミクロとマクロの捉え方を理解し、工学の専門分野へ応用する力を身につけることを主眼とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科1年次向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門①教養・基礎知識工学の広い教養と自然科学の基礎知識を活用
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1波の重ね合わせや伝わり方を説明できる。工-A
2波のエネルギーについて説明できる。工-A
3光線としての光、電磁波としての光の各諸性質について説明できる。工-A
4熱力学の第1法則をもとに理想気体の変化についての問題を解くことができる。工-A
5熱力学の第2法則、エントロピー、熱平衡状態について説明できる。工-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%テスト、レポート、演習などによって電磁気学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
220%テスト、レポート、演習などによって電磁気学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
320%テスト、レポート、演習などによって電磁気学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
420%テスト、レポート、演習などによって電磁気学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
520%テスト、レポート、演習などによって電磁気学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
授業実施形態は面接授業(対面授業)とする。教科書や事前配布資料などをもとに各自で予習をした上で授業へのぞんでもらう。授業は主に板書によって進めるが、演習や演示実験などを行い授業内容に対する理解を深め応用力を身に付けてもらう。授業後はレポート課題などに取り組み授業内容を復習することで知識の定着を促す。また、小テストや総括評価を行うことで、自身の理解度を常に把握しながら勉学に取り組めるようにする。なお、授業は教室において対面で行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業内容を理解するためには数学の知識も必要となるため、「微分積分学」「線形代数学」へ真剣に取り組み授業内容を理解することが望ましい。
<テキスト>
  1. 永田一清, 松原郁哉共著, 新・基礎波動・光・熱学, サイエンス社, ISBN:4781911307,
    (2006年出版 ライブラリ新・基礎物理学, 3)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル光とは
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容光の粒子性と波動性、光の速さ、色、偏光について解説する。
2タイトル幾何光学
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容光を光線として扱う場合について。光の屈折、反射、結像について解説する。
3タイトル波動光学
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容光を波として扱う場合について。光の干渉と回折について解説する。
4タイトル量子光学の基礎
事前学習
事後学習
事前:配布資料に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容光を粒子(光子)として扱う場合について。光と電子の相互作用、光の吸収、発光、レーザーについて解説する。
5タイトル熱とは
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容温度計の原理や絶対零度について。熱膨張・比熱・相転移について解説する。
6タイトル熱力学の第1法則
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容内部エネルギーや仕事を導入し、熱力学第1法則について解説する。
7タイトル理想気体
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容理想気体の分子モデルを考え、理想気体の圧力や温度について解説する。
8タイトル熱力学の第2法則
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容熱機関の効率を考え熱力学第2法則を解説する。またカルノーサイクルからエントロピーを導入する。
9タイトル波の重ね合わせ
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容波の基本的な概念である重ね合わせについて解説する。
10タイトル波の伝わり方
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容波は移動するものであることから、その伝わり方について解説する。
11タイトル波のエネルギー
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容波の持つエネルギーについて解説する。
12タイトル音と音波
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容波の一つの例としての音の波について解説する。
13タイトル総括評価:まとめ(1)
事前学習
事後学習
事前:授業で学んだ内容を復習しておく。
事後:授業内容を総復習する。
授業内容本講義の総括とまとめを行い、評価を行う。
14タイトル総括評価:まとめ(2)
事前学習
事後学習
事前:授業で学んだ内容を復習しておく。
事後:授業内容を総復習する。
授業内容本講義の総括とまとめを行い、最終評価を行う。
15タイトル総括評価:まとめ(3)
事前学習
事後学習
事前:授業で学んだ内容を復習しておく。
事後:授業内容を総復習する。
授業内容本講義の総括とまとめを行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない
<備考>
この授業は3名の教員がそれぞれ波、光、熱の各分野を担当してオムニバス形式で行う。