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授業科目名 基礎物理学(力学)
時間割番号 UPC106 A
担当教員名 石川 陽/酒井 優/東海林 篤/村中 司
開講学期・曜日・時限 前期・水・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
自然現象を理解し工学の問題を解くために必要な物理学の基礎となる力学について学ぶ。質点や剛体の運動をもとに、位置、速度、加速度、仕事、エネルギー、運動量の物理的概念、それらの物理量を用いて表現される運動と力学の法則、自然現象に対する物理的な考え方を理解し、工学の専門分野へ応用する力を身に付けることを主眼とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科1年次向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門①教養・基礎知識工学の広い教養と自然科学の基礎知識を活用
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1位置、速度、加速度および質点の運動を説明できる。工-A
2運動の法則をもとに運動方程式を立てて解くことができる。工-A
3仕事、エネルギー、運動量の概念とそれらの保存則を説明できる。工-A
4力学的エネルギーと運動量の保存則をもとに力学の問題を解くことができる。工-A
5剛体の運動や角運動量の概念を説明できる。工-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%テスト、レポート、演習などによって力学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
220%テスト、レポート、演習などによって力学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
320%テスト、レポート、演習などによって力学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
420%テスト、レポート、演習などによって力学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
520%テスト、レポート、演習などによって力学の基本事項を理解し自らの言葉で正しく説明できるか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
授業実施形態は面接授業(対面授業)とする。教科書や事前配布資料などをもとに各自で予習をした上で授業へのぞんでもらう。授業は主に板書によって進めるが、演習や演示実験などを行い授業内容に対する理解を深め応用力を身に付けてもらう。授業後はレポート課題などに取り組み授業内容を復習することで知識の定着を促す。また、小テストや総括評価を行うことで、自身の理解度を常に把握しながら勉学に取り組めるようにする。なお、授業は教室において対面で行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業内容を理解するためには数学の知識も必要となるため、同時期に開講されている「微分積分学」「線形代数学」へ真剣に取り組み授業内容を理解することが望ましい。
<テキスト>
  1. 永田一清著, 新・基礎力学, サイエンス社, ISBN:9784781910970,
    (2005年出版 ライブラリ新・基礎物理学, 1)
<参考書>
  1. 永田一清, 佐野元昭, 轟木義一共著, 新・基礎力学演習, サイエンス社, ISBN:9784781912387,
    (2012年出版 ライブラリ新・基礎物理学, 別巻 ; 1)
<授業計画の概要>
1タイトル運動の表し方~位置とベクトル~
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容位置と座標・ベクトルについて解説する。
2タイトル運動の表し方~速度と加速度~
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容速度と加速度について解説する。
3タイトル力と運動
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容ニュートンの運動の3法則と力・質量・力積などの概念を解説する。
4タイトル重力のもとでの運動
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容重力が働く物体の運動について、放物運動や空気抵抗がある運動をもとに解説する。
5タイトル束縛力の働く運動
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容束縛力が働く物体の運動について、斜面上の摩擦のある運動や短振り子の運動をもとに解説する。
6タイトル振動
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容単振動・減衰振動・強制振動について解説する。
7タイトル中間評価:総括・まとめ
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容ここまでの総括とまとめを行い、理解度を評価する。
8タイトル仕事
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容仕事と仕事率について解説する。
9タイトルエネルギーとその保存則
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容力学的エネルギーとその保存則を用いた運動の解析について解説する。
10タイトル角運動量とその保存則
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容ベクトルのベクトル積とモーメントを導入し、角運動量とその保存則について解説する。
11タイトル非慣性系とみかけの力
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容非慣性系において、みかけの力を導入することで、物体の運動をニュートンの第2法則によって記述できることを解説する。
12タイトル質点系の運動
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容相互作用を及ぼしあう複数の質点系の運動について解説する。
13タイトル剛体のつり合い
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容剛体の運動方程式とつり合いについて解説する。
14タイトル剛体の回転運動
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:演習問題を解く。
授業内容剛体の回転運動と慣性モーメントについて解説する。
15タイトル最終評価:総括・まとめ
事前学習
事後学習
事前:教科書指定範囲に目を通しておく。
事後:授業内容を総復習する。
授業内容本講義の総括とまとめを行い、最終評価を行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開設科目につき該当しない。
<備考>
(未登録)