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授業科目名 職業指導第二
時間割番号 TPT011 B
担当教員名 手塚 幸樹
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
高等学校の教諭としての所要資格は、教育職員免許法に定められており、その中には職業指導第一及び職業指導第二の修得が義務づけられている。職業指導二(キャリア教育)は、生徒の生き方にかかわる教育活動であり、生徒の学習意欲を高め、よりよき社会的自己実現を推進する機能をもっている。また、職業指導二は、企業においては人事管理やキャリア開発に大きく関わり、インタ-ンシップ等の形で学校と連携する事例も多い。本講義では、キャリア教育の機能について基礎的な理解からはじめ、実践的な指導が可能な段階まで自作テキストや資料をもとに講義を行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>機械工学科向け
工学部(~2023年度入学生)>電気電子工学科向け
工学部(~2023年度入学生)>メカトロニクス工学科向け
工学部(~2023年度入学生)>土木環境工学科向け
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシー未選択
1(1)キャリア教育の基本的な考え方や歴史と発達について理解できる。
2(2)ガイダンスの機能とカウンセリングの基礎理論が理解できる。
3(3)生徒の個性や適性に合ったキャリア形成のあり方が理解できる。
4(4生徒理解と生徒の自己理解について具体的に考えることができる。
5(5)生徒の自己実現に向けての「役割」と「キャリアスケープ」について理解できる。
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%講義中の受講態度と期末試験中の当該部分で評価する
220%講義中の受講態度と期末試験中の当該部分で評価する
320%講義中の受講態度と期末試験中の当該部分で評価する
420%講義中の受講態度と期末試験中の当該部分で評価する
520%講義中の受講態度と期末試験中の当該部分で評価する
合計100% 
<授業の方法>
対面講義を基本とする。状況によってはオンライン講義を検討する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・教育界や産業界でのキャリア開発について関心を持ち、知識を吸収するように努める。
・「改正教育基本法の理念の実現に向け、今こそ我が国は改めて「教育立国」を宣言し、教育の振興に取り組むべきである。」(教育振興基本計画「教育立国」の実現に向けて)を念頭に置き学ぶ。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 吉田辰雄編著, 最新生徒指導・進路指導論 : ガイダンスとキャリア教育の理論と実践 第2版, 図書文化社, ISBN:4810064638,
    (2009年出版 教職課程シリーズ)

  2. 三村隆男著, キャリア教育入門 : その理論と実践のために, 実業之日本社, ISBN:4408416452,
    (2004年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル(1)学校教育を考える視点
事前学習
事後学習
・学校教育を考える視点について復習する
授業内容学校教育を考える視点について考える
2タイトル(2)ガイダンスの意義と機能
事前学習
事後学習
・ガイダンスの意義を考える
・ガイダンスの機能について復習する
授業内容ガイダンスの意義と機能について講義する
3タイトル(3)わが国とアメリカにおけるガイダンスの歴史と発達
事前学習
事後学習
・かつてのガイダンスについて考えてみる
・日本と米国のガイダンス歴史について復習する
授業内容わが国とアメリカにおけるガイダンスの歴史とその発達について学習する。
4タイトル(4)わが国における生徒指導と進路指導
事前学習
事後学習
・これまで受けた生徒指導や進路指導を思い返しておく
・生徒指導と進路指導について復習する。
授業内容わが国におけ生徒指導と進路指導について講義する
5タイトル(5)キャリア教育の理解とその捉え方
事前学習
事後学習
・キャリア教育とは何かについて考える
・キャリア教育jの意義を考える。
授業内容キャリア教育についてどのように理解すべきかを説明し、そのとらえ方を検討する。
6タイトル(6)ガイダンス・カウンセリングの基礎的理論
事前学習
事後学習
・ガイダンスやカウンセリングの基礎理論を復習する
授業内容ガイダンスやカウンセリングについての基礎的な理論について講義する。
7タイトル(7)教育環境論及びグループ・ガイダンス理論
事前学習
事後学習
・教育環境について考える
・グループ・ガイダンス理論を復習する
授業内容教育環境論について学び、グループ・ガイダンス理論を理解する。
8タイトル(8)教師の生徒理解と生徒の自己理解の方法と技術
事前学習
事後学習
・教師の生徒理解について考える
・生徒の自己理解と教師の生徒理解との関係性を考える
授業内容教師の生徒理解と生徒の自己理解の関係性について考え、その方法と技術を学ぶ。
9タイトル(9)生徒指導・進路指導における教師の役割
事前学習
事後学習
・これまで受講した生徒指導や進路指導をまとめる
・教師の役割について考える
授業内容生徒指導や進路指導における教師の役割について学習する。
10タイトル(10)学校教育相談・進路相談の意義と活用
事前学習
事後学習
・学校教育相談や進路相談の意義を考える
・講義中の活用法について復習する
授業内容学校教育相談や進路相談の意義について考え、その活用法を議論する。
11タイトル(11)生徒の在り方・生き方を考える(人間力とは)
事前学習
事後学習
・生徒の在り方について考えておく
・人間力とは何かを検討する
授業内容生徒の在り方・生き方について、人間力の観点からも検討することを学習する。
12タイトル(12)生徒の個性や才能を伸ばす教育
事前学習
事後学習
・生徒の個性や才能を伸ばす方法を考える
・才能を伸ばす教育について具体的に検討する
授業内容生徒の個性や才能を伸ばすために必要な教育について学習する。
13タイトル(13)キャリア教育の計画・実践と課題
事前学習
事後学習
・キャリア教育について考える
・キャリア教育の実践と課題について復習する
授業内容キャリア教育の計画について考え、実践と課題について講義する。
14タイトル(14)若者の可能性を広げるためのキャリア教育
事前学習
事後学習
・自分の可能性を広げるために必要なものを考える
授業内容若者の可能性を広げるためのキャリア教育とは何かについて学習する。
15タイトル(15)講義のまとめ(定期試験・解説)
事前学習
事後学習
・これまでの講義について復習する
・期末試験の復習をする
授業内容これまでの講義をまとめ、定期試験を行いその解説をする。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
工業系高等学校校長や教育委員会幹部、工業系高等学校学科主任等の経験による授業
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度からの変更点はありません。
<備考>
(未登録)