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授業科目名 ものづくり実習I
時間割番号 TME207
担当教員名 大原 伸介/孕石 泰丈
開講学期・曜日・時限 前期・水・III-1-IV-1 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
 機械工作に関する学問は、機械系技術者を目指す者にとっては、たいへん重要である。機械工学科では、種々の加工法に関する講義が開講されており、それらの実践を体験・学習する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>機械工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
ME-A専門機械技術者として社会の要求を満たすための問題を設定しそれらを自力で解決するとともに、持続して自己の能力の向上に努めることができる。
ME-B機械工学の知識・技術に加えて、機械工学に関する最先端の技術を修得し、多様化する社会の要請に応じて、それを利用・応用することができる。
ME-C基礎的・専門的学力や論理的な表現力さらにコミュニケーション能力を修得し、科学的知見と技術を総合して社会的課題を解決する能力を身につける。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
ME
1・各種工作法の概要および各種工作機械の操作を理解すること。ME-A
2・実習内容を通じて、実際に機械加工ができる能力を身に付けることME-B
3・実習内容などについて、正確に記述した報告書を作成できる能力を身に付けること。ME-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%実習における個別課題評価
225%実習における個別課題評価
350%報告書
合計100% 
<授業の方法>
・受講に必要な情報については、授業第1回目のガイダンスにて説明するので必ず出席すること。ガイダンス開催日時等はCNSに掲示するのでよく注意すること。
・授業計画については、班ごとに異なるため、ものづくり実習II(後期開講)のシラバスも併せて参照すること。
・「実験実習における安全マニュアル」(山梨大学工学部発行)を熟続しておくこと。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・実習では各自が工作機械を実際に操作するため、不注意な行動は大きな怪我につながる可能性があり厳に慎むこと。受講時の着衣については、動きやすく、よごれてもよいもの、なおかつ機械の回転部などに巻き込まれる恐れのないものを準備しておくこと。長髪の者は、帽子をかぶるか髪を束ねること。やけどや切り屑による怪我防止のため、夏場であっても胸元の開いていない長袖上着と長ズボンを着用すること。また、落下物などによる怪我を避けるため、必ず靴を着用すること。サンダルや下駄などを履いたままの受講は絶対に認めないので注意すること。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 機械工作法, コロナ社, ISBN:9784339044812
  2. 機械と工具, 工業調査会,
    (ISSN 0387-1053)

  3. ツールエンジニア, 大河出版,
    (ISSN 0389-4967)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
機械加工についての基礎知識を調べておく
次回の課題についてしらべる
授業内容機械加工の基礎知識と安全に行うための説明
2タイトル計測方法実習・報告書作成実習
事前学習
事後学習
授業資料を事前にMoodleにアップロードするので、予習すること。
計測に関する報告書を作成する。
授業内容ノギス・マイクロメータを利用した加工物の計測について実習する。また報告書の書き方について説明を行い、計測結果を報告書としてまとめる。
3タイトル旋盤実習(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容旋盤作業のうち、段付き丸棒の加工、テーパー加工、ねじ切り加工などの加工法を習得し、与えられた課題の作品を製作する。
4タイトル旋盤実習(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容旋盤作業のうち、段付き丸棒の加工、テーパー加工、ねじ切り加工などの加工法を習得し、与えられた課題の作品を製作する。
5タイトルフライス盤実習(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容フライス盤作業のうち、立フライス盤を使って平面切削・側面切削などの加工法を習得し、与えられた課題の作品を製作する。
6タイトルフライス盤実習(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容フライス盤作業のうち、立フライス盤を使って平面切削・側面切削などの加工法を習得し、与えられた課題の作品を製作する。
7タイトルCAD/CAM&MC(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容CADを用いて作図を行い、それをCAMを通して、マシニングセンタを用いた加工を通して、与えられた課題の作品を製作する。
8タイトルCAD/CAM&MC(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容CADを用いて作図を行い、それをCAMを通して、マシニングセンタを用いた加工を通して、与えられた課題の作品を製作する。
9タイトル切断・穴あけ(1)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容切断・穴あけ加工について、切断機、ボール盤、タップ等の加工を利用して与えられた課題の作品を製作する。
10タイトル切断・穴あけ(2)
事前学習
事後学習
課題について調べておく
課題作成で出た問題点を調べる
授業内容切断・穴あけ加工について、切断機、ボール盤、タップ等の加工を利用して与えられた課題の作品を製作する。
11タイトルオンデマンド実習(1)
事前学習
事後学習
実習に関連した動画を視聴する。実習前に視聴するのが望ましい。
実習後の報告書作成時の参考にする。
授業内容Moodleにアップロードしている各課題に対応した動画を視聴するとともに、小テストを受ける。
12タイトルオンデマンド実習(2)
事前学習
事後学習
実習に関連した動画を視聴する。実習前に視聴するのが望ましい。
実習後の報告書作成時の参考にする。
授業内容Moodleにアップロードしている各課題に対応した動画を視聴するとともに、小テストを受ける。
13タイトルオンデマンド実習(3)
事前学習
事後学習
実習に関連した動画を視聴する。実習前に視聴するのが望ましい。
実習後の報告書作成時の参考にする。
授業内容Moodleにアップロードしている各課題に対応した動画を視聴するとともに、小テストを受ける。
14タイトルオンデマンド実習(4)
事前学習
事後学習
実習に関連した動画を視聴する。実習前に視聴するのが望ましい。
実習後の報告書作成時の参考にする。
授業内容Moodleにアップロードしている各課題に対応した動画を視聴するとともに、小テストを受ける。
15タイトル報告書作成指導・総括とまとめ
事前学習
事後学習
各課題についての振り返りを行う準備をしておく
授業内容報告書の作成方法の確認と各課題についての振り返りを行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
実習内容の見直しとともに、オンデマンド実習の導入をする。
報告書作成指導を対面で実施するとともに、授業資料と動画をオンデマンド教材としてMoodleに掲示する。
<備考>
※「ものづくり実習I(前期)」と「ものづくり実習II(後期)」を通して全ての実習課題に取り組む。

※各実習の実施順序・実施期別(前期/後期)は所属グループによって異なる。

※課題においては関連する山梨県内の製造業について紹介する。

 本実習は、全ての課題について出席とレポート提出が義務づけられてる。やむを得ず欠席する場合は、補講を必ず受けなければならない。また締切期日から遅れて提出された報告書は大幅に減点される。

本授業を受講するには、本学HP(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/4015)で紹介されている「4.学生保険制度について」で案内されているいずれかの保険に加入していること。